やっぱりどうしようもない石破茂幹事長の形式論理のレベル!
国会で法「改正」をすれば立憲主義否定ではないとする暴論展開!
それとも立憲主義そのものの無理解露呈!国会議員失格浮き彫り!
時事 集団自衛権、法改正十数本=自民幹事長 (2014/04/21-19:02http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014042100721
自民党の石破茂幹事長は21日、党の安全保障法制整備推進本部の会合で講演し、集団的自衛権の行使を容認した場合に必要な自衛隊法など関連法の改正について「恐らく十数本改正しないと駄目だ」と述べ、防衛省設置法や武力攻撃事態法も含め10本以上に及ぶとの見通しを明らかにした。自民党が一昨年の衆院選や昨年の参院選で制定を公約した「国家安全保障基本法」に関しては、「政府と党の間で今後調整していかなければならない」と述べるにとどめた。(引用ここまで)
【共同通信】 集団的自衛権「行使に国会承認」 自民幹事長 2014/04/21 19:52http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014042101002187.html
自民党の会合で「国家安全保障基本法案」を解説する石破幹事長。右は高村副総裁=21日午後、東京・永田町の党本部
自民党の石破茂幹事長は21日、憲法解釈見直しによる集団的自衛権の行使容認問題を議論する「安全保障法制整備推進本部」(石破本部長)の第3回会合で講演し、原則として国会の事前承認を行使の要件とする見解を示した。会合後、行使容認した場合に想定する法改正に関し「十数本になる」と記者団に明らかにした。国会の事前同意という歯止めを明確にし、行使容認に慎重な公明党の理解を得る狙いがありそうだ。改正が必要な関連法として武力攻撃事態法や自衛隊法などを挙げた。(引用ここまで)
法科大学院生でも知っている砂川判決の解釈!
弁護士高村副総裁!法科大学院で勉強し直せ!
【共同通信】集団的自衛権を考える 憲法学者・渋谷秀樹氏(59) 2014/04/21 19:01http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014042002000179.html
◆「砂川」根拠、無理な解釈
尖閣諸島をめぐる問題も靖国神社の参拝も、安倍政権と政権を支える人たち自身が近隣諸国との緊張を高めておきながら、それに対処するために「集団的自衛権の行使を認めるべきだ」と主張している。緊張の原因除去に努めることこそ、真の政治家がするべきことです。
集団的自衛権を国家の「固有の権利」と規定している国連憲章は、国と国との約束事である条約です。条約と憲法とでは憲法が優位に立つ。憲法は国のあり方の基本ルールだから、そのルールが認めていない権利を日本が持つことは論理的にあり得ないというのが、従来の政府の見解です。
現在の政府は国連憲章に照らし合わせて「日本が主権国家である以上、集団的自衛権を有していることは当然だ」と言いますが、不正確です。「国連憲章に規定はあるが、憲法は必要最小限度の自衛権、つまり個別的自衛権の行使しか認めていない。憲法が認めていない以上、集団的自衛権が無いのは当然だ」と言うべきです。
自民党の高村正彦副総裁は、集団的自衛権が認められる根拠に「砂川事件」を挙げています。一九五九年十二月の最高裁判決に「わが国が主権国として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではなく…」との記述がありますが、前後の文脈や「自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を取りうる」との部分を読めば、判決が個別的自衛権について述べていることは明らかです。
自国の平和と安全が脅かされていないにもかかわらず、砂川事件の判決を持ち出して「集団的自衛権の行使は認められる」と主張するのは、論理に飛躍がある。憲法の基本判例だから、どの法科大学院生でも知っていることです。無理な解釈というほかないでしょう。(引用ここまで)
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元内閣法制局長官にまで暴挙といわれてしまう安倍首相!
ここまで言われても押し通せば、日本はどうなる!?
内閣打倒しかない!今しかない?日本の現状!
【共同通信】元法制局長官が首相批判 「立憲主義無視の暴挙」 2014/04/21 19:01 http://www.47news.jp/news/2014/04/post_20140421190333.html
阪田雅裕・元内閣法制局長官は21日、共同通信加盟社論説研究会で講演し、安倍晋三首相が意欲を示す憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認は立憲主義に反すると批判した。「憲法は統治者を縛る規範だ。統治者が自らに厳しく解釈を改めるのは良いが、緩く解釈を変えるのは立憲主義を無視する暴挙だ」と述べた。同時に「今の憲法9条の下で(集団的自衛権行使を)できると主張するのはむちゃくちゃではないか」と指摘。「政府の憲法解釈を変えてはいけないと言うつもりはないが、変えることについて合理的な理由を説明できるようにすべきだ」と強調した。(引用ここまで)
立憲主義が問題になったのは、1880年代!
こんなことが問題になるとは!憲法制定時代に戻ってしまった!
立憲主義否定の安倍首相の頭の中はどうなってるか?!
これって世界の笑いものでしょう!
「立憲デモクラシーの会」発足 4月18日 20時30http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/k10013859891000.html
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集団的自衛権を巡って安倍総理大臣が憲法解釈を