kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

青天を衝け~metamorphose

2021-10-23 20:18:47 | 青天を衝け

第31回  最後の変身

あ~あ、栄一

そんな一面もあったのですか~

千代さんは、ぐっとこらえてあの優しい言葉

いい奥さまですが、ひとつ屋根の下で

暮らすのですか? 

まあ、堂々と打ち明けた栄一も正直と言えばそうなのかも



話替えます

2年半ぶりに成一郎(喜作)が牢より釈放され

栄一の屋敷に来ました

ふたりは真の友達という関係は崩れなかった

でも、命からがら逃げたものの牢に入れられ

辛酸を舐め尽した喜作です

栄一のおかげで牢より出られたけれども、

悔しい承服しきれない思いがあって当たり前だと思います


それでも、喜作も大蔵省で働けてよかった

そして、富岡製糸場に出向くこととなり

尊敬する惇忠に会えた

それは、

昔の「尊王攘夷」に対するわだかまりも捨て

製糸場の運営に力を注いでいる

師と仰ぎ続けた惇忠の姿だった


喜作に向上心が湧いて来てイタリアに勉強に行くことになった

良かったです♪

やっぱり、人間は生きててなんぼ。



さて、栄一は、新政府改善を目指し

大蔵省で様々な計画を打ち出していった

イギリスで経験した「バンク」

合本を軸につくった

「国立銀行」という名前も出来た


だが、商人と渡り合うその折に、気付いた

これでは、昔のお侍に栄一達、農業や商業に携わる者が

武士階級より押さえつけられていたことの繰り返しだと

自分の目指す、自分一人でなく皆がよくなることにはなってないと


「官」から「民」へ

移ろうと思った

千代さんに「大蔵省をやめようと思う」 と打ち明けると

千代さんは、いつも栄一にすっと従う優しい人ですね

長女、次女、そのあとに長男を出産されてよかったです

[過ちを改めざる これを過ちという]

栄一は、仕事のことだけでなくプライベートの来し方にも

気持ちを及ばせて千代さんに、そう話したのかな



さて、驚いたのが西郷さんの渋沢邸訪問でした

そうかあ~西郷さんは下駄ばきが常だったのですね

栄一とお酒を酌み交わしていました

お酒のあてには何が用意されていたのかなあ

以前、豚鍋を食べていたのは、何処でしたやろ?


栄一、緊張もなさそうに懐かしい話をしていました

平岡円四郎のこと、徳川慶喜のこと

「昔はよかった…自分が良い国に出来ると思ってた」 

と西郷さんは、何となく寂し気で、弱気な様子でした

「慶喜は、化け物だ」

西郷さんは、慶喜を高く買っておられたのですね

正直、江戸幕府を終えたとか、

戦のさ中にひとり江戸へ逃げ帰った

そんな将軍さんで、あかんたれみたいな評価しか私は

持っていなかったのですが、これは誤解ですね

栄一も

「新しい日本をつくるんだと思っていたが

今は、高い所からもの言うだけだ」

と今の自分の評価は反省だった


こうして、栄一は最後の変身を遂げるのでしょうか

それとも、まだまだ繭の中なのか

最後の脱皮がやって来るのでしょうか

いずれにしても、今までの真っ直ぐ、正直者、頑固

それだけではない、寄り道も迷い道もあったのが

渋沢栄一

だそうです、知りませんが(/ω\)


おかえりモネ、青天を衝け、共に終わりに近づいて来て

淋しいです

しっかり見届けなくては。



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