夫は遠く戦場に
伊豆山のお寺では、女の戦が始まっています
何とも美しい方たちが集っておられます
義時が、言ってました
お坊さんには近づかぬよう…
さてこの流れでの悪い知らせとは
毎週の視聴者には見当がつきますね
義時のお兄さんが北条の館へ取りに帰ったはずの頼朝の御本尊
その仏像を伊豆の武将の仁田忠常が持って来た
義時は、それで、兄がどうなったかを察した
父の時政も察した
元々、争いごとを好まなさそうな父は戦意喪失ですね
奥様の所へ帰りたくなっていた
そんな中、義時に言った
「わしより先に逝くんじゃねえぞ~」
のフレーズ、沁みます
先週敵を討ち取ったあとの
「これでおわりじゃねえんだよ~」と同様に
父の慈愛たっぷりの言葉、いいですね~
義時は、この時から兄の代わりに北条の頭領として
しっかりしなくては、と覚悟したように見えました
まだ、十七歳?十八歳?
でもこの時代は元服は十四~十五歳?
充分成人なのですね
日本も18歳からが成人に変わってるのでしたね
義時、がんばって!
さて源頼朝のもとに、坂東の地から平家を追い出そう
これを大義名分とした戦があちこちで起きていますが
正直、ややこしいです
北条を軸として考えて、いったい誰が味方で敵なのか
自分の家が一番大事、というのはありありと分かりますが
相模湾岩浦の浜辺(現在の神奈川県真鶴町岩海岸)
ここで、時政、義時は三浦善村と出くわす
船をつけている
今の東京湾を横切り、
安房(房総半島南部)の安西景益の所へ行こうとしていた
ひょっとして、三浦善村がややこしい?
義時の親友ですよね
義時には、本音が言えるみたいで
それが、よく分からない
その場凌ぎみたいなことを言って相手との間を繕う
これが、今後どうなるのか
義時の危うさ、誠実さをよ~く知っていますよね三浦善村は
だから一緒に進むのかどうなのか
この坂東武者たちの現況についていけるかなあ~私の頭は
三浦善村役の山本耕史さん、時代劇がいいですね♪
「待たせたな」 の決め台詞の土方歳三役は
大河ドラマ「新選組」
これも、三谷幸喜さん脚本でしたね
それから、敵なのか味方なのかといえば
梶原景時
石橋山の戦いの時、
退散して洞穴に隠れている頼朝一行を見つけたのに、
味方には頼朝はいない、と一行を敢えて見逃しました
頼朝はその名を胸に刻んだようですが、今はれっきとした敵
この先はまた平家として戦に臨むのかどうか
13人のひとりになるのかどうか
梶原景時役の中村獅童さんは歌舞伎俳優さん
大河ドラマには歌舞伎関係の方が多いですね~
北条時政役の坂東彌十郎さんも北条宗時役の片岡愛之助さんも
ところで時代劇、私好きなんです💖
今「雲霧仁左衛門5」というドラマもあります
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のトランぺッターのトミー役の
早乙女太一さんもお役人の山川安左衛門で出演♪
なんかずっとテレビ見てるみたいですね
見てます
オリンピックも見ないといけないし、
今日こそウォーキングに出かけると息子に宣言したけれど…
ぶつくさ言わしてもらいました
頼朝軍団は、ワンランクアップの集結のようです
戦争放棄寸前の頼朝に義時が言いました
「佐殿をお守りして石橋山で討たれた者がこれでは
浮かばれませぬ」
「平家の横暴に耐えてきた者たちの不満が
今、ひとつの塊となろうとしています」
「佐殿がおられなくても、我らは戦を続けます
そして必ず平家を坂東から追い出します」
義時からこう言われた頼朝は
「ざれ言を! この戦を率いるのはわしだ」
頼朝さん、毅然として、目力があって
ドラマが始まって以来の引き締まった面構えではないですか
やる気が出たのですね、ほんとに
それもこれも、義時の気迫ある訴えのおかげです
それはお兄ちゃんの死が義時をワンステップ上げたのでしょうね
もう以前のアッシー君ではありません
兄弟、姉妹はなかなか同じように何かを成し遂げるというのは
難しいようですが、密かに片方がその陰からしっかり押しているなと
オリンピックを見てもドラマを見ても思いました
何だか、北京五輪には兄弟姉妹が目立ちますもので
私のたったひとりの妹は先に逝ってしまったのですが
私にはないどっしりした感覚、その鶴の一声で
妹は私を支えてくれてたんやなあと思えます
ひろ子、会いたいなあ~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます