kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

光る君へ(よ)

2024-05-26 01:33:14 | 光る君へ

*(じんのさだめ)陣定

*(じもく)除目

*「新楽府」しんがふ

意味が分からなくて久々に広辞苑を開きましたが

よけいにややこしくなりました(*_*;

20回 望みの先に

のちに「長徳の変」と呼ばれた出来事

政治の考えの違いとかでなく

伊周の恋のお相手の光子

花山院のお相手の儼子(たけこ)

ふたりは姉妹、兄は斎信で道長の友人

この姉妹の住む邸の前で

伊周と花山院の家来たちが戦い死者が出た

ざっくり言うとこういうことだが

この時代、戦などない時にこの戦いは

おおごとになったのでしょうね

そもそも伊周の早合点と隆家の過ぎた冗談

帝の一条天皇も激怒

中宮の定子にまで、その波は押し寄せてきた

伊周、隆家、中宮定子、高階貴子らへの制裁は?

藤原兼家から道隆へと繋いだ元関白家も相当危うい

一方、まひろの家族

まひろは中宮様に会いたいという思いが叶った

ききょうのおかげだった

「持つべきものは友」

更に偶然、帝と話す機会も得た

これは奇跡的なことでしょうね

帝に促されるままにまひろは考えを述べた

いささか口が過ぎたかもしれないがはっきり言った

「唐の科挙制度が我が国にもほしい」

まずは、帝は心よく耳を傾けてくれた

帝「そなたの夢 覚えておこう」

まひろは夢心地だったと思いますよ

そこから勢いが付いたまひろの家族の運命

父の為時は10年ぶりに官職を任ぜられた

更に

淡路の守任命だったのが越前の守に上がった

まひろに会った帝は道長にこんな事を話していた

帝「あの者が男であったら登用してみたいと思った」

これには道長も相当驚いた様子でした

道長の仕事も早かった

それが「越前の守に任命」だった

まひろさん、道長を見込んでの仕掛けですね~

それはまひろお得意の 漢詩の申し文

苦 学 寒 夜

紅 涙 霑 袖

除 目 春 朝

蒼 天 在 眼

意味は

『 学問に励んだ寒い夜は

血の涙が袖をぬらした

除目の翌朝

無念さに天を仰ぐ私の眼には

ただ蒼い空がうつっているだけ 』

父に成り代わり父の思いを詩にした

差出人は「為時」としたが道長も鋭い!

かつてのまひろからの漢詩の手紙と今度の申し文

その筆跡を鑑定して、一致!

道長はまひろの願いを叶えてやりたかった

お互いの気持ちは分かっているのに

一緒になることはなかった人の願い

今の道長なら叶えてやれる

越前の守に任命しましたね~

こうなると、いよいよ乳母のいとも為時も

まひろと道長にはきっと何かある

そう思った

父に尋ねられ

まひろも覚悟をしたように道長とのことを明かした

その上で、越前行きに同行する、と

為時にほっとしたような笑みが浮かんだ

親戚の宣孝の話で為時は過去に

ジョン万次郎のような冒険もしていた

それなら

越前の守もきっちり務めるに違いない

道長とまひろは避けているように見えて

頼っているし助けられている

赤い糸はちょっとやそっとで

切れないくらいに育ったぞ

ところで詮子(女院)への呪詛事件がありました

道長は姉の詮子が心配

倫子は家の中のことは自分に責任があるからお任せください

と言って、にこっと笑いましたら

道長が何か気付いたように

「あ・」

この道長のピンときたことって何?

呪詛を仕掛けたのは伊周と朝廷には伝わってますが…

真相はどうなんでしょ、だれが呪詛を?

コメント

詩吟教室に行きました

2024-05-16 19:48:08 | 光る君へ

 

あなたはどのタイプですか?

 

NHKの「100分de名著」の占いです

よろしければどーぞ♪

 

 

結果はこちら ⇩

如何でしたか

(?_?)

方向変えて2回しましたが同じ所に到着しました(?_?)

 

 

 

               

 

先日の詩吟教室で先生が

 

大河ドラマ「光る君へ」を見て何か気付かなかったかな、と

 

まひろと道長は赤い糸で結ばれてるなあ~と

思った第16回のことです

 

ドラマの1シーンが詩吟にあるとのことです

 

白居易(白楽天)の漢詩「草堂題東壁」

の一節にあるそうです、へえ~

 

 

「香炉峰の雪は簾を撥げて看る」

こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる

 

 

第16回目で、定子(高畑充希さん)がききょうに

『香炉峰の雪は?』

とたずねると

 

扇を広げているききょう

(この時まひろは居ませんでした)

 

ききょう(ファーストサマーウイカ)は立ち上がり

御簾をくるくると巻きあげて外の景色が

よく見えるようにした

 

