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どうする家康 第11回 信玄との密約

2023-03-23 18:52:04 | どうする家康

 

武田信玄がどーんと出て来ました

 

困ったことに、テルマエ・ロマエが頭をかすめます

 

甲斐の武田信玄は、これまでに父の武田信虎を今川家に追いやり

今は甲斐国主になりました

三河一向一揆のさ中に巫女の千代を送っていたのはどうやら信玄

千代はスパイですね、情報を信玄に伝えてました

信玄がそんなことしていたなんて

いやいや情報入手は大切なことですが

 

三河国では、三河平定を成し遂げた松平家康は

正式な三河国主になったので、

国司の資格を取ろうと、やいのやいのと家臣から言われ

それではと、まず大樹寺の登誉上人にお伺いを立てる

で、松平家系図の「世良田」「得川」が源氏系の名と教えられ

「とくがわ」を選び、さらに「得」を「徳」にした

それは何故かと言うと

過去に今川義元から教えられた言葉を思い出したのだ

【  武をもって治めるのが覇道、徳をもって治めるのが王道  】

 

まだ必要なことがあった

お金、大金が必要

世の中なんと言うても、お金

 

こうして

従五位下(じゅごいげ)徳川三河守藤原家康朝臣

という国司になりました

 

さて家康さん、武田信玄も強敵ですが、

ほかにも怖い人がいますよね~

 

織田信長は京の足利義昭へのご挨拶に上洛し、京に力を示しました

信長は家康に今川領を信玄に渡すなと、きつく言ってます

 

その信玄が家康に会うと言って来た、何なのか怖いですね

その当日になった

どうやら、本人ではなく家臣が来るらしい

家康、一緒にいた本多平八郎、榊原小平太も

ほっとしたのか、信玄の悪口を言うた

甲斐の虎でなく甲斐の猫だろう(笑)ニャーなんて

 

その時、背後に大男が、僧のように見えるが~?

持ったお盆には三人分のお湯呑が

低姿勢で「寒いでしょうから」 と差し出す

同時に、平八郎が気付いた

高い木には、忍びか、兵か、数人が下を見ながら構えている

 

信玄は、こんな作戦を立てていた、領土の略奪の話で

武田は駿河から攻めだす

德川は遠江から攻めだす

両者、切り取り次第で領土とする

 

家康は恐怖の中、うなずいた

 

七日後、信玄は駿府制圧

 

家康は、未だ何も出来ずにいる

その原因の一つが、瀬名の幼なじみ、田鶴

田鶴は鵜殿長照の妹

長照は上ノ郷城主で以前家康が攻めた時、自害している

だから、田鶴にとって家康は兄の仇

和睦を言って来た家康と瀬名を受け付けない

 

仕方なく、家康軍は総攻撃に出る

 

遠江の引間城の主となった田鶴は、城に火を放ち

城門を開き、武装の侍女たちと突撃に出た

矢が、鉄砲が田鶴たちに向け飛んできた

 

田鶴は、時々家康側に背を向けるようなことをしてきたが

今川氏のもと、瀬名たちと仲良く過ごした日々が忘れられない

 

もう一度あの頃のような世を取り戻すため戦う?

それなら「和睦」をなぜとらなかったのだろう

戦えば、また子孫が敵討ちを考えるのに、悪い連鎖しかないのに

 

折しも、瀬名は邸で田鶴の好きな椿をそっと撫でていた

 

 

 

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