12㎞地点を過ぎ、いよいよ道は、去年12kmの種目に出て走ったから、知っているコースへ。
まず、この1kmがつらい急激な上りコースだ。
丸山大橋を通るために、一気に駆け上がっていかなくてはならない。
途中で給水所があるが、熱中症予防に、ポカリスエットだけでなくただの水も飲む。
さらに、筋肉痛を起こさぬように、左脚、右脚両太ももに水をかける。
かけられた水が足にも落ちて、靴を濡らし、豆のできた足を冷やしたようで、少し痛みが引く。
そうやって上って行ったが、やはり急なのぼりのダメージは大きい。
この間1キロ6分33秒もかかっている。
おまけに、脚に残していた余力まで奪われたような気がした。
丸山大橋から平野部の眺めは、非常に良い。
【3年前の春】
ただし、丸山大橋を渡ると、今度は一気に下りとなる。
急カーブで傾斜も急なのだが、脚が疲れてスピードが出せない。
それでも、まだ5分30秒前後で走れていたのだ。
平坦な道となり、ここは、土手沿いに春なら桜が美しいところ。
以前、妻と何回か訪れたことがある。
【これも3年前の春】
15㎞地点近くの高瀬温泉に給水ポイントがあったのに、16㎞地点近くにも給水ポイントが設けられていた。
今日のように暑いと、給水ポイントが多いのはありがたい。
しかし、「ここが最後の上りだよ。」と坂の入り口で係の人が励ましてくれたが、ここが確かにきつい上りだった。
そして、上り切る頃、今度は左足裏に異変が。
足の裏の皮がむけた、いや、ずれてマメができたのであった。
そのため、きちんと走れずに、痛みとの戦いとなってしまった。
ここまで来たのに…と、思いながらあまり体重を乗せないようにしながら走った。
残り約2kmは、荒川沿いを走る土手道。
その直前の橋を渡るとき、新たに具合の悪くなった人を乗せた救急車が通って行った。
今日は、暑い。熱中症になる人も多いようだ。
さて、残り2km余で目標とする2時間まで10分強。
直線距離で、ここはスパートし、ペースを上げる予定だったが、左足をつくと、痛い!
というわけで、スピードを上げられずに、一定の遅い速さで走るのが精一杯。
最後だと思って、スピードを上げて抜いていく人たちがうらやましい。
残り何百mかで、目の前には、ご夫婦で12kmを走ってきたと思われる年輩の2人が。
ゼッケン・カラーが違うので、12kmの参加者とわかったのだ。
あきらかにダンナさんの方が奥様の方に合わせ、励ましながら走っている。
「ステキだなあ。」と思ったので、「あと少しです。がんばりましょう。」と声をかけて先を急いだ。
ようやくゴールにたどり着いた。
これでもう走らなくていい、と足は悲鳴を上げていた。
しかし、悲鳴を上げていたのは足だけではなかった。
体全体だったことが後でわかった。
記録証を受け取り、タイムは2時間を1分40秒上回っていた。
やはり目標に届かなかったのが残念。
でも、よく走り切った。
預けていた荷物を受け取り、腰を下ろしてふれあいどーむ内で座り込んだ。
立って歩こうとしたら、目の前が真っ白になりそうでふらついた。
ダメだ。体すべて疲れている。もっと休まなくちゃ。
かなり長い間へたり込んだ後、参加賞のおにぎりとわらび汁をもらいに立ち上がった。
その途中、「お楽しみ抽選」の発表が掲示してあったので、「これだけがんばったのだから、何か当たっているといいなあ。何かちょうだいよー。」と思いながら掲示板を見ると、番号があった。
当たっていた。ラッキー!
