49年間にわたり、数々のコンサートが繰り広げられた、
「東京厚生年金会館」 は3月31日をもって幕を閉じました。
そのファイナル公演は、
「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」
千春さんは同会館でのコンサートは1977年に小ホールで初めて
コンサートを開いて以来、今回は75回目となりました。
私は東京の地理は分からないし、ちょっと敷居が高くて
何十年も行ってなかったのですが、
「今回は何が何でも行かなくては!」 の気持ちで見てきました。
いつもにも増して高揚した会場の雰囲気の中、2時間半のコンサートは
あっという間に終わりました。
千春さんも感無量という感じで、最後は会館の上手、下手、
1階席、2階席、天井に目をやり、深々と会館に一礼をするように、
そして、静かに退場されました。
コンサート中の話の中で、デビュー当時のことを話され、
”東京でコンサートを開こうと思った時、ああ、厚生年金会館がある…、
と、助けられたものだった。
始めは小ホールで開き、そして大ホールで開けるようになっていった。”
千春さんは、この会館に育てられたと大きな感謝の気持ちを
持っていることを話されました。
この会館での公演回数は、さだまさしさん、高橋真梨子さんについで、
千春さんは75回で3位だそうです。
『ファイナルはぜひ、千春さんに…!』 と会館からのお声掛かりだったそうで、
見事に有終の美を飾られたと思います。
この公演は5月1日 午後8時~9時30分 NHK BS2にて放送されます。
公の電波にはなかなか乗せられない、会場、ここだけの話が至る所に
散りばめられていますので、『カット、カットでどうなるか…!?』
とご本人もおっしゃってるくらいです。 どんな場面が放送されるか
楽しみです。
(ちなみに私は、2階の最前列で見ていました。写るかなあ~?
写りませんよね~ (^_^;))
こんな感じで、今まで見てきたコンサートの中でも強く記憶に残るだろう
コンサートとなりました。
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