にこっと笑った定子はききょうに

『白氏文集を読んでいるのか』

と聞く場面がありました

 

 

題  「草堂題東壁」 白氏文集より

 作・白居易(白楽天)

 

<>詩の意味<>

日は高く昇り眠りも十分とったのに

まだ起きるのがめんどうだ

この小さな二階家で布団を重ねているので

寒さもおそれない

遺愛寺の鐘の音は寝たまま枕を傾けて

耳をすまして聴き

⁂『香炉峰に白く積もった雪は

手を伸ばして簾を押し挙げて見る』

廬山は俗世間の名声から

隠れ住むにふさわしい場所であり

司馬という閑職も

老人が余生を送るにちょうどよい

心安らかで身も無事であることこそ

安住の地であり

どうして長安だけが故郷であろうか

 

 

漢詩を吟じる時は

日高睡足猶慵起

ひたかく   ねむりたりて  なお  おくるにものうし

小閣重衾不怕寒

しょうかく  きんをかさねて  かんをおそれず

遺愛寺鐘欹枕聴

いあいじのかねは まくらをそばだててきき

香炉峰雪撥簾看 

こうろほうのゆきは すだれをかかげてみる

匡盧便是逃名地

きょうろはすなわち これ なをのがるるの ち

司馬仍為送老官

しばはなお ろうをおくるの かんとなす

心泰身寧是帰處

こころゆたかに みやすきは これきするところ

故郷何独在長安

こきょうなんぞ ひとりちょうあんにのみ あらんや

 

 

この詩は白居易が46歳の時

江州司馬として左遷されていた時(817年)

香炉峰のもとに草堂を建て

その東の壁に書いた詩

枕草子にも出てくるそうです

 

(中宮定子が)

『少納言よ、香炉峰の雪いかならむ』

と仰せらるれば

(少納言は)御格子あげさせて

御簾を高くあげたれば、

(中宮は)笑わせたまふ

 

清少納言(ききょう)は正解を出しました

 

あの時のドラマの1シーンは

枕草子にも書かれた本当にあったことなんですね

 

この漢詩は「白氏文集」の中のひとつで

白居易(772年~846年)が

817年に書いたもの

 

日本に伝来したのは820年以降

遣唐使廃止の894年までの間あたりで

平安文学に大きな影響を与えたという

(以上詩吟の教本より)

 

「枕草子」「源氏物語」は1000年頃に書かれている

平安時代の女流作家は紙も筆も墨も

なかなか手に入らなくて大変だったそうですね

 

 

 

コメント (2)

光る君へ(か)

2024-05-12 14:12:34 | 光る君へ

 

 

第18回 岐路

 

七日関白と呼ばれた道兼の

ひとそれぞれ違う思いを持った

 

藤原道隆の息子の

伊周と隆家兄弟は死んでくれてよかったと言う

そして驚きなのがその母、高階貴子のことば

 

「父上がお守りくださったのですよ」

 

息子の非情なことばを否定してない

良妻賢母と思ってましたがとんでもhappen!

夫と共に残忍と認定したい

 

道長

 

道隆、道兼、道長の三兄弟の末っ子の

道長は立ち直れないほどの様子でした

 

兄上には幸せになって頂きたいと願い、支え、

道兼もようやく立ち直っていた矢先の死なんて

 

虚脱感にさいなまれていた

 

 

 

為時とまひろ親子

 

為時

「仇とはいえ、これでよかったとは思えんのう…

さぞや無念であったろう」

 

まひろ

「あの方の罪も無念も全て天に昇って消えますよう」

と琵琶を奏でた

 

 

 

道兼の死後一か月の間に大納言以上の公卿が

死に絶えた、とドラマの解説は言いましたが

 

ちょっとだけでいいので

お亡くなりになった方々にお悔やみを、とか

思いやりは無かったのかなあ~

 

さて次期役人の選出が急がれます

各派、動きが活発です

忠告してねじ伏せにかかる者

パーティ?宴?でもてなす者

 

ある日ききょうが中宮から頂いたというお菓子を

まひろの邸に持って来た

そしてこんなことを言った

 

道長は政は厳しく贅沢を許さない

公卿や女官に人気がない

権勢欲もない

道長は関白にはならないだろう

 

そんな噂があるんですか

 

まひろはききょうから聞いたことで

 

「あの人、人気がないんだ」

 

とひとり呟いてましたが、どんな心境なのか

 

 

平安時代、強い女性が多いですね

もっと昔なら

天照大御神とか卑弥呼とか神功皇后とか

 

 

いつ頃からか、女性は慎ましく家のことを

していなさい、なんてことになったのか

武家社会というのは男尊女卑の真っただ中

今もまだまだその名残はありますね~

 

 

 

「虎と翼」の寅ちゃんは大正から昭和を生きた人

お母さん強い

お兄さんのお嫁さん強い

寅ちゃんも強い!

