kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

小さな生き物②

2008-08-27 14:01:12 | 生きもの

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こちらは、”かなぶん”ですよね。私はずっと、”ぶんぶん”と呼んでいました。

道で見つけたものです。残念ながら、動きませんでした。

家に連れて帰り、部屋で写しました。深い緑に光沢もあって、宝石のようにきれいでした。(写真はピンぼけです

私が子供の頃見たぶんぶんは、濃い茶色やそれにごま塩を振ったようなものが多かったです。

これが飛んでくると、父はつかまえて、その体の頭?と胴?の分かれ目(Tの字になった分かれ目の横棒の所)に縫い糸をくくりつけてまるで、犬の鎖のようにして、渡してくれました。

その糸の長さの分だけは上手く飛んでいますが、それを越えると引き戻され落下です。

今思えば、随分な”動物いじめ”をしていました。ごめんなさい。m(__)m

さんざん、遊んだ私は紙箱のふたに、小さな穴をいくつも開けて、ぶんぶんをしまい、安心して眠りました。

一夜明けて、ぶんぶんのふたを開けると、。。。。いない

箱のまわりをさがしても、いません。

こうして、がっかりしたことは、何度となく、起こりました。「また、逃げたなあ.....。」

こんな時代からもう何十年も経ちました。2年前父が亡くなり、昔のことをあれこれ思い出していた時、ふっと、このぶんぶんの逃げてばかりいた事で、気付いたことがありました。

「ひょっとして虫は逃げていたのではなく、逃がされていたのではないか???」

箱のふただって、すごく深くあの小さな虫の力で、持ち上がる訳がない。まして、逃げた後、虫がきちんとふたをして、『さよなら』するだろうか?

『空想科学読本』みたいに、なってきましたが、要は私は両親に騙されていた.....、の、かもしれません。今となっては、確かめる術もなく.....。

両親は、これ以上は虫が可哀想と思い、私に内緒で逃がしていたのだと思います。

それにしても、この年になるまで、気付かなかった私は、いったい.....

でもやっぱり、「火事場の★☆力」で、しかも礼儀正しくふたは元に戻して逃げて行ったのでしょうか??

”神のみぞ知る”

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