名古屋国際会議場の中庭には真っ白な騎馬像が立っています。
これは、1989年(平成元年)に名古屋市制100周年記念として開催された
「世界デザイン博覧会」 の「創造工房 東海銀行館」 に出展されたものです。
イタリア・ルネッサンスのレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノ領主の命を受け、
「フランチェスコ・スフォルツァ将軍」 の世界最大の像の製作に取り組んでいました。
馬だけの粘土像は完成したものの、折からの戦争で
ブロンズ像の鋳造は断念され、後にはその粘土像も壊されました。
そんな、幻となった 「スフォルツァ将軍像」 を後世に残された様々な資料をもとに、
強化プラスチックで完成させたのがこの像です。
今なら、ブロンズ製も可能なはずですが、そうすると像の重みで脚部が重量に
耐えられないことが分かり、強化プラスチックになったそうです。
高さ : 8.3m
幅 : 3.6m
全長 : 8.8m
たいへん、巨大な像です。
出来れば、なぜ!名古屋100周年にこの像が選ばれたのか? 知りたいな…
↑サマヴァール : ロシアの湯わかし器
↑ 上 : ガラヂェッツ塗りのカッターボード
↑ 下 : ホフロマ塗りのお鉢
どちらも美しく緻密な塗りですね。
これらもロシアの有名な工芸品だそうで、やはり
リャビーナで見ました。
お鉢はなんだか、日本の漆器を思わせます。
↑ ロシアの歴代大統領のマトリョーシカ
↑ これ、ウォッカだそうです。
寒いロシアの人々はこれで温もるんですね。
民族衣装も、
チェブラーシカも、
魅力いっぱいのお店でした。
ロシアの工芸品 「マトリョーシカ」
まだまだ、色んな可愛いマトリョーシカや、
ちょっと変わり種のマトリョーシカがありました。
ここは、 リャビーナ
ロシアと日本の工芸・雑貨・器&カフェのお店です。
インターネットでも、店頭でも買い求めることが出来ます。
いちど、のぞいてみて下さいな、楽しいですよ
桂離宮に入ると、飛び石、石畳が随分と多いことに
驚かされます。
しかも、様々な形で。
例えば、「真・行・草」 に基づき作られたという飛石
だったりします。
また、池には土橋や石橋がいくつも掛かっています。
桂離宮は、池の周りに書院、茶室、お堂が配され、
その間を飛石、石畳、それと土橋や石橋が繋ぎ、
見る位置により変化する景色を愛でる事の出来る
回遊式庭園です。
40名位の参観者が、案内の方について移動していくため、
とにかく列から遅れないよう進まなくてはならないので、
移動中は、立ち止まって写真を撮るのは難しく、
その上、足元に注意を払っていないと、
飛石につまづいたり踏み外して危ないので、
辺りの景色を見るのに、キョロキョロもしにくいし、
ゆっくり見る余裕がなくて…
その辺が、心残りと言えば心残りです。
一度行っただけでは、桂離宮の良さを見尽くすことは
出来ないようです。 でも、
一度行っただけでとても素晴らしい所だと分かりました。
書院に続く飛石
形、色、大きさの違う石が巧みに組み合わされています。
ところが表面は平らになる様に並べてあります。
水はけを良くするために、石畳の両端が低くなっています。
池のそばの築山、そこへ続く石畳
この茅葺屋根の門の奥に、正面玄関にあたる、「御輿寄・おこしよせ」
があります。
白いシャツを着て石橋を渡っておられるのが案内の方。
とても解説がよくて、おかげ様で参観を倍楽しませて頂きました m(__)m
この橋、幅が狭くて渡るの、けっこう怖かったですよ (*_*;
こうしてみても、池にはまりそうな橋です。
その昔、親王や宮人もこの橋を渡り、時には
石畳や飛石に足を取られそうになりながら歩いた…、
そんな昔の人びとにいくらかの思いを馳せながら
歩いて行きました。
猿の惑星
創世記
ジェネシス
見てきました。
初めての「猿の惑星」の公開は1968年
衝撃的でした
また、メッセージを強く投げかけられた思いでした
この映画、私の周りでは人によって好き嫌いがあります
なぜ人間が滅び、猿が頂点に立つ世界となったのか?
その謎を解くのが、今回の映画。
現代のサンフランシスコを舞台にして描かれ
今回もメッセージ性の強い映画でした
主役のチンパンジー、名前はシーザー
これはほんとのチンパンジーなのか?
特殊メイクなのか?
アニメーションなのか?
映画を見ている間もそれが気になって、
しゃ~ありません。
↑ こちらは、初代の「猿の惑星」
ここで「コーネリアス」 という名前のお猿さんがいました
今回もこの名前が出て来て、ドキッとしました。
でも、たった1回しか呼ばれません
うっかりしてると聞きもらすかも…
シーザーの見せる表情は、人間のそれと同じ
喜怒哀楽に満ちています
シーザーが成長するごとに知っていく、
自分の「種」
最後の決断は…?
映画館でお楽しみください
蟷螂山(とうろうやま)
四条傘鉾と同じく、元治元年から117年間、休み鉾でしたが、
復活しました。
かまきりの動くのに、観客から、『かわいい~!』
蟷螂山を保存する蟷螂山町も昔ながらの家が減り、
山を守るのも難しくなっていました。
次第にこの辺り、高層マンションが増えてきて、
今の蟷螂山の復活は、この高層マンションなどの
住民の方々の協力あってのものだそうです。
祇園祭を守る形も、次第に変わって来ているようです。
四条傘鉾
昭和60年、117年ぶりに本体が再興され巡行に復帰しました。
四条傘鉾では「棒振り」踊りが子供達により披露されます。
太子山
月鉾を抜いて太子山が新町に入って行きました。
その後にも、山がどんどん来ています。
占出山(うらでやま)
木賊山(とくさやま)
ちょっと御神体(人形)を支えたお兄さん、なんだかダンスを踊ってる様な…
月鉾
綾傘鉾
鉾の非常に古い形態を残す傘鉾です。
棒振り囃しが続きます。
赤熊をかぶって棒を振り踊る
郭巨山(かっきょやま)
胴懸を吊るす飾り板を「乳隠し」 と言うそうです (・・?
日覆い障子の屋根がめずらしい。
それにしても、人形がみんなむこう向きに写って、
あちらが正面みたいですね。
裏から失礼いたします m(__)m
鶏鉾
水引き(はやし方の座っているすぐ下の部分)は
円山応挙や四条派によるものとのこと。
なにしろ山、鉾全部で32基ありますから全部見ようとすると、
カンカン照りの中では、ふら~っとなりそうでしたが、
まだまだ、がんばりました。