kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

鎌倉殿の13人 第38回 時を継ぐ者

2022-10-16 17:47:58 | 鎌倉殿の13人

 

ご無沙汰しております

三回忌の準備と後片付けに追われ、ダウンしてしまいました

もう、くたくた

ちょっと時間があっても何にもする気がしなくってだけで

ぐったりしておりました

 

突然ですが、以前鎌倉に行った時の写真ですが

少しは関連あるかな

 

お寺とお寺を繋ぐ道のどこかにありました

北条家の家紋(三つ鱗)の入った瓦です

 

山手から見た由比ヶ浜

 

極楽寺の階段から見た由比ヶ浜

 

 

 

 

禅興寺近くの紅葉

 

円覚寺

 

鎌倉殿にまつわる跡継ぎと我が事を比べるなんて、とんでもないことですが

最近、私の実家の時を継ぐことが気になります

父が十二代目で、私の代は十三代なのだけれどあとを取るものがいません

姉妹ふたりだけなのに、ふたりとも姓が変わってます

ただ、先祖に手を合わすことはしているつもりです

仏壇、お位牌はここに置いています

亡くなった夫はまるで養子のように、守ってくれていました

今、法事の時、お世話になるお寺さんが、寛大な方で

宗派が違っても、ひとつのお墓に入ってもいい

と言ってくださいました

なので、父はじめ、うちの先祖と夫は同じお墓に居ます

このお墓も亡き夫が準備してくれたものです

夫には兄がいるので、夫のふるさとのことは大丈夫なんです

 

さて、この後です

息子たちはどうするだろうか

それとなく、頼んでいるのですが…

 

要らぬ長い前置きになりました

 

北条時政さん、

政子、義時、実衣の父の姿は優しいお父さんでしたね

 

あんだけ振り回された妻、りくの行く末も案じていた

 

「あとは託した、北条、鎌倉を引っ張るのはおまえだ」と

和田義盛に義時へのことづてをした

ただ和田さん、何だったか忘れてしまって…

あの時横で一緒に聞いていた実朝がしっかり伝えてくれました

 

その実朝に時政は

「無理強いをして申し訳なかった

実朝殿の芯の強さ、感服いたした

頼朝殿を越える鎌倉殿になられますぞ」

 

そのあと、時政は自刃しようとしたが、八田知家に止められ

その後、伊豆へ送られることとなる

 

”二度と義時と会うことは無かった”

 

と、解説者の長澤まさみさんが言いました

 

時政と義時

伊豆へ送られる父とのお別れの時、鴬が鳴きましたね

時は元久二年(1205)閏七月

 

角川書店の歳時記には「笹鳴」は冬の鶯がチャッ、チャッと

舌打ちをするように鳴くと載っていました

餌を求めて山を下り人里で暮らすとも

閏七月にも笹鳴するのかも…分かりません

 

りくの所には、政子と実衣が別れを告げに来て、感謝の意を示しました

 

それから、義時の三番目の妻ののえが、りくにアドバイスを求めた

北条の家族と上手くやる秘訣

 

「ひとつ、無理に馴染もうとしないこと

ふたつ、北条のひとりであることを誇りに思うこと」

 

すばらしい~!

 

なんと、りくも命を狙われました

刺客は善次の弟子のトウ

義時の手下のはずだから…

 

三浦善村の配慮で未然に防げましたが、ほんとに鎌倉は恐ろしいです

 

「これより、この北条義時が執権・時政に変わり

鎌倉の政を取り仕切る」

 

と、宣誓しました

 

そして、ちょっと頼りない様な雰囲気のある源実朝は

芯の強い、且つ優しい人柄だと分かりました

また、母政子の見出した和歌を詠む才能

これがこの後開花するようでとても楽しみです♪

 

 

 

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鎌倉殿の13人  第37回 オンベレブンビンバー

2022-10-02 17:43:53 | 鎌倉殿の13人

 

「オンベレブンビンバー」

ドラマを見て初めて何なのかが分かりました

 

はは~ん、三谷幸喜さんはここでずいぶん

悩んで楽しんで生み出したんやろな~

 

時政「オンベレブンビンバー」

 

政子「フンダラホンダラゲー」

 

義時「ピンタラポンチンガー」

 

考えて考えて、実衣は全成を回顧しながら

「フンタラクーソワカー」?