ただ、社会に出ると

 

 

いつ頃からか私はずっと

生まれ変わるなら男性が、いい!

と言ってましたが、大間違いだった

女性でも男性と同じに出来る世の中が、いい!

 

この期に及んで気付きました

 

 

 

関白を誰にするか決めなければならない

苦しい立場の一条天皇

 

こっそり大臣たちのする噂話を聞いたり

妃の定子と話し合ったり

時には母である詮子(道長の姉)に

道長を関白に、と迫られたり

 

結論、道長を右大臣に命じた

伊周は内大臣のまま

道長が公卿のトップの座に就いた

 

 

道長には関白に就かせたかった一条天皇ですが

道長たつての希望で

 

政でのフットワークが悪くなるから辞退を」

で、右大臣止まりにしたらしい

 

あのお救い小屋を建てた時の様に

民の中に飛び込んで政務を進めたいんですね

 

かつてまひろに約束したことを

成そうとしているのでしょうか

 

 

月を見ているうちに道長は

かつてふたりが逢っていた空き家に行きたくなった

 

まひろも偶然来ていて会ってしまった

すう~っと目の前をまひろが通り…

去った

 

まひろの心のことば

「今はなにも言うことはない」

 

やはり、あの紫式部の和歌がうかびます

 

 

もしも話しかけたなら

どんな話だった

 

 

 

コメント

光る君へ(わ)

2024-05-05 16:49:57 | 光る君へ

 

 

第17回 うつろい

 

「行くな、もどってこい」

 

道長はまひろをこの世に呼び戻しました

 

気迫の看病でした

 

 

乙丸

けなげですね~

まひろを守る、そんな気持ちで身を尽くして

 

乙丸ほどまひろのそばにいつも居られる者はない

 

誰も知らないことも乙丸は知ってたりする

 

回復したまひろに乙丸は話した

 

悲田院でまひろが倒れたその時の一部始終を

 

 

「姫様がお倒れになった時

この屋敷までお連れ下さったのは

道長様にございます

ひと晩寝ずに看病なされて翌朝

お帰りになりました」

 

あの時まひろは道長に会ったような

気がしていたのだが、やはりそうだった…

まひろ、すこし笑みが

 

 

🌙 めぐりあひて見しやそれともわかぬまに

雲がくれにし夜半の月かな

紫式部

 

 

何度もブログに書いて申し訳ありませんが

この歌がこのドラマの核なのだ!

この先もこのようなことが起こるに違いない

 

なんて、えせ占いしてしまいました 深謝

 

 

 

まひろが回復したことは

百舌彦から道長にも伝わっただろう

 

まひろの父と乳母のいとは道長とまひろの中を

確かめたい

まひろはさらっと、はぐらかしたが

いずれ解るでしょう…ね

 

まひろの父上は、頭ごなしに問い正したり

叱ったりしない優しい父上ですね

 

私の父もそうだった

ひどく叱られたのは、私が母のことを

悪く言った時、その時一回だけでした

母に対してひどいことを言った私が悪かったのです

 

 

 

さて

悲田院を見た道長は

「お救い小屋」が必要だと

関白・道隆に申し出るが取り合ってはくれない

疫病はここまで来ないとまだ思っている

 

朝廷がほっとくと言うなら自分がすると

私財を投げ出すことにした

それを知った倫子さんも財の面で協力するという

 

道長は妻の太っ腹さに感心して

感謝を述べていた

 

ふところ具合がしっーかり太そうな倫子さんの

おかげを持ちまして

お救い小屋はなんとか出来るようですが

 

倫子は、道長の変化を見落とさない

 

穏かで優しそうな倫子さんですが

勘はなかなか鋭そうですよ

時折、キッと座る目つきが強い!

 

道長に三番目の女性がいる!

と予想した

 

火のない所に煙は立たない

 

 

 

関白・道隆

父兼家と同じような人格になっていき

995年 病死

最期は正気を失い穏かな死に様とは言えないなあ

関白の座に五年間就いていた、それが長いのか短いのか

 

 

次期関白争奪戦が始まる

 

藤原家は

詮子が道兼と道長を呼び寄せる

VS

一方は道隆の子供達、定子と伊周

 

この間で、次の関白争奪戦が始まったよう

 

ぎすぎす、どろどろ

明るいお話はないですか~

 

すると

もう、現れることは無いかと思っていた

さわさん

まひろの屋敷にやって来ました

 

けんかして帰ったあの日からの行いを

すべて誤った

 

