kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟、来たりなば…⑧

2020-03-15 16:46:03 | 麒麟がくる


麒麟がくる
第八回  同盟のゆくえ


先だってより、一度書きたいなと思っていたことがありまして


これは、稲葉山城の廊下を十兵衛とその側近の皆さんが

歩いているところです

「麒麟がくる」をご覧の皆さまも、もうお気づきと思いますが

皆が歩くたびに、 キュッキュッと音がしていますね

「鴬張りの廊下」


京都の二条城の二の丸御殿も、この廊下で

城内説明係の方が、必ず説明されます

これは、防犯装置なのですね

忍びの者が侵入して、うっかり歩くと、

キュッキュッと廊下が鳴く仕掛けです

ホーホケキョ ケキョケヨケキョ…のあとの部分ですか

麒麟がくるの中の、この音は本物の音がしていて、感服します

音響効果も、一流やなあ~と


さて、本筋へ

十兵衛は、早朝の浜に菊丸と来ていました

朝日を背中に受けながら、小舟が戻って来ます

その舟には、三人位の男が

船首近くに乗っている男、丸顔でおっとりした風に見えますが

この人が信長?

信長でした


浜に上がった信長は、釣ってきた大きな魚をさばき、

一切れ一文で、民に売っていた

皆、喜んで買っていましたね

信長の言うように市で、良い値で売れるのでしょうか


十兵衛と信長、がっちり顔を合わせました





お互いに、怪訝な顔つきをしていましたが

十兵衛には、「奇妙な男」 が第一印象でした

信長はどう思ったのでしょうか

この二人が、のちにあの大変な二人となるのですが


十兵衛は早速、道三に、伝えました

「不甲斐ない若殿とは思ったが、うつけかどうかは…」

帰蝶は輿入れを承諾したし、道三は、

「これで、血を一滴も流さず、海に近づけた」 

と高笑い\(^o^)/


一方、土岐頼芸と道三の嫡男の高政は、この十兵衛に怒っていた

が、同盟と帰蝶の輿入れは、変わらない様子

土岐頼芸は、どうやら様子を見るらしい

道三が、怖いんですね、表立って歯向かえば殺されると思っている

でも、高政は、怒りが治まらない様子で、この後どうするのだろうか…



帰蝶と駒



二人は、親友でありながら、恋のライバル

なのに、穏やかに繋がっている

きっと、それぞれに、十兵衛とは結ばれないという、

ともすれば、控えめな気持ちがあって、

嫉妬も怒りも起こさないのでしょうか

最後まで、親の友として過ごすようです

二人は、最後にお互いに十兵衛が好きと言う気持ちを確かめ合い

お互いに、結ばれるのは難しいと思った

そして、帰蝶は信長のもとへ

駒は、京の望月東庵先生の所へ



お別れの時、駒ちゃん、十兵衛の母上様から、

桔梗の紋の入った扇子を頂いて、良かったですね

そうですよね、一生の宝ですよね


二人の、次のステップを決定づけた言葉は、

*帰蝶に十兵衛が

「尾張へ、お行きなされませ」

と強く、答えたこと

*京へ戻る駒を十兵衛が峠道まで送ってくれた時

「本当は私より、帰蝶様を見送りたかったのでは?

帰蝶様を、遠くへ行かせたくなかった、大好きだから」

駒のこの言葉に、十兵衛は

「そうかもしれぬ…」

駒は、この言葉を聞きたかったというけれど、

何%かは、私のことが…

何て~こと思っていたのではないかなあ~


こうして、十兵衛のそばから、素敵な女性が二人とも

居なくなってしまった…



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