しっかりと聞き取れませんでしたが、こんな感じで

家族の意見が整いました

 

時房は残念ながら、発言権を奪われました、可哀そう~

 

≪オンタラクソワカ≫

これが正しいと、解説者の長澤まさみさんが教えてくれまして

安堵の胸をなでおろしておりますが

同時に、暴力的な呪文だと思いました

 

いつの間にか、時政は鎌倉では疎まれる存在になってしまったよう

 

世間は、尼御台を執権として見ている

意見書もほとんどが尼御前に宛てたもの

まだまだ前に出てきている政子ではなく

優しい母、みんなの母、悩みを聞いてくれる人

そんな風に、描かれていますよね

 

 

さて、時政の後ろにはりくが居る

りくは、時政そして子や孫に鎌倉の実権を握らせようと

考えることがエスカレートしてしまっている

 

政範が京で急死し、失意のままに今度は娘婿の平賀朝雅に期待を繋ぐ

更にその先までもくろんでいるとは

りくは正気を失ってしまったのかもしれないな

 

時政はりくの通りにすれば、必ず破綻することを分かっていながら

りくの言う通りにした

義時は、謀反であり、決して許す訳にはいかないと

泰時を連れ、向かった

 

その頃時政は、自分の屋敷に招いた実朝と対峙していた

 

りくさん、何でこんなこと思うんでしょうか

出世は、魅力的なのかなあ~

着物にしても、鎌倉殿の妻である政子の姿に嫉妬していたし

強欲な女性と言っても言い過ぎではないですよね

亀の前さんと頼朝の関係も

黙っていてもいいのに、政子に告げ口したのは悪気を感じます

亀の前の館は全焼してしまったし

 

時政さん本当は、りくさんや子供と

穏かに暮らしたかったのでは

可愛くて京の女性である自慢のお嫁さんが

強い女性だったがゆえに、どんな望みも叶えているうちに

泥沼にはまってしまったのか

御両人、ちょっと不運だったかな

ひょっとして、坂東に源頼朝がやって来たのがそもそも悪かった?

頼朝のせいかなあ~

 

さあ、時政とりくはどうなるのでしょうか

 

 

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鎌倉殿の13人 第36回 武士の鑑

2022-09-24 22:19:48 | 鎌倉殿の13人

 

 

畠山重忠は武士の鑑

 

13人のひとりである御家人、畠山重忠

 

とっても真面目で、武道に秀で、教養もあるので、信用も大きくなった

 

ドラマの中で誰もが言ってました

 

見栄えがいいから、先陣に立つようにとの命令もありましたね

 

和田義盛は、畠山に自分の香りを感じると言ってます

 

感じます?

 

御家人とは、鎌倉殿と主従関係を結んだ武士や文官

 

主従関係は「御恩と奉公」で成り立つ

 

御恩は所領の安堵、奉公は戦の時には出兵、馳せ参じる

 

特に鎌倉殿の「家人」には鎌倉殿への敬意を表して

 

「鎌倉殿御家人」と呼ぶ

 

区別され、特別階級だったんですね

 

それなら、「御恩と奉公」も固いものになるはず

 

頼朝が亡くなってから乱れ乱れて、

 

権力争いが続く、仁義なき戦いに明け暮れている鎌倉

 

 

 

「畠山重忠の乱」

 

なんでこうなるの?と思う「乱」でしたね

 

どこに殺される理由があるの?

 

畠山重保、稲毛重成も殺されてしまった

 

何がなんやら分かりません

 

 

 

 

和田義盛が、畠山の陣地に赴き、戦はやめようぜ

 

一対一で話し合う

 

畠山は「筋を通すだけ、戦など誰がしたいと思うか!」

 

交渉は決裂した

 

 

畠山重忠が、一本の鏑矢を放った

 

これは戦の始まりを知らせるものなのですね

 

ロケ地は、富士宮市、伊豆の国市みたいです

 

見事な風景ですね

 

 

畠山重忠と北条義時と一騎打ちとなる

 

義時は馬上から馬上の重忠に飛びかかる

 

え?ぼかぼかとふたりの殴り合い

 

それはまるで、親友同士が校庭かどこかで、喧嘩をしているよう

 

 

畠山が謀反人ではないことに、御家人たちは気付いている

 

畠山は、皆の気持ちを知ってか知らずか

 

自分の疑いを晴らすことに駆けずり回ることもなくここに来た

 

一騎打ち、畠山が脇差を義時の顔か首か、振り下ろした

 

でも、外れた

 

いや、あえて外した

 

充分義時に留目を差すことは出来たはずだが…

 

義時は、恐怖におののき震えていました

 

畠山はここまででいい、と思ったんでしょうね

 

笑っている重忠が、とても悲しそうです

 

潔い、武士の鑑でした

 

武士の情けも感じました

 

 

 

 

