路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【産経抄・11.25】:「静観」で食い尽くされぬように

2024-11-25 05:01:30 | 【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・文化の担い手である著作権】

【産経抄・11.25】:「静観」で食い尽くされぬように

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・11.25】:「静観」で食い尽くされぬように 

 『砂の女』などで知られる作家、安部公房の短編に『新イソップ物語』がある。生誕100年を記念し神奈川近代文学館(横浜市)で開かれている特別展で同作品の一節が展示され、足を止めた。

 ▼本家イソップの「アリとキリギリス」は、楽器を弾き歌って遊ぶキリギリスが、働くアリを笑う。だが冬に食べ物がなくなりアリを頼るが断られ…。怠ければ報いを受ける。小欄も行楽日和の日曜にせっせと働く。

 ▼安部公房版の「兵隊アリとキリギリス」は子供にお薦めできない怖い話だ。アリの一隊がキリギリスに話しかける。君を追い返すのは見当はずれで「そんな不親切ができるもんか。夏中うたを聞かしてもらうお礼に、見つけたが最後、手放さないというのがぼくらの流儀さ」と真っ黒に覆い食べてしまう。

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  元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【産経抄】  2024年11月25日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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