ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

飯豊の林道を温身平入口まで行き、秋の風景を楽しむ

2012-11-15 23:11:45 | 自然・季節
今日も、朝から雨。
通勤途上、前日との違いを感じたのは、1000m級の山々が皆、山頂が白くなっていたこと。
いよいよ冬が近づいている。

飯豊の山々の山頂が白くなっているのは、11月の上旬からだったが、この玉川地区を奥へと進んでいる途中でも、上部が白くなっているのを認めることができた。

やがて、奥に行くと、ある施設の案内がある。

梅花皮荘。

普通の人に、これは読めない。


「かいらぎそう」
と読む。
日帰り入浴もできる国民宿舎である。

そこには寄らずに、林道のような道を奥へと進む。
この道は、飯豊の登山口につながっている。

その途中で見る近くの山も、紅葉はすでに終わりを告げようとしている。

ブナ等の落葉樹林が、すでに白い幹、白い枝を露出しようとしている。

新潟県も山形県も、紅葉が美しいのは一時である。
秋の終わりには、よく冷たい雨が降り、風が吹く。
あまり晴れない。
だから、赤や黄色の紅葉も長くは続かず、すぐに、枯れた色、焦げ茶色の風景に変わってしまう。


林道をさらに奥へと向かう。
天狗橋、という小さな橋がある。
ここから見る渓流が美しい。

水は、本当に澄んでいる。


そして、まもなく飯豊山荘のそばを通る。
山荘も、もう窓に板が打ちつけられている。
冬支度は終わっている。

まもなく、登山口の入口である、温身平(ぬくみだいら)の入口になる。



もう時間が、というより秋の夕方の近づきを感じるので、車から降りたがそこから先は進まず、来る時見てきた紅葉の風景を、もう一度楽しみながら帰ることにした。

秋の終わりが近いこと、冬がもうすぐそこまで来ていることを感じながら、休日の紅葉ちょい旅を終えたのであった。
コメント
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