まひろは何事もなかったように

また友でいることを拒まなかった

まひろは妹の様に接してくるさわに

清々しい可愛さを感じたのだろう

 

 

体調を持ち直したまひろですが

当分は悲田院には行かないのかな

感染の恐怖よりも、きっと

道長にまた逢ってしまうのがこわいのかもしれない

 

さわは前になんどもまひろからもらった手紙の文字を

写して手習いしていた、という

 

まひろは自分の書いたものが人の心を動かした

と気付いた

 

まひろは「何かを書くこと」

そのことに気持ちが集まった

何を書いていいのか今は分からないが

「何かを書くこと」

を始めようと思ったようだ

 

この気持ちが物語を書くことへと

まひろをいざなった原点なのか

 

常にまひろは何かを成そうと考えているような

 

向上心

ありますね、まひろには

 

令和の話

おととい遊びに来た息子に言われたのですが

「お母さんは向上心ないの?」

「え、ないなあ~」

 

そして、これから旧友と飲みに行くと

息子は帰って行きました

 

「向上心」かあ~

ん…どうでしょう

「現状維持」もママならぬ母にございます((+_+))

 

 

 

コメント

光る君へ(を)華の影

2024-04-26 17:13:38 | 光る君へ

 

 

第16回 華の影

 

 

もう関わりはない

 

もう逢うこともない

 

ふたりともそんな風に思っているだろうか…

 

ふたりは赤い糸で固く結ばれているとしか思えません

 

また逢ってしまった、悲田院で

 

悲田院に行ったせいで

 

悲田院に行ったおかげで

 

 

 

まひろの家に、たねちゃんがすがって来た

父と母が発熱し悲田院に行ったきりだと訴える

 

まひろは悲田院に たねと一緒に行ったが

父母はすでに亡くなっていて

たねも症状が出てあえなく亡くなった

 

死人と病人がごっちゃに並ぶ

医者はたったひとり

そんな非常な悲田院で

まひろは乙丸と一緒に看病を始めた

乙丸は、やめましょう帰りましょうと言うが…

 

せめてマスクをしてー!

と、テレビ画面に願ってしまう

 

あんな状態では、感染は免れない

 

案の定熱っぽい顔になってきたまひろ

でも、病人の看護を続けている

 

そこへ道長と道兼がやって来た

道隆に疫病感染への対策を願ったが取り合わないので

自分たちでやって来たのだ

 

道長から悲田院に行くと聞いた時の道兼の言動ですが

 

「汚れ仕事は自分の役目だ」 

と言って道長の行こうとするのを止めた

 

以前の道兼の行動にまだ引きずられてる私ですので

まさか、そう来るとは思いもよりませんでした

道兼、かっこいい、ええ人やわ~

 

 

病人の間を立ち回るまひろと道長

狭い部屋の中なのにすれ違う気付かない

じれったい!

 

(ああ~そっち行ったら会えへん、こっちこっち

あ、また違う方に行ってる~((@_@;)

 

なんて心で言いながらどうなるか見てました

 

 

やがて病人を見て回るうちにふたりがぶつかった

 

お互い気付くや否や 道長の腕の中で

まひろは気を失い その場に崩れ落ちた

 

まひろの家に連れて帰りひと晩看病したのは

大納言道長

 

一夜明けて

 

まひろの父、為時の道長に伝えたことばの

一言一句

全く無駄がなく 的確で

且つ 心からの感謝のこもっている事に感動しました

 

ですので、その夜の為時さんに差し上げたい!

 

{今夜大賞}

 

道長さんへの賞は?

 

いいえ、ひと晩まひろを看病した

これが何よりと私が道長なら思います

 

 

めぐり逢ひて見しやそれともわかぬまに

雲がくれにし夜半の月かな

 

 

やっぱりの歌に繋がりますね

 

まひろは月を見あげます

 

紫式部は石山寺で月を眺め

物語を手繰り寄せたと伝わるそうです

 

 

(追って書き)

*藤原道長役の 柄本佑さん

柄本明さんの演技に似てきた

 

乙丸さんと百舌彦さん

どちらもいつも主人の側に従ってる

乙丸さんは

まひろの足の速いのに付いていけないけど

ガンバル! ガンバル!

 

百舌彦さんは

道長に付いている 馬につく時もある

乙丸さんより緊張感が少ない

乙丸さんに兄貴づらしてる

 

二人並ぶと可愛い♡

 

 

 

コメント

光る君へ(り) 進むべき道

2024-04-21 15:19:34 | 光る君へ

 

 

随分、ブログアップが滞りました

手際が悪すぎます

 

反省しながら、13回14回15回

一挙にアップいたしました

 

見る気も起らん!