政子から、武蔵の所領の分配をしないと混乱しますと言われた

 

義時、「すでに混乱の極みです」

 

義時は、父であり執権である時政の処し方を決心したようだ

 

政子には、実朝が成長するまで執権を務めてほしいと言った

 

政子は、弟は怖い人になってしまったと、気付いた

 

確かに、義時は恐ろしいことを考えている

 

いい人に見えて「いい人」でなくなったの

 

紙一重のところ

 

畠山重忠の乱に繋がるところで、畠山氏の身内が殺された

 

次は、父であり執権である時政の処し方を決心したようだ

 

それは、怖ろしいことですか

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第35回 苦い盃

2022-09-17 18:20:29 | 鎌倉殿の13人

 

 

鎌倉殿が発足してから御家人の家族も、親子孫と続いてきた

 

中には途切れてしまったお家もありますが

 

この間テレビでとある関西の歴史家さんの話を聞きました

 

「鎌倉は、ほんとに怖いところです

仁義なき戦いに明け暮れている、或いはゴッドファーザーのエリア」

ま、東西どちらもええとこ、わるいとこありますけど

 

改めて思うのは、戦さを終わらせ、260年ほど続いた江戸幕府、すごい

 

鎌倉殿は今三代目

 

北条も執権として時政、この先義時、泰時と三代執権となるのだろうか

 

更に、政子のこの先どうなるのやら

怖い女性だけではない

子を思い、穏やかな世の中を望んでいるように見えますが…

 

また、新たに現れた女性がありますね

 

のえさん

義時に近付き、取り入ろうと、うごめいています

義時には機嫌を損ねないようなことを言っていましたが

その裏、というかちょっと探ればすぐ分かる本性

泰時は、見た!

 

のえが周知の仲らしき女性たちと酒盛りをしている

行儀、悪い

粗暴な言葉で話す、しかも義時の悪口

明らかに、上手く取り入り伴侶となろうとしている

「必ず男子を生む」

言ってましたよね、このバックには…

 

泰時は父がこの人を妻に迎えることを断じて反対した

そら、そうですよ

次回、明らかになるのでしょうか

 

 

それから、

後鳥羽上皇のいとこ 千世

源実朝との婚姻が決まっていた

北条政範は、千世を京まで迎えに行く命を受けた

ところが政範、京で急死

明らかにおかしい

千世は、鎌倉に無事到着したが、政範は遺体すら帰って来なかった

 

りくは悲しみと憎しみが頂点に達しただろう

 

鎌倉ではそれぞれに、政範の死について詮索をし始めた

 

畠山重忠の息子の重保は知っていることがあった

・政範は京での酒宴で亡くなった

・京都守護職の平賀朝雅(ともまさ・時政の娘婿)

この人が、「政範の食事に毒を盛った」と言っているのを聞いた

 

重大なことを聞いていたのだ

でも、これがその後の畠山の運命を変えた

 

平賀は重保に指摘され、窮地の保身のため、逆に

「政範は重保に毒をもられたのでは」と、りくに言った

 

それを信じたりく、夫の時政に畠山を討ってと頼んだ

時政は例の如く、りくには頭が上がりませんから(>_<)

 

義時は政範殺しの犯人を突き止めたい

・亡くなった政範を鎌倉へ連れて帰らなかったのが、怪しい

毒で顔色が変わってるのを見られないためか

平賀にこう言って迫った

 

ただ、平賀は後鳥羽上皇の近親者なので、下手をすると

京を敵に回すことになる

 

義時は、三浦善村にも相談した

適当なところのある三浦だが、やはり心を開く事の出来る親友なのだろう

 

あれ、どんなアドバイスだったかなあ~忘れました

印象的なのは、もう妻みたいに振舞ってるのえさんへの評価

 

三浦善村は、見逃さなかった

たとえば、裁縫していたという、のえの指にはご飯粒が付いていた

「うそだろう、にぎり飯でも食べてたんだろう」

のえは、自分を飾るなあ~

ほんとのこと言えばいいのに

善村は、のえは嘘で固めた人間だ、と思った、と思います

 

さて、実朝がどうも浮かない顔をしている

実朝と幼なじみの泰時も浮かない顔だった

 

実朝が泰時を散歩に誘った

行先は和田義盛と巴の館だった

鹿鍋かな♪

 

 

鹿肉、私はあまりいい印象は残っていません

数年前ですが、閉店セール的な催しをしているとある農協に行った

 

もう遅掛けだったのですが、鹿肉のシチューというメニューがあった

夫とそれを注文しました

硬い、塩辛い、風味が…?

