第16回 華の影
もう関わりはない
もう逢うこともない
ふたりともそんな風に思っているだろうか…
ふたりは赤い糸で固く結ばれているとしか思えません
また逢ってしまった、悲田院で
悲田院に行ったせいで
悲田院に行ったおかげで
まひろの家に、たねちゃんがすがって来た
父と母が発熱し悲田院に行ったきりだと訴える
まひろは悲田院に たねと一緒に行ったが
父母はすでに亡くなっていて
たねも症状が出てあえなく亡くなった
死人と病人がごっちゃに並ぶ
医者はたったひとり
そんな非常な悲田院で
まひろは乙丸と一緒に看病を始めた
乙丸は、やめましょう帰りましょうと言うが…
せめてマスクをしてー!
と、テレビ画面に願ってしまう
あんな状態では、感染は免れない
案の定熱っぽい顔になってきたまひろ
でも、病人の看護を続けている
そこへ道長と道兼がやって来た
道隆に疫病感染への対策を願ったが取り合わないので
自分たちでやって来たのだ
道長から悲田院に行くと聞いた時の道兼の言動ですが
「汚れ仕事は自分の役目だ」
と言って道長の行こうとするのを止めた
以前の道兼の行動にまだ引きずられてる私ですので
まさか、そう来るとは思いもよりませんでした
道兼、かっこいい、ええ人やわ~
病人の間を立ち回るまひろと道長
狭い部屋の中なのにすれ違う気付かない
じれったい!
(ああ~そっち行ったら会えへん、こっちこっち
あ、また違う方に行ってる~((@_@;)
なんて心で言いながらどうなるか見てました
やがて病人を見て回るうちにふたりがぶつかった
お互い気付くや否や 道長の腕の中で
まひろは気を失い その場に崩れ落ちた
まひろの家に連れて帰りひと晩看病したのは
大納言道長
一夜明けて
まひろの父、為時の道長に伝えたことばの
一言一句
全く無駄がなく 的確で
且つ 心からの感謝のこもっている事に感動しました
ですので、その夜の為時さんに差し上げたい!
{今夜大賞}
道長さんへの賞は?
いいえ、ひと晩まひろを看病した
これが何よりと私が道長なら思います
めぐり逢ひて見しやそれともわかぬまに
雲がくれにし夜半の月かな
やっぱりの歌に繋がりますね
まひろは月を見あげます
紫式部は石山寺で月を眺め
物語を手繰り寄せたと伝わるそうです
(追って書き)
*藤原道長役の 柄本佑さん
柄本明さんの演技に似てきた
*乙丸さんと百舌彦さん
どちらもいつも主人の側に従ってる
乙丸さんは
まひろの足の速いのに付いていけないけど
ガンバル! ガンバル!
百舌彦さんは
道長に付いている 馬につく時もある
乙丸さんより緊張感が少ない
乙丸さんに兄貴づらしてる
二人並ぶと可愛い♡
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