第30回 全成の確立
結局、少しの油断が命取りになったのか
全成は回収仕切ったと思っていましたが
呪いの人形が、一体、御所の縁の下に残っていた
誰が拾い上げたか、人形は上層部に申告された
比企はまず、鎌倉殿・頼家に見せた
大江は、慎重に方々に聞いて回った
義時は全成と実衣に聞くと同時に
「決して認めてはなりません!」
北条大事は分かります
こう言ってでも、身内を守らねばならない
父、時政の方が、本当のことを言ってしまいそうでしたね
比企は、全成の家宅捜査をした
呪詛のための人形や、その他の道具を見つけ、言った
「鎌倉殿を、これで呪い殺そうとしたのだ」
義時、時政、政子、この状況を乗り切ろうと四苦八苦だ
北条は、大ピンチが訪れている
時政の妻、りくが全成に頼家に呪いをかけるよう言い、
時政は、りくに頭が上がらないから、ずるずるっと
全成は拒みたかったけど、実衣は半ば賛成だったかな
義時は、そこをなんとか救おうと一生懸命だ
義時、いけないことに加担してるんですけど…憎み切れない…
頼家の御裁きがおりましたね
全成は、流刑
この方まだ若者ですけど、宿老を前にして、こういう時
びしっと、ブレないなあ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/df/ef94f4e3e877617804cca27542979ea0.jpg?1660468782)
やっぱり、サラブレッドなのでしょうね、すごいなあ
近頃は13人の会議、なかなか全員集まらなくなっていた
今回の議題は「御家人たちの所領の再分配」
沢山来ている不満の「声」
もう、文机からこぼれ落ちそうです
頼家が、先週のドラマの時だったか、
ふたつの所領の真ん中に、ズバッと一本縦線を引いた
で、等分にして完了
これでは不服がでても致し方ないですね
所領(広い)→→→所領(少ない)
所領は手柄を立てると増える
所領は命より大事なもの
簡単に動かされては、元々所領の広い者ほど文句をいうだろう
さあ、どう結論を出すのでしょうか
義時は、この策は頼家が何かを試しているのでは
主だった御家人が自分に従うか否か、見ている
と考えた
早速頼家が比企に所領を差し出すようにと言うと
比企は激怒、そして…
全成のいる牢屋に比企が来た
何やらがちゃがちゃいう袋を放り投げ、頼家を呪えと言う
袋の中身は、のみやら木切れ
人形を彫る道具だ
更にこの先の大悪巧みがあった
全成がまた人形で呪いをかけようとしていると訴えたのだ
何故か八田が結託している
最期の全成は神がかっていた(お坊さんですけど)
打ち首の場で、呪文を唱え続けていた
すると、雷雨が激しくなる
更に激しく唱えると、雨も激しく降り、雷も激しく轟き
辺りは真っ暗になった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/5e/040496cdf0278434395306f5dd11c64b.jpg?1660466833)
そして、大きな雷鳴と共に近くの木に落ち、なぎ倒した
一度目の振り下ろされた太刀筋は外れた
あとは、八田自ら首にとどめを刺した
すると、雷雨は収まり青空が出たという
義時は、このいきさつに比企が動いていることを突き止めた
「もっとも鎌倉殿に死んでほしいのは、あなたです
この様なことを二度と起こさないため、何をすべきか!
悪い根を断ち切る、この私が!」
ああ、これで比企も終わりか…
と思ったのですが、またしてもトラブルが!
頼家が倒れた
この事を突然伝えられた義時は呆然と立ち尽くした
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