kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

青天を衝け~Photograph

2021-06-02 17:03:43 | 青天を衝け


第16回  恩人暗殺


悲しいですね…

こんなに早く、円四郎さん居なくなるなんて

予告編で、川村さんが、額に血を流し

雨の地面で苦しんでいる風だったので、てっきり川村さんが

と思ってました

が、何となくおかしいなとも思ってました

江戸辺りで篤太夫と成一郎が武士の募集のための出張の時、

偶然に円四郎さんと川村さんに会って、

お茶に誘ってた時の円四郎さんが気にかかりました

奥方のやすさんへの言伝をしたり



「元は、武士じゃねえってことも忘れるなよ
無理に死ぬことを生業にすることもねえってことさ」


「澁澤、おまえはおまえのままで生きるんだ、必ず
いいな」


そんなこと言った後に、円四郎さんは丁寧に頭を下げて

去って行きましたもの

やはり、最期の別れの挨拶のつもりだったんですね





水戸では、藤田小四郎率いる天狗党が

尊王攘夷を掲げ、七百人もの志士を集めていた


そのせいで、尾高惇忠、尾高平九郎まで岡部藩から疑われ

平九郎だけは家に帰されたが、手錠をかけられ

家から出てはいけないとのこと

栄一の妹のていちゃんが、桑の実を持って

様子を見に来てくれた

さて、このふたりはこの先、どうなるのかな?

また、栄一と喜作は勝手に岡部藩を出たので

村に帰ってくるべからず、となった



惇忠の塾で一緒に学んだこともある剣豪の真田範之助に会えたが

今の栄一の立ち位置を知ると、裏切り者と考え

一橋への誘いをきっぱり断った

こんな具合で栄一、喜作はお役目を果たせるのでしょうか



円四郎は、慶喜の元に戻って来た、京?ですよね?



しばし円四郎と慶喜の人生相談会が続いた



円四郎は慶喜のことを、一目会ったその日から

ただもんじゃねえと思ったそうだ

だから権現様の再来の慶喜が、徳川を救うと思っている

そんなことを聞いた慶喜


「変な事を言うが、私は輝きが過ぎる
親の輝きか、家の輝きか

輝き故、先々代、越前、島津らは
私を眩しく見つめ徳川を救えと言う

しかし、そんな輝きは本来無い、全くだ、全く無い
己で確かめようと鏡を見ても
フォト・ガラフを見ても、分からん

写っているのは、ただつまらなそうに
こっちを見ている、実に凡庸な男だ

父も誰もそなたも、幻を見ている
幻の輝きが、実に多くの人の命運を狂わせた」



はあ~、草彅剛さん、もの凄い早口!

書き留めるのが大変


円四郎 「いやあ、他の誰にも言えねえ
突飛な色男のようなセリフでございます

しかし、その輝きは決して消えることはありません
再びまとめ上げるのは、殿しかございません

新しい世を、心待ちにしております」

こうして優しい会話がしばらく続き、

円四郎は邸を出た

雨が降り出していた

川村に傘を持つよう頼んだが

そのわずかな間に、円四郎は暗殺者に不意打ちされた


まだ死にたくない、見たいものがある

こんな言葉も言ってましたね

”尽未来際”


刺客はすべて、水戸の者だったそうです



川村さんに注意されていたのに

身の危険も顧みることなく…

あっという間でした

人の死ぬ時って、ひとりぼっちであっけない


そんなものなのですね…


奥方のやすさんは、しっかり者だから

元気に生きて行かれるとは思いますが

話し相手が掛け軸の小鳥…

円四郎さんの写真、持っておられないでしょ

せめて写真があったら

それも、おもいっきり楽しそうな顔してるのがいい




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