やっぱり売れ残りやったんやなあ~と苦笑いでした

それ以後、鹿肉を食べる機会は、今もない(^-^;

 

脱線しました<m(__)m>

 

和田は、巫女さんの所へ実朝と泰時を連れて行った

 

歩き巫女というらしい

 

実朝と泰時は、見てもらった

 

実朝が

「妻をめとった

私の思いと関わりのないところで、全てが決まった」

とおばば(巫女)に打ち明けた

 

その返答は

三谷幸喜さんがおばばに乗り移って言った

私達への言葉なんやろなあ~

 

「悩みはどんなものであっても、

はあ~るか昔から、同じものに悩んできた

 

これから先も…

悩みとはそういうもの

おまえひとりのものではない」

 

確かにね~ 辛いな…

 

おばばからのワンポイントアドバイスもありましたね

 

 

巫女「双六、苦手だろう」

泰時「苦手というか、双六をすると具合が悪くなる」

 

実朝に

「雪の日は出歩くな、禍が待っている」

これは不吉な…

 

楽しく酒盛りをしていたが八田に見つけられ、館に無事帰りました

 

気晴らしにはなったのでしょうね

悩み多き若者ふたりの息抜きできるいい場所なったような

そうそう、お神酒徳利のようにいつも泰時と連れ立っている鶴丸も

来てましたね

あの子、占ってもらえなかった…

 

幼い頃、八重が川で流され亡くなったあと、

金剛(泰時)と鶴丸は義時の右腕と左腕に同時に抱えられ、家に戻っていった

あの後姿に、より寂しさを感じました…

 

 

さあ、畠山を討つのを急かす、りく

それは無理のし過ぎでは、と一応なだめる時政

父時政の、畠山討伐を阻止はする義時だが…

 

 

武蔵の国で二人だけで会って、盃を交わした

出来る事なら、話したくない、避けて通りたいこの場、

沈着冷静な畠山が、強く出た

 

「私をあなどるな、数は少なくとも自分なりの戦いをする」

畠山重忠は義時の顔を凝視し、

父時政につくか、畠山につくかと迫った

 

「北条のじゃまになるものは必ず、退けられてきた

【鎌倉のため】

とは、便利な言葉だ」

 

「本当に鎌倉を思うなら、あなたが戦う相手は?

あなたは分かっている」

 

 

 

 

(畠山の領地は今の埼玉県深谷市だとか

前回の大河ドラマ「渋沢栄一」この方の故郷ですね)

 

 

 

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鎌倉殿の13人 第34回理想の結婚

2022-09-11 00:20:00 | 鎌倉殿の13人


「世の中は常にもがもな渚漕ぐ

あまの小舟の綱でかなしも」

小倉百人一首 鎌倉右大臣




家にある歌留多です

これを使ったことありません

字が分かりません



これは、子供の頃よく使いました
ぼんさんめくり、中心です



孫が来た時にと去年買いました

ぼんさんめくりオンリーです





源実朝の詠んだ和歌の終わりの

「綱でかなしも」

この最後の七文字だけ、記憶に残ってました
「つなでかなしも」が好きです


実朝は、天性の歌人と呼ばれいるとは知りませんでした


"ててててて ててててててて
ててててて……"

と、三善康信に初めて和歌の手ほどきを受け、

家庭教師の源仲章に習いまた、藤原定家に師事したこともあったそうですね

和歌は母、政子の願いでしたよね
政に翻弄されることを好まなかった

でも、和歌だけにどっぷり浸かる実朝ではなかった

乗り気でなかった政治にも、次第に力を注いだ

和歌や蹴鞠を朝廷側とのコミュ

ニケーションの手だてとし

鎌倉を豊かにしようと努力した

穏やかで思慮深そうな実朝ですよね

でも周りは相変わらずですね

ざわざわして、政子は心穏やかではなかったと思います

祖父の執権時政が、前に出てます

時政の後ろにははりくが、強いですしね

でも、役目を持って京に行った時政の息子が、急死

暗躍してるのが源仲章

あんなに簡単に暗殺するなんて


13人の中の文官たち、時政には業を煮やしてますね

義時を自分達のほうへ引き入れたい

もう、御家人の間だけでなく

北条家まで分裂するのですか?

