俳誌が届く前に
月例の句会がやって来ました
いつもJRで一駅乗って、会場に行くんです♪
今回「花筏」で盛り上がりました
「花筏」
といえば花びらが水面に落ちて、まるで
それが筏の姿に似てるから、という
桜の散った花びらの成せる技
だと思っていました
ところが
(写真はネットよりお借りしました)
「花筏」
花や木にとても詳しい仲間のひとりの詠んだ句の
花筏はそうではなかったんです
…載せられません、規則ですし
山林や水辺近くの木陰に群生する
低木の名前でもあるそうで
それを知らないメンバー(もちろん私も)は
てっきり桜の花びらでの花筏と思い
それなりの鑑賞をしてまして
またそれも面白いと言って頂けましたが…
葉の上に花が咲きやがて
実が出来るのが筏の上の船頭さんに見えるから
「ハナイカダ」
というそうでした
開花は4~6月
句集の編集部に投句後
句集上で発表があるまでは他での発表は、STOP
「未発表の句であること」
どちら様の句会もそうなのですね
私の句なんか出したところでどうってことないのにね~
句集より
白檀の香りのたちて入彼岸
食レポの膨満感や菜種梅雨
eメール孫のえがおの花だより
初雪や京都五山に白き文字
虎落笛半島包む鎮魂歌
季語としての花筏。歳時記どおりでよろしいですよ。
植物としてのハナイカダは6月に咲くそうですよ。ですから夏の季語欄で探してもありません。このハナイカダに漢字を当てはめると花筏となるわけですが、これは植物世界の呼び名ですね。俳句では歳時記にあるように・・・桜の花びらが水面に散り浮かび、その一枚一枚がくっついてまるで筏を組んだように見えることです。流れによっては一枚が剥がれまた一枚一枚とくっついたりして流れているさまがなんとも風情がいいですね。
俳人は歳時記をバイブル?としましょう♪
初雪や京都五山に白き文字
初雪の京都五山の文字となり
ご参考に・・・言い表しの違いですけどね。
アドバイスいただき、ハッとしています
「静」から「動」へと変わった気がします
或いは二次元から三次元に移った
『文字となり』
眠っていた山が起き出して雪と一緒に
落書きして遊んだような
おそらく私がこの句を何度考え直しても
このようには出来ないです
一生勉強です、ありがとうございました
上五の 初雪のは、下五の文字にかかります。
つまり初雪で浮かび上がる五山の文字に、です。
切れは下五の なり、で切れます。
しかし、いい景色でしょうね浮かぶようです!
先週忙しくてちょっとバテてました
すぐ、体力なくなるなんて悲しいです
五山の中で山にもよりますが
文字のところに火床がいくつも並んでいるはずでして
土より冷たい素材が使われているのか
わずかの間、そこに雪が残るのかもしれません
雪で文字が浮かぶ景色、好きです♪
風情とかよりも、ポップな印象です
なので「…となり」ですね、やっぱり
コメントありがとうございました