と思われても当然ですね…<(_ _)>

 

 

 

第13回 進むべき道

 

平安時代も令和の時代も 

老いも若きも進むべき道に思い悩んでます

 

こんな歌がありました…

 

「若者たち」 ザ・ブロードサイド・フォー

(1966年 黒澤明監督を父に持つ黒澤久雄さん結成の

フォーク・グループ)

 

 

♪君の行く道は  果てしなく遠い

だのになぜ 歯をくいしばり

君は行くのか  そんなにしてまで

 

気のあの人は 今はもういない

だのになぜ 何を探して

君は行くのか あてもないのに

 

君の行く道は 希望へと続く

空にまた 陽が昇るとき

若者はまた 歩き始める

 

 

 

 

卒業したらどうする?同級生と話したことあります

 

そうそう、同級生で特別だったのは

おうちがお茶屋さんで、たぶん舞妓さんの道

卒業式の日、その子のうなじにおしろいが少し残ってて

 

いろんな学生がいました

なんの違和感もなく学校生活を過ごしましたが

その時、進む道の大きな違いを感じました

 

同窓会の時は、今はお店を開いているとのことで

有志で訪れ、二次会しました

一階はカウンター席

二階はお座敷

一階やら二階やらで皆で思い出話に花が

 

さて、余談が過ぎました

 

 

まひろは

畑で獲れたかぶらを街角の市場に持ち行き

物々交換、まひろは縫い針がほしいみたい

交渉は決裂してましたね

 

まひろは市に行き、気付いた

 

町の人たちは字が読めないために

悪い人にだまされている

それなら、文字を教えてあげたい!

 

するとなかなかユニークなアクションが始まった

 

いつも韋駄天まひろに置いてかれそうになり

乙丸「私をひとりにしないで下さい」

なんてべそをかく気弱な乙丸を起用

相方にして町なかでお芝居をして

文字を習いたい人を集めようとしたのですが…

 

乳母のいとさん、曰く

 

「まひろさんは子供に文字を教えているが

何の足しにもならない」

 

ぐさっと為時に告げる

実にシビアなご意見です

 

まひろは今、町の人に文字を教えれば

人に騙されずに済む

こうして民を救いたい

そんな志を立てました

 

 

 

道長は、兼家の子として進まなければならない

でも、罪悪な政には意見を言う

道長は柔の中に剛を包み持っている

三男です

ふたりの兄のいいところ悪いところを見てきた

 

道長の二人の兄

父の跡を継ぐのは我、とそれぞれのやり方で

進んでいる

したたかにソフト派 道隆

破れかぶれ派 道兼

語弊が有るかもしれませんがこんな感じでしょうか

 

 

藤原公任

父、頼忠が亡くなられたようですが

そのせいなのか、風見鶏的

 

「この人物に媚びを売っておけば出世できる」

 

そんな目つきでしたが、どうでしょうか

 

 

源倫子

娘がひとりいて、誰もがうらやむような

明るい家庭を築いている

 

えらいこっちゃです

まひろは女房にしてもらえる話を倫子に断りに来て

帰りの廊下で道長とばったり、

ふたりはとても驚いていた

挨拶ひとつなく無言で通り過ぎる二人だが

平常心ではいられないふたりでしたね、やっぱり

 

 

 

藤原宣孝

この方、面白い♪

思うことたくさんありますがまたの機会に

 

 

 

コメント (2)

光る君へ(ぬ)星落ちてなお

2024-04-21 15:18:58 | 光る君へ

 

第14回 星落ちてなお

 

星とは兼家

落ちてなお、は

あの世に出家しそして死してなお

君臨する藤原一族

 

残酷な会話が展開しました

 

躍進続きだった藤原兼家の家族はごたごたが続く

 

どうやら暗雲が立ち込めて参りましたよ

 

道長のもうひとりの妻、明子

この方、過去に父を兼家によって左遷されたことに

恨みつらみの笑顔のない女性

兼家への呪詛を自ら唱えていた時、流産をした

道長の妻になったのは父の敵討ちだったんですね

怖い

 

また

道兼はあれ以来、女性をはべらせ酒浸り

妻の繁子には愛想をつかされ一人になった

 

ん~

こうしてみると、

平安の女性の皆さん、

なかなかどうしてアクティブで負けん気が強い

夫がなによ!

そんな激しい女性が多いような

 

朝ドラ「虎と翼」

見ておられますか?

社会や家庭でしいたげられる女性の境遇

それを無くそうと法を学ぶ女性のお話

 

見事に様々な境遇の女性が女子部に一堂に集まっています

 

そんな志を立てて大学に入った女性たちです

 

乞う ご期待!

 

朝ドラ「虎と翼」の話でした

 

はて

平安より明治のほうが女性はさげすまれていたのか?