それは避けてほしいなあ

今回、和田義時さんちで鹿なべをした、実朝も一緒に

実朝が楽しそうだった

実朝さん、皆に寄り添おうという気持ちが感じられました🎵

穏やかなお人柄なのかも

次第にまつりごとにも力を発揮したということですし
これからの実朝に注目ですね

巴さん、鹿の真似見ました
鹿、そんな顔やったかなあ
思ったけどテレビで鹿を見て納得

木曽義仲とは悲しい別れでしたが、和田さんと楽しいご夫婦にる
なられたのが、よかった🎵
末長く💕


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鎌倉殿の13人 第32~33回

2022-09-02 17:37:21 | 鎌倉殿の13人

 

32回  災いの種

 

「わしが死ぬと思っておったな、

この頭で分かった、父上の時と同じだ」

 

 

 

 

頼家の回復は順調で、傍の者を驚かせた

 

と共に、北条はじめ御家人たちは

まずいことになったと慌てふためいている

 

母親の政子すら、意識が戻ることなんか考えていない

 

その間に比企能員が討たれ、一族も討たれた  

館も焼け落ちている

義時の指示だ

 

力を持った御家人だったのに、あっという間に滅びてしまった

 

そういえば、織田信長もあっという間に討たれましたね

本能寺近くの二条館にいた、長男?も討たれ、

安土城も炎上してしまった

 

不意打ちには勝てない…

 

さて、元気を取り戻したとはいえ、ふらふらするのか

頼家は、まだ寝床を離れていないようですが

周りの者がそう仕向けてる節もありますね

 

頼家の目力はすごいです、部下を睨みつけて命令しています

 

 

 

母、政子の目によく似ている

(小池栄子さんと金子大地さんが似てる)

 

 

まだ若いし、そこここに粗削りさが見えるんですが、

首位奪還してもいいですやん

と、頼家を気に入っております、ドラマですけど

 

もう一度、頭の中を整理しなくては

 

頼家  頼朝の嫡男  後ろ盾は比企

  千幡  頼朝の次男   後ろ盾は時政 

 

 一幡  頼家の長男  後ろ盾は比企 

善哉  頼家の次男  後ろ盾は三浦

 

 

今回の善児は違っていた

弟子のトウと比企の館から一幡を連れて逃げていたのだが

義時がやって来て一幡の命を取るよう命じられる

 

「出来ねえ」

 

善児は、一幡が自分を好いていてくれるから出来ないと

涙を浮かべていた

 

しかし、一幡は災いの種だと容赦せず暗殺を命ずる義時

 

 

 

ロシアとウクライナ

兵士の中には意に反する戦争を拒めない人もいるだろう

 

 

 

鎌倉殿の13人の合議で、頼家は要らない

災いの種と言うのがおおかたの意見

 

反対の者も幾人かいるようだが、口には出せない

 

そんな中で北条泰時は、父のやり方をどうしても承服できない

 

そして、哀れだったのが、仁田忠常

頼家から「時政の首を持ってこい」と言われ、

北条と頼家の板挟みになり、自害してしまった

 

義時に、話があると相談を頼んだ時、「あとで」と

むげに断られた仁田

もし、あの時聞いて貰えていたならば、また違った答えがあったのでは…

 

 

頼家は、北条への敵意がどんどん膨らんでいった、当然ですよね

 

母、政子にも

「近寄るな おまえもだ 北条は絶対許さん!」

 

源義経が頼朝の館へ来た頃、

何か辛かった時、政子に膝枕を頼んでいた

ほっとしたように笑顔を見せたのは、母のように甘えることが出来たから

 

そんな政子の姿もありましたよね

北条政子は歴史上重要人物だということしか知らないのですが

 

乳母夫制度が、母らしさ、子供らしさを取り上げるのかも

 

 

 

結局、頼家は強引に修善寺に送られた

 

義時の言う、その理由はこうだ

「仁田忠常に、時政の首を取れと命じた、

感情に任せたそのひと言が、

忠義の武士である仁田を自害に追いやった

同じようなことが起きてはなりません

鎌倉を離れて頂きます」

 

そして、千幡が鎌倉殿の三代目となった

 

 

 

ところで、頼家の羽織っている帷子と言ったかな?

 

 

 

このドラマの中にもきらびやかな衣装を次々、見せてもらえますが

この頼家の紫色の帷子がいちばんいいなと思います

 

薄物で、紫に少しだけ金の刺繍

色合いは父頼朝の雰囲気を引き継ぎ、白、紫、少しの金色

 

衣装係さん、深~く考え込んで作り上げられるのでしょね

このドラマで使ったら、あとはどうなるのかな、もう使えないですよね~

 

ほんとに大河ドラマの衣装は大きな見どころですね

 

 

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第33回  修善寺

 

源実朝が三代鎌倉殿となった

 

幼い男の子です

 

死の淵から戻った頼家は、修善寺へ

でも、まだ鎌倉殿の座を譲った気はない

 