景品をいただきに行くと、ランニング用半袖が当たっていた。
米や酒でなくて残念!?…とは言わない。いただいておこう。
笹川流れマラソンでは、特製の塩が当たっていたし、2回続けて今回も当たったのはうれしい。
おにぎり
と
わらび汁
をいただいた後、ゆっくり着替え、疲れを少しでもとるためにと、道を挟んで向こうにある「桂の関温泉ゆーむ」に優待券(ただ券)を生かして汗を流しに行った。
しかし、さすがに浴場は満員。体を洗う場所を確保するにも時間がかかった。
それにしても、くらくらするわ、座り込みたいわ、体は本当に疲れていた。
外は、ぽつぽつと雨が降り出していた。
雨に当たりながら痛む足を引きずり、ようやく車のところに戻り、帰宅の途についた。
最大の教訓。靴は走り慣れている物を使うこと。
ハーフでこんなにぐったりしてしまうのでは、やはりフルマラソンへの挑戦というのは難しいよなあ…と思ったしだいであった。
まあ、ゴールできたことが最大の喜びだったけどね。
まず、この1kmがつらい急激な上りコースだ。
丸山大橋を通るために、一気に駆け上がっていかなくてはならない。
途中で給水所があるが、熱中症予防に、ポカリスエットだけでなくただの水も飲む。
さらに、筋肉痛を起こさぬように、左脚、右脚両太ももに水をかける。
かけられた水が足にも落ちて、靴を濡らし、豆のできた足を冷やしたようで、少し痛みが引く。
そうやって上って行ったが、やはり急なのぼりのダメージは大きい。
この間1キロ6分33秒もかかっている。
おまけに、脚に残していた余力まで奪われたような気がした。
丸山大橋から平野部の眺めは、非常に良い。
【3年前の春】
ただし、丸山大橋を渡ると、今度は一気に下りとなる。
急カーブで傾斜も急なのだが、脚が疲れてスピードが出せない。
それでも、まだ5分30秒前後で走れていたのだ。
平坦な道となり、ここは、土手沿いに春なら桜が美しいところ。
以前、妻と何回か訪れたことがある。
【これも3年前の春】
15㎞地点近くの高瀬温泉に給水ポイントがあったのに、16㎞地点近くにも給水ポイントが設けられていた。
今日のように暑いと、給水ポイントが多いのはありがたい。
しかし、「ここが最後の上りだよ。」と坂の入り口で係の人が励ましてくれたが、ここが確かにきつい上りだった。
そして、上り切る頃、今度は左足裏に異変が。
足の裏の皮がむけた、いや、ずれてマメができたのであった。
そのため、きちんと走れずに、痛みとの戦いとなってしまった。
ここまで来たのに…と、思いながらあまり体重を乗せないようにしながら走った。
残り約2kmは、荒川沿いを走る土手道。
その直前の橋を渡るとき、新たに具合の悪くなった人を乗せた救急車が通って行った。
今日は、暑い。熱中症になる人も多いようだ。
さて、残り2km余で目標とする2時間まで10分強。
直線距離で、ここはスパートし、ペースを上げる予定だったが、左足をつくと、痛い!
というわけで、スピードを上げられずに、一定の遅い速さで走るのが精一杯。
最後だと思って、スピードを上げて抜いていく人たちがうらやましい。
残り何百mかで、目の前には、ご夫婦で12kmを走ってきたと思われる年輩の2人が。
ゼッケン・カラーが違うので、12kmの参加者とわかったのだ。
あきらかにダンナさんの方が奥様の方に合わせ、励ましながら走っている。
「ステキだなあ。」と思ったので、「あと少しです。がんばりましょう。」と声をかけて先を急いだ。
ようやくゴールにたどり着いた。
これでもう走らなくていい、と足は悲鳴を上げていた。
しかし、悲鳴を上げていたのは足だけではなかった。
体全体だったことが後でわかった。
記録証を受け取り、タイムは2時間を1分40秒上回っていた。
やはり目標に届かなかったのが残念。
でも、よく走り切った。
預けていた荷物を受け取り、腰を下ろしてふれあいどーむ内で座り込んだ。
立って歩こうとしたら、目の前が真っ白になりそうでふらついた。
ダメだ。体すべて疲れている。もっと休まなくちゃ。
かなり長い間へたり込んだ後、参加賞のおにぎりとわらび汁をもらいに立ち上がった。
その途中、「お楽しみ抽選」の発表が掲示してあったので、「これだけがんばったのだから、何か当たっているといいなあ。何かちょうだいよー。」と思いながら掲示板を見ると、番号があった。
当たっていた。ラッキー!
景品をいただきに行くと、ランニング用半袖が当たっていた。
米や酒でなくて残念!?…とは言わない。いただいておこう。
笹川流れマラソンでは、特製の塩が当たっていたし、2回続けて今回も当たったのはうれしい。
おにぎり
と
わらび汁
をいただいた後、ゆっくり着替え、疲れを少しでもとるためにと、道を挟んで向こうにある「桂の関温泉ゆーむ」に優待券(ただ券)を生かして汗を流しに行った。
しかし、さすがに浴場は満員。体を洗う場所を確保するにも時間がかかった。
それにしても、くらくらするわ、座り込みたいわ、体は本当に疲れていた。
外は、ぽつぽつと雨が降り出していた。
雨に当たりながら痛む足を引きずり、ようやく車のところに戻り、帰宅の途についた。
最大の教訓。靴は走り慣れている物を使うこと。
ハーフでこんなにぐったりしてしまうのでは、やはりフルマラソンへの挑戦というのは難しいよなあ…と思ったしだいであった。
まあ、ゴールできたことが最大の喜びだったけどね。