平安時代の女性は雅です

そして、心は情熱的

 

 

そんな女性の代表

ききょう(清少納言)& まひろ(紫式部)が

高階貴子に招かれた

「和歌の会」

その実態は息子の伊周のお嫁さん探し

 

二人のお役目はその聡明さをもって

和歌の会を盛り上げ役を担ってほしい、ということ

 

ききょう曰く、我らは賑やかし、あほらしい

 

その後、ききょうはまひろの家を訪れた

言うには、

宮中に出仕したい

そのため夫も息子も捨てた

自分のために生き、人の役にたちたいとききょう

まひろと同じような志をもってるんですね

 

このお二人、以前の漢詩の会では火花がばちばち

仲良くできるかな

それとも、ふたりのばちばち

お嫁さん候補の姫君たちは

「いとおかし♪」

と、盛り上がるかもしれません

 

いずれにせよ、二人は高みを目指し

歩んでいます

頑張ってもらいたい

 

 

まひろは文字の読めない人達に文字を教えたい

 

ききょうは宮中に女房として出自したい

 

それぞれに目指すものを持って動き出しています

 

 

 

コメント

光る君へ(る) おごれる者たち

2024-04-21 15:17:39 | 光る君へ

 

15回 「おごれる者たち」

 

 

道長は兄の道兼に言いました

 

「兄上は変われます、変わって生き抜いて下さい」 

 

「この道長がお支えいたします」

 

「もう父上は」おられないのですから」

 

 

父に裏切られ見放され自暴自棄の道兼

公任邸で五日間酔いつぶれっぱなし

その道兼を道長が迎えに行った

そのあとの二人の会話がこれ⤴でした

 

道兼はその後、政に励み

兄道隆から内大臣の地位をもらった

 

よかった、やっと道兼にも平穏な日がきたのですよね?

 

 

 

ききょうは中宮・藤原定子の話し相手となる

名前をもらった

「清少納言」

 

このドラマで初めて知ってびっくりしました

*せいしょうなごん

ではなく

*せい・しょうなごん

と読むのだそうで、私は半世紀以上間違ってました

 

あの向こう意気の強い、せい・しょうなごんが

理屈抜きで中宮・藤原定子様にお仕えいたします

の様子をみせてます

 

一条天皇に入内したばかりの時の定子は

まるで子供のお守りをしているようでした

帝と仲良くしていけばいいと思っていた

 

ところが、母の高階貴子に

「後宮の周りの女官たちの長として

輝いていなければなりません」

と釘を刺されたのです

 

柔和な定子さん、気が重くなったでしょうね

 

 

 

藤原為時家には朗報が

大学寮の文章生 惟規(のぶのり) 難関試験突破!

官職に就けたのですね

 

擬文章生(ぎもんじょうしょう)合格

これは

平安時代、大学寮で詩文や歴史を学び

「寮試」に及第した者

 

「擬」のつかない「文章生」になるには、また試験

式部省の「省試」に合格することで、

惟規くん、まだまだがんばってください

 

 

 

摂政・藤原道隆

相変わらず、民のことは考えず

身内を昇格させるのに夢中です

 

さらに妹の藤原詮子(吉田羊さん)を内裏の外に

実質追い出したのだ

 

詮子さん、あの方も怖いですからね~

父、兼家にいちばん似てると思います

弟二人より厄介なのかもです

 

 

さて、まひろ

なにかと周りにはいい話が生まれてますが

まひろはそうも行かず、意気消沈気味は否めないです

 

そんな時さわちゃんが「石山詣でに行こう!」

 

さわも父や義母と上手くいかないようで

一緒に憂さ晴らしに行こうと

 

乙丸も一緒に来ましたよ、かわいい♪

さわの側人も来まして四人での旅になりました

 

お堂で読経の最中

予想もしないことが起こります

 

道綱の母(藤原寧子)も石山参りに来ていた

「蜻蛉日記」ベストセラー作家の藤原寧子

読経している時、顔が合った

 

寧子の話は終始して殿(兼家)のことだったようだ

結婚へのアドバイスをしてくれた

「殿との日々が、一生のすべて

ものを書くことで妾の痛みを癒した

兼家はその日記が世に広まることを望んだ」

 

「妾は辛うございますから、

出来れば嫡妻になられませ

高望みせず、心優しき殿ごを」

 

”紫式部は石山寺で月を見ながら源氏物語の着想を得た”

と伝わっているようですが

こういう状況がね~ 納得しました私

 

とにかく何かと辛いことの多いまひろのことです

寧子の

「書くことで己の悲しみを救った」

 

これが、石山詣でのまひろへの

ご利益さんだったのかもしれませんね

 