鎌倉では実朝の「政所はじめ」が執り行われた

 

実朝は亡き頼朝の次男(千幡)だが、乳母夫は北条時政で

その場を取り仕切っていたが、りくさんのパワーを感じます

 

とにかくこの頃になると、一歩か二歩か知りませんが

前に出てきた北条氏が鎌倉殿の13人、から引くことの数人かに

疎まれ出した

 

後鳥羽上皇はじめ、京のお公家さんからも敵対視されていた

 

そんな中、鎌倉殿の7人の談義ではこう答えが出た

 

「頼家を殺す、鎌倉殿は二人いらない」

 

頼家は、修善寺で朽ち果てる気はない! と言っている

 

もしも、修善寺で穏やかに暮らそうとしていたなら

命は助けられたかも

でも、兄の頼朝に殺された源義経を思い出せば、

やはり、静かに暮らすなんて出来ない人達かも

 

源氏のてっぺんに座す可能性を持ったサラブレッドですものね

ふたりとも…

 

これが、ふたりの生き方なのかも…

 

 

三代目鎌倉殿の帝王学が始まりました

 

朝廷の文官三善康信による、「和歌の授業」

韻律に載せて

 

♬ ててててて ててててててて ててててて

 

一旦区切って

 

ててててててて

ててててててて

 

実朝がうっすら笑顔を浮かべ聞いていた

楽しく学ぶ  いいことですよね

 

そんなところへ、京の朝廷からやって来たのが

源仲章

「儒学」を教えるらしい

 

五常(仁・義・礼・智・信)という特性を拡充し

五倫(父子・君臣・夫婦・長幼・朋友)という関係を維持する

???

 

 

修善寺の頼家

後鳥羽上皇に「北条追討」の院宣を願い出ようとしている

 

と知った義時は、保留中だった「頼家を討つ」と

結論を出した

 

息子の泰時は「父上は間違っている」と言い放ち修善寺に向かう

頼家に逃げるようにと言うが、逃げようとしない

 

一方、義時は頼家暗殺を、またあの善児とトウに頼んだ

善児か~もう絶体絶命ですね

 

頼家の館で、猿楽が催されたのだが

 

善児は、その猿楽師のひとりに混じっていた

 

泰時が見破り、頼家は屏風の後ろに隠れたがだめだった

 

善児に抗う頼家は、強かった

この俳優さん、殺陣が上手ですね、まだ新人側の人と思うのですが

キレキレの殺陣は良かったです

 

あと、ひと太刀で、善児が倒れると思った時、

トウが頼家の背なかをひと突き

 

トウはその後、父の仇と言って瀕死の善児を一刺し

驚いた展開でしたが、父って?

 

善児は何人も殺してるので、ん~?

北条宗時の隠し子? 伊東家のだれか?

ほんとに、主人を何人か替えても絶対服従だった

 

ただ、一幡を殺せと言われた時…

じんと、きました

 

 

一幡も、鎌倉の館から逃げたあと、

きっと幾ばくかの心の拠りどころを善児に見つけたはず…

天国でいっしょにぶらんこに乗ってるといいな

 

 

しまそだちさん(よく読ませてもらってるブロガーさん)、

仰るとおり、また今回も死んでいく人がありましたね

虚しい

 

頼家のお墓のあまりにも質素なのに愕然としました

いちど、訪れて手を合わせたい

 

 

 

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鎌倉殿の13人

2022-08-20 22:21:23 | 鎌倉殿の13人

 

第31回  諦めの悪い男

 

頼朝が亡くなって以来、鎌倉はもめ事が絶えない

 

頼家が二代目鎌倉殿となっても、御家人の間に不満が爆発している

 

 

そんな折も折、頼家が倒れ意識不明となる

 

ちょうど、義時が比企能員との話し合いの場を

 

頼家に聞いてもらえば片が付くだろうと目論んだのだが

 

その場に頼家は来れるはずもなかった

 

どのような病気なのか、まだ若いのに

 

そして、頼家の回復は望めないと判断されてしまった

 

後継者はだれだのかれだのと、御家人たちが騒ぐ

 

すなわち、自分が権力を掴めるかどうか、ということだ、それが…

 

「乳母夫」

 

この役目は御家人にとっては魅力的なようですね

 

この乳母夫を切り札にする御家人、そのラインナップは

 

比企  一幡の乳母夫

三浦  善哉の乳母夫

時政  千幡の乳母夫

 

鎌倉殿三代目の後ろ盾として政をする立場になれる

 

もう、その子が鎌倉殿に相応しいかどうかは二の次みたいですね

 

 

