kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

御室仁和寺

2016-04-13 00:03:45 | 京都

 

土曜日は、京都市北区のお寺に行ってきました

 

毎月恒例のシニアのためのカルチャークラブで、遠足です

京都、きぬかけの道をブラタモリならぬ、ブラシニアしました

 

あの~最後のまとめで言うほうがいいと思うのですが、

早く言いたくて、言いたくて、

 

と大風呂敷をまた広げてしまいました

 

 

シニアクラブのメンバーに、かれこれ80歳くらいの男性がいらっしゃいます。

多分、クラブ内での一番のご高齢と思います

 

この方、腰が曲がっていて、一歩踏み出されると、30cmくらい進まれます。

 

この方、歩き切られました

 

その行程

JR京都駅~バス~堂本美術館~立命館大学

 

~龍安寺~仁和寺~妙心寺~JR花園駅

 

休憩時間もあまりなかったけど

 

すごい

 

感激でした。

 

 

そんな中、例のごとく迷カメラマンは張り切りましたが

 

案の定…

 

ピントと構図が大事なのですね…

 

  

ひるむことなく、御室仁和寺の様子をお送りします

 

仁和寺は真言宗御室派の総本山で

明治維新まで皇子、皇族が仁和寺の門跡(住職)となったお寺です

 

 

 

仁和寺二王門 (重要文化財) 

 

江戸時代(1644年頃)完成

純和様で創建当時(888年頃)の姿を復元しています

この門は境内側から撮りました

 

 

正面の仁王像(啞像)

 

(吽像)

 

 

桜は満開で、人出も最高だったと思います

 

 

五重塔 (重要文化財) 

 

さて、京都には五重塔はいくつあるでしょうか?

答えの前に、次の建物を

 

金堂 (国宝) 本堂

本尊 阿弥陀三尊像(国宝)

 

仁和寺は、応仁の乱で堂塔伽藍のほとんどを焼失

慶長時代の御所紫宸殿を寛永年間にここに移す

現存最古の宮殿建築を伝える紫宸殿の遺構

 

 

中門 (重要文化財)  1641年から数年の間に建立

 

 

中門の 持国天(東方天)

 

同じく、多聞天(西方天)

 

 

列をなして桜の園に 

 

 

 

 

 

ここ御室の桜は、遅咲きで、背丈が低く、根元から枝を張り花が咲く

珍しい桜です

 

 

 

 

 

 

 

 ” わたしゃお多福御室の桜 はなは低とも人は好く ”

 

という俗謡があり、私も子供の頃から聞いていました

 

御室の桜は木の丈が低いのと、お多福は鼻が低いのを

掛けて歌われたものです

なんて、説明は要りませんね 

 

 

江戸時代初期にはすでにこの場所に植えられて、中期には桜の名所として

有名になっていたようです

 

その頃の 「都名所図会」 に描かれています

 

 

山桜

 

染井吉野

 

さて、京都の五重塔はいくつある?ですが、

 

教王護国寺(東寺) 1644年 54.84m   国宝

醍醐寺 952年 37.44m  国宝

法観寺(八坂の塔) 1440年 36.40m  重文

仁和寺 1637年 32.70m  重文

海住山寺 1214年 17.70m  国宝  (府下相楽郡)

と、市内4か所、府下に1か所あります

 

御室仁和寺、何十年ぶりになりますか、

記憶していたお寺の様子とは打って変わって

参拝者も多く、華やかな雰囲気でした

どうもどこのお寺も、昔に比べ賑やかになっているようです

「龍安寺」 もこの日行きましたが、同様に大勢の参拝者でした

 

 

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