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kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟、来たりなば…⑩

2020-03-29 16:33:27 | 麒麟がくる

麒麟がくる

第十回  ひとりぼっちの若君



まことに色鮮やかでした

伊呂波太夫の一座

こんなに明るい色の着物を、あの戦国時代に着てたのだろうか…

そうも思いますが、そこはそれ、ドラマですから

この衣装を担当されてるのが、

世界の巨匠黒澤明監督の娘さん、黒澤和子さんという方

すごいですよね

色と色、柄と柄を、こんなに合わせてるのに、粋ななあ~♪

あの斎藤道三や松永久秀の着物もすごかったです




京の街道を、伊呂波太夫の一座は、

太鼓や鉦を打ち鳴らしながら、

旅芸人が来たよ~と触れ回っていた

元気をなくして、ふらふら歩いていた駒ちゃん、

その音色に気付いて、やにわに走り出しました

旅芸人一座を見つけるや、引き込まれるようにその空間に入り

綱渡り、いや、棒渡りかもしれませんが

バク宙までやってのけました

駒ちゃんの過去がひとつ分かりました

京で火事にあい、みなし児になった駒ちゃんは
伊呂波太夫の先代に引き取られ、一座で育てられた





小さい時に身につけた技は、ずっと残るのですね
バク宙もそうですし、前に、おじゃみも上手でしたね
今で言う、ジャグリング?


そして、とても大切なことが分かりました

駒ちゃんが、京へ帰ることで、うやむやになってたこと
私も、なんか歯がゆかったのです、このことが

それは、火事の現場から救出してくれた人

手の大きかった若いお侍さんは、

桔梗の紋

十兵衛である確率99.99%

だと思います

ドラマが始まった頃に、その大きな手が画面に現れました

あの手は、長谷川博己さん、あ、もとい十兵衛だと思ってました

でもそうなら、出来過ぎ、とも思って、確信がなかった

駒ちゃん、分かってよかった♪

その時のお礼が言えますね(@_@。



この伊呂波太夫さん、一座を引っ張って、旅芸人というのでしょうか
西は薩摩、東は日立と、広い範囲を回っておられる
京も尾張も

その途中、伊呂波太夫は、
織田信秀、松永久秀など諸国の偉い人や
お公家さんと、大変な人脈を繋ぎ、顔が利いたようだ

太夫、旅芸人以外にも、様々な職業の人たちが、まつりごとに
裏から関わっていたようですね

菊丸もそうかな?
望月東庵も、ただのお医者さんではなさそうな…
この先も、こういう人物がもっともっと現れて来るかも
面白い♪

こう聞くと、松尾芭蕉、隠密説も合点がいきます


いやあ、今回は押さえどころ満載でした

「ひとりぼっちの若君」



この若君、竹千代、すごい童ですね





そうか~こういう少年時代を過ごして、ああなっていったのか~

竹千代の放つ言葉に、つくづく感心しました

脱帽です

例えばこんなことを

”このところ、前の様に遊んで頂けません、なぜでございますか

父、松平広忠を、討ち離したのは、お気遣い無用です

父が討ち離されたのは、いたしかたない”

或いは、

信長とふたりきりで将棋を指しながら

”今川は敵です

いずれ、討つべきと思うております

その敵の顔を見たことがない

敵の懐に入り、見たい

敵を討つには、敵を知れと言います

信長様がお迷いなら、私はどちらでも構いません”


これが、わずか八歳の子の言葉とは

戦国時代を終わらせ、265年の江戸幕府の礎を築いた、あの方…



私はこの年齢まで、信長一本♪でしたが、

この竹千代の言葉に、心が、ぐらり



まだ、要チェックがありました

この信長と竹千代ふたりきりの会話を、聞いていたものがいる

天井裏に、潜んだ菊丸

主君と仰ぐ、竹千代の安否を気遣ってか、

それに加え、最新の情報をスクープせんと思ってか、菊丸

今の世なら、文春砲

菊丸さん、いい仕事しますね


さて、竹千代と、織田信弘の人質のトレード

竹千代が今川に行けば、

今川義元は三河全土を支配できるだろう

それによって尾張は、切羽詰まる

帰蝶を信長に差し出して盟約を結んだばかりの美濃

美濃にも波及するのは、免れないだろう


さて、どうなるのやら

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