きのう、仕事で大津まで行った帰りに寄った「義仲寺・ぎちゅうじ」
大津市の旧東海道沿いにあります。この辺りは、琵琶湖に面し、景勝の地でした。
今は琵琶湖との間には、幹線道路や高層ビルも建ち、ここから湖を見ることは、
できません。
木曽義仲の墓所が、義仲寺です。
鎌倉の源頼朝の軍勢に討たれ、ここに葬られたのが、このお寺の起りです。
義仲の側室、「巴御前・ともえごぜん」 や、「松尾芭蕉」 のお墓も存在します。
左から、義仲、 巴御前、 松尾芭蕉 のお墓です。
松尾芭蕉は、この地を好み、何度も訪れたといいます。
芭蕉は、大坂で亡くなりましたが、遺言によりここに弟子たちの手によって、
義仲の墓の隣に葬られ、今もそのまま残っています。
また、「翁堂・おきなどう」 があり、芭蕉の座像が安置されています。
この翁堂の中、左右の壁上に三十六俳人の絵が掛けてあり、
天井絵は、画家「伊藤若冲」 によるものです。
「木魚」 で、いいんですか?
ここは、芭蕉ゆかりの寺だけあって、沢山の俳人の句碑がありました。
”旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る 芭蕉 ”
をはじめ、19基?、ありました。また、境内には、芭蕉が、たくさん植えられ、
きれいな緑色が、境内を明るくしていました。
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