この権力争いに、激しく出て来ているのが比企能員

この方、したたかやなあ~なんて思います

頂点に立つため、どんなことをするか分からない

 

先週、義時が比企に最後通告でしょうか

 

「最も鎌倉殿に死んでほしいと思っているのは、あなたです

意のままにならない鎌倉殿(頼家)にもはや用は無い」

 

比企の心情をこう分析し、悪い根を断ち切ると言い放った、義時

 

そして、和議をすると偽って、時政の所へ呼び、討ち取った

 

んん~義時も考えることが~変わって来ましたが…

 

泰時(金剛)は、父義時の変わり様を敏感に感じています

だから反感を持つようになりました

 

「父上は北条を守るために手段を択ばない、この頃どうかしてる

母の気持ちも考えてあげて下さい」

 

でも、泰時は、不本意ながら比企の館を攻めることになった

 

梶原景時が、いよいよ京へ発つという時、義時に

あろうことか、善次や女性のトウを譲ると言った

影武者というか、くノ一というか

 

このふたりが、比企の女性たちを討ち取ったのだろう

もちろん、義時の命を受けて

 

御所に戻った義時たち

政子には、すべて決着といい

一幡は、行方知れずと報告したが…

 

ここで、また一大事が!

 

先週と同じパターンでドラマは展開

予期せぬことが起こった

意識不明だった頼家が、元気を取り戻したというのだ

 

頼家の回復は望めないと考えていた北条の皆が頼家の寝所に向かう

 

「一幡やせつ(側室)に会いたい」

と言う頼家の口調はしっかりしている

 

自分の頭に手をやれば、剃髪!

 

それはそれは、驚いたでしょうね

 

いつの間に、なぜ、誰が自分の髪を剃ったのか?!

 

頼家は剃髪の意味は知っているでしょうし

 

さて、頼家はどうするのでしょうか

 

あの目力、ブレない態度、期待します

 

 

 

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鎌倉殿の13人

2022-08-14 17:19:37 | 鎌倉殿の13人
第30回  全成の確立
 
結局、少しの油断が命取りになったのか
全成は回収仕切ったと思っていましたが
呪いの人形が、一体、御所の縁の下に残っていた
誰が拾い上げたか、人形は上層部に申告された
比企はまず、鎌倉殿・頼家に見せた
大江は、慎重に方々に聞いて回った
義時は全成と実衣に聞くと同時に
「決して認めてはなりません!」
北条大事は分かります
こう言ってでも、身内を守らねばならない
父、時政の方が、本当のことを言ってしまいそうでしたね
比企は、全成の家宅捜査をした
呪詛のための人形や、その他の道具を見つけ、言った
「鎌倉殿を、これで呪い殺そうとしたのだ」
義時、時政、政子、この状況を乗り切ろうと四苦八苦だ
北条は、大ピンチが訪れている
時政の妻、りくが全成に頼家に呪いをかけるよう言い、
時政は、りくに頭が上がらないから、ずるずるっと
全成は拒みたかったけど、実衣は半ば賛成だったかな
義時は、そこをなんとか救おうと一生懸命だ
義時、いけないことに加担してるんですけど…憎み切れない…
頼家の御裁きがおりましたね
全成は、流刑
この方まだ若者ですけど、宿老を前にして、こういう時
びしっと、ブレないなあ~ 



やっぱり、サラブレッドなのでしょうね、すごいなあ
近頃は13人の会議、なかなか全員集まらなくなっていた
今回の議題は「御家人たちの所領の再分配」
沢山来ている不満の「声」
もう、文机からこぼれ落ちそうです
頼家が、先週のドラマの時だったか、
ふたつの所領の真ん中に、ズバッと一本縦線を引いた
で、等分にして完了
これでは不服がでても致し方ないですね
所領(広い)→→→所領(少ない)
所領は手柄を立てると増える
所領は命より大事なもの
簡単に動かされては、元々所領の広い者ほど文句をいうだろう
さあ、どう結論を出すのでしょうか
義時は、この策は頼家が何かを試しているのでは
主だった御家人が自分に従うか否か、見ている
と考えた


早速頼家が比企に所領を差し出すようにと言うと
比企は激怒、そして…
全成のいる牢屋に比企が来た
何やらがちゃがちゃいう袋を放り投げ、頼家を呪えと言う
袋の中身は、のみやら木切れ
人形を彫る道具だ
更にこの先の大悪巧みがあった
全成がまた人形で呪いをかけようとしていると訴えたのだ
何故か八田が結託している
最期の全成は神がかっていた(お坊さんですけど)
打ち首の場で、呪文を唱え続けていた
すると、雷雨が激しくなる
更に激しく唱えると、雨も激しく降り、雷も激しく轟き
辺りは真っ暗になった



