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私の住む町内は、下水道の整備が遅れている。
近隣の町内は、計画的に整備されていったのに、どういう訳か取り残されてしまっている。
そのために、年に1回は、側溝清掃が必要になる。
このたびは、この休みの間にやることが求められたので、「よし!」と気合を入れて、自宅前の側溝清掃に取り掛かった。
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大変なのは、この側溝にかかっているふたの取り外し。
このコンクリートでできたふたが、分厚くて重い。
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以前は、力を入れて、ぐっと起こしていたりしたのだが、そのたびに数日間腰痛に悩まされたものだった。
最近は、無理をせずに、町内に1台支給される写真のような器具を使うことにしている。
これが、まあ優れ物なのだ。
このように、先端はぐらぐらしているようなのだが、
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いざ動かすと、ブロックのふたにちょうどよくはまる。
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そのうえ、はまると、丸印の部分に体重をかけるだけで、てこの原理で簡単に持ち上げられるのだ。
しかも、先端の部分は、しっかりコンクリートのふたをがっちりとつかんで放さない。
キャスターが付いているので、ふたがちょうどよくはさめる位置まで移動するのも簡単だ。
今回も、わが家の前の側溝を清掃するために、これを使って、コンクリートのふた37枚分を外したり付けたりした。
・コンクリートのふた37枚をすべて外した。
・ふたの横の部分に付いていた土やごみを、丁寧に取り除いた。
・側溝にたまっていた泥やヘドロをシャベルで土嚢用の袋に入れていった。
・ホースでストレートに放水し、残った砂などを流していった。
・最後に、また、コンクリートのふたを37枚分、一つ一つセットしていった。
これらの作業をしていたら、側溝清掃に2時間余りの時間を要してしまった。
ソッコウ掃除ゆえに、ソッコウ(速攻)でやれればよかったのだが…。
ふう。
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でも、きれいになった。
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1年に1度の側溝大清掃、がんばりました!
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