帰り道、まひろたち四人は川沿いなのか

水際にたくさんの人が無残にも死んでいるのを見、

愕然とした

 

都では疫病が流行り出していた…

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

紀行

 

石山詣のアクセス

平安時代

都ー徒歩⇒逢坂の関ー徒歩⇒琵琶湖の打出浜~舟~石山寺

(早朝に京を出ても石山寺には夕方到着)

打出浜には今

びわ湖ホール、公共施設、公園、大津港等あります

 

 

アクセスは

JR京都駅⇒石山駅…石山駅前バス⇒石山寺前

(約40分)

水上交通はすたれましたが、観光船やヨットがあります

ゆったりと琵琶湖を楽しんでくださいね

 

 

 

コメント

光る君へ(ち)

2024-03-31 13:31:59 | 光る君へ

 

 

第12回 思いの果て

 

今回は、くすっと笑ってしまう明るい場面が

いくつかありましたが、まひろは辛い

 

 

源倫子さん、父は左大臣源雅信

 

なんと言っても「和歌の会」で学んでいる

土御門殿のお姫様

 

そのお方が、道長を

「打毬の会でお姿を見て以来

妻になると心に決めておりました」

 

とにかく、道長と倫子

あっというまに、整いました

 

あの倫子さんのニャンコ

白い手で倫子をなぐさめてるようで

なかなかの役者です♪

 

 

 

 

 

まひろは…

幼なじみの恋愛ってどんなんかな

切っても切れない深~~い縁

古夫婦的な?分かりません

 

 

「妾でもいい、あの人以外の妻にはなれない」

 

まひろの思いの果てにきめたことだろうに

 

道長から聞かされたのは

「倫子に婿入りすることになった

そうして地位を得て

まひろの願う世をつくると誓う」

 

これですべて、まひろは喜んでくれると

道長の思いの果てなのでしょうね

 

違うねん!

 

道長は口には出さなかったが

「妾でもいい」

とまひろの口から言ってほしかった

 

文を受け取った時はそうだったんですけど…

 

正妻が倫子さんでは耐えられない

みじめですよね

そうでしょうね

まひろはちょっと自尊心が強いところもある

 

まひろの人生はこうなると決まっていた

 

そうあったからこそ

 

千年のちにも称えられる功績を産むことになった

 

 

 

藤原道綱が「妾」について語ってました

母をよく見てます

母は藤原兼家の妾、藤原寧子

母を見ているとひしひしと伝わるという

母は、たまにしか来てくれない兼家を

ひたすら待っている

 

不安だったり嫉妬したり嘆いたり

 

足りないのだという

財や名誉でなく、が足りないのですね

 

 

小倉百人一首に

 

なげきつゝ獨りぬる夜のあくるまは

いかに久しきものとかはしる

 

右大将道綱の母

 

道長の異母兄、藤原道綱の母の和歌は

このように嘆いているのですと

 

 「さわ」

突然に近い登場でしたが

まひろの家族とあれこれ関係が生まれそう

 

為時の妾のなつめさん、亡くなられましたが

なつめと前の夫との娘のさわ

為時のおかげで最期に母娘は逢うことが出来ました

 

さわは、すっかりまひろがすきになって

姉の様に思うらしく、家事手伝いをすると

やって来ましたよ

母を亡くしたばかりですが元気です

 

拭き掃除に畑仕事

琵琶を教えてもらったり

 

自称、勘がとてもいい

 

まひろに手紙を送った男性を言い当てる

「しゅ~っとした方」 おっ

 

庚申待ちの夜、惟規(のぶのり)は

さわとお酒飲んでましたね

さわちゃん、まだ居たんですね

 

道長から聞いた話で心折れてしまったまひろが

帰って来た

 

何も聞かなくても、そんな風な姉を見抜いた惟規

敢えて、ぶっきらぼうに盃を差し出した

グッド・タイミング!

こんな夜は飲みたいのよ、お姉ちゃんは

 

ええ弟です

 

母が殺されたあと、父と弟とその乳母とまひろ

つましく生きてきた家族の絆は強い

 

「*庚申待ちの夜」 

たっぷりあった時間を

三人はどんな話をして過ごしたんだろう

さわと惟規、急接近

どうなるのかな~

 

惟規はただいま「大学寮の文章生」

大学の文学部?