そして、大きな雷鳴と共に近くの木に落ち、なぎ倒した
一度目の振り下ろされた太刀筋は外れた
あとは、八田自ら首にとどめを刺した
すると、雷雨は収まり青空が出たという
義時は、このいきさつに比企が動いていることを突き止めた
「もっとも鎌倉殿に死んでほしいのは、あなたです
この様なことを二度と起こさないため、何をすべきか!
悪い根を断ち切る、この私が!」
ああ、これで比企も終わりか…
と思ったのですが、またしてもトラブルが!
頼家が倒れた
この事を突然伝えられた義時は呆然と立ち尽くした
 
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鎌倉殿の13人

2022-08-07 18:15:00 | 鎌倉殿の13人

第29回 ままならぬ玉

梶原景時が頼時の軍に討たれ
三浦義澄と安達盛長は病死
中原親能は亡くなった三幡の乳母父だったので出家

こうして、当初の13人のうち
4人が、抜けてしまった

頼家をコントロールする力は
どの程度小さくなったのだろうか
ともあれ、頼家の勢いは増したように見えます

「これからは好きにやらせてもらう」

頼家はいい放った
また、正妻のつつじさんが男の子を生んだ
「善哉」と命名

小豆を煮てお砂糖であま~くして…と一番に想像しますが
当時のお名前には、あったようで
乳母父の皆様、我こそと、お家を持ち出す
また、血なまくさい事にならないといいのですが…

宿老たちを統べる立場の義時、
父の時政もりくさんに悪知恵を吹き込まれ
鎌倉殿にしばらく病に伏せって頂きたい
何とまあ!
全成は鎌倉殿への呪詛を頼まれたが気は進まない様子ですが
そんな心穏やかならぬ時、
たまたま、蹴鞠をする頼家と
義時と蹴鞠の指南役、平知康の
姿を古井戸のそばに見つけた
こっそり見ていた全成

ところがえらいこっちゃ!です
平知康が蹴鞠を追ったは良いが
井戸にはまった❗️
それで助けようとした頼家も
引きずり込まれた

もうとても陰で見ておられず
全成は助けに入った

どうやら無事救出
呪詛する筈の相手を全成は助け上げたんですね♪

もう、全成に頼家を危うくする気持ちはない!
実衣も一緒に喜んでくれたのが
よかったあ~💕

ところで事の発端の蹴鞠は拾えたのか?
拾えなかったのかなあ?

拾えなかったと言えば、呪詛に
使うヒト型がひとつ

まだ拾え切れてなかった
誰か、拾いあげてしまった

全成は必ず疑われる
気の弱い、優しい人なのに…


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鎌倉殿の十三人

2022-07-29 19:09:00 | 鎌倉殿の13人
第28回 名刀の主

回が進むたびに、命を落とす人が出て、悲しい限りです

今回、クローズアップされた梶原景時
白なのか黒なのか?
得たいの知れない方ですね

この方、坂東武者出身やったかなあ?

始めの頃のこの方は?
探してみましたら、第5回に
相模の豪族、大庭景親の家来で
登場してました、平家側ですね

その後、「石橋山の戦い」の最中、
洞窟に隠れていた頼朝達を見つけたけれど見逃した梶原景時
ここで強い印象を残しました

後で、頼朝は神に見守られてる
景時はそう強く思ってたと言うてますね

梶原景時は相模の豪族で、
始めは平家側
大庭方として頼朝方と交渉に臨んだり、重要なポストだったみたいですが…

よく分からないですが、
あの、水鳥の群れが突如飛び立った
羽音のすごさで勝利した
富士川の合戦のあと、どのくらい経っていたのか、
景時は頼朝側に移り侍所の所司になってます

その後も、なんか、なんか、おかしいなあ~と思えるのですが、
とうとう鎌倉殿の十三人の中の
トップになってました

最後まで味方かスパイかと思い続けてます

無口で何を思ってるのか
スパイ的
何事にも厳しい
知識人
切れ者
心を開かない
友達つくらない
お世辞は言わない

色々書きましたが、根っからの武士で
不器用ですから…景さん😔

最後は金剛らに追わせた

忠臣は二君に仕えず

鎌倉での最後の時に言ってましたね

それと、私の勝手な思いですが
本当は京都へは行きたくなかったのでは?

後鳥羽上皇の元で何が楽しい!
そう思ったかもしれません

三谷幸喜さんは、皆、美しく散らせてあげますね~




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