ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

高い山でなくても、怖い山となることがある

2018-05-30 22:31:23 | 自然・季節
昨日、残念なニュースが流れた。
「五頭連峰で 2遺体発見 新潟の親子か」
というものである。
見つかった時の服装から、どうやら今月上旬に遭難したニュースが流れた父と子らしい。
親子は、5月5日に山登りをして、同8時過ぎ「道に迷ったのでビバークする」と電話があり、翌6日朝「これから下山する」と再び電話後、行方不明になっていたという。
毎日何十人もの規模で捜索していたが見つからなかったのだ。
発見された昨日は、もう3週間以上もたってしまっていた。

前にこの件をここで書いたことがあったが、残雪の残る山は、登山道が雪で隠されていたり、別な道が開けていたりして、迷いやすいのだ。
見つかった沢は、深い谷や雪渓を越えた先にあり、捜索隊が入ることができなかった沢だということだ。

登山の目的地としていた松平山は、登山道の入口には「健脚向け」と書いてあったそうだ。
ルートとしては、松平山から五頭山を回って帰ってくる予定だったのではないだろうか。
単純に五頭山の登山なら、地元の小学校だって全校登山を行い、大人と一緒とはいえ1年生でも登頂するようなものなのだが、その季節は秋だ。
その頃雪はない。
そして、多くの人が登るので迷いにくく、いくらか登りやすい山である。
やはり松平山というのは、五頭山より少し標高が高く難しい部分がある山だったのではないだろうか。

先日私たちが登ったのは、500mと少しの山ではあったが、油断すると落ちたり迷ったりすることもあるだろうと思った。
高い山でなくとも、季節や気候によって、怖い山になる。
やはりこのことを忘れてはいけない。
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