 

「庚申待ち」

(かのえさるまち)

2024年は

2月26日(済)

4月26日

6月25日

8月24日

10月23日

12月22日

 

60日ごとに来る

十干十二支のひとつ

平安時代、中国から伝わる

不老長寿をめざす道教の「庚申待」の

「三尸・さんし説」を元に

密教、修験道、民間信仰、習俗などが組み合わさった

 

人間には体内に三尸という三匹の虫がいる

一年に六度の庚申の夜に

人が眠っている隙をつき

三尸の虫は体内から抜け出し

その人の罪や悪事を天帝(天上の最高神)に告げる

それで人は早死する

虫が体内から出て行かぬよう徹夜をすれば長生きできる

 

ということだそうです

 

あら、気になりだした、どうしよ

 

 

「庚申さん」とよぶ猿田彦神社は京都にいた時

近所にありましたが、三尸説は知りませんでした

 

それから

「土御門第跡」

御所にある案内板を、いつも

つちごもん、と読んでました(>_<)

「つちみかどてい・あと」だったんですね

 

いろいろ勉強になりました

 

 

次回のまひろはどうするんでしょうか

為時一家が気になります

 

 

 

コメント

光る君へ(と) まどう心

2024-03-24 16:54:22 | 光る君へ

 

第11回 まどう心

 

「妻になってくれ

遠くの国へは行かず都にいて政の頂を目指す

まひろの望む世を目指す

だから、俺のそばにいてくれ」

 

 

北の方になれないのが受け入れられない、まひろ

 

 

「ならどうすればいいのだ

勝手なことばかり言うな!」

 

腹を立ててしまった道長は去っていった

 

まひろさん、道長さん行ってしまいましたよ

もうこれで終わりにならないかと心配です

 

少しは折り合いをつけること出来ないでしょうか

道長さん精一杯の告白ではないですか

平安時代なのですから

 

 

北の方と妾、これがネックですね

 

平安時代の貴族の婚姻は、今とは違う

 

ドラマにもいっぱい出て来てますが

 

「嫡妻」と「妾は∞」を持つ一夫多妻

 

夫は婿入りが一般的だが通い婚なんだとか

それで、妾を増やすチャンスもある?

 

あら、聞き捨てならないですわ~

 

妻の父が経済的にも社会の中の身分も面倒を見る

 

以前打毬の会のあと、雨宿りしながら

道長と公任と斎信(ただのぶ) 今は亡き直秀もいた

お嫁さんをもらう話して、それらしきこと

言ってたような言ってないような

 

「玉の輿」は今も言いますし、あるんでしょうけど

 

 

 

寛和二年六月二十三日

寛和の変

 

今回のドラマで初めて知ったクーデター

学校で教えてもらった覚えがないのは、私だけ?

 

道長も加担してしまいました

 

やはり父には逆らえないのですね

 

このクーデターのさ中に燃え上がる

恋の行方は辛いですね~

 

さて、花山天皇を帝の座から引きずり下ろし

道長の姉である藤原詮子(あきこ)の子、

懐仁(やすひと)親王が即位し一条天皇となった

 

 

藤原兼家は摂政

藤原道隆は権大納言

藤原道兼は参議

藤原道長は五位の蔵人となった

 

家族そろっての昇進では

周囲は黙ってないでしょうね

 

藤原頼忠は太政大臣(公任の父)

藤原為光は右大臣(兼家の兄弟で怟子の父)

源雅信は左大臣(現状維持)(倫子の父)

 

ということで、苦情は抑えられたのでしょうか

 

まひろは父が兼家に官職を解かれ

何とかしないとと、自ら直談判に

土御門殿に赴く

ここは、倫子や赤染衛門と共に和歌など

文化活動をしている邸でした

 

倫子はいつもにこにことおおらかで

社会のことなんか分かりませ~ん

という感じだったのに、なんと

言う時は言うんですね、びっくりしました

 

倫子の父、源雅信にまひろの父為時に

官職を与えるよう頼んでほしいと願いますが

倫子はきっぱり断りました

左大臣の父が摂政の行いをどうこうする事は

出来ませんと

帝の決定に異をとなえることになると

 

鋭い顔になってましたよね、倫子さん

 

おおらかさの中に凛としたものを感じました

 

今までこんな一面を持っているとは思いもよらず

 

 

まひろは、そのあと東三条殿へ行き

兼家に直談判するなんて

 

倫子に断られたことでまひろに火が付いた

そんな激情を感じました

 

父為時は長い間官職もなく

ちやはと、まひろと、惟規(のぶのり)と

苦渋の経験の思い出を押し殺し暮らして来た時もあった

 

その時を思えば、そこまでしなくてもと

思ったりもするのですが…

 

これがまひろの成長なのかもしれません

兼家に会えましたが、怖い顔でけんもほろろでしね

 

 

まひろは、このままでは終わらないと思いますが

母がそうだったように

家のことをして家族を守るような存在になると

 

畑仕事をしているまひろ

 

落胆したんですね

 

道長にも捨て台詞を言われたし…

 

紫色のような凛としたまひろは

 

いつ帰ってくるのでしょうか

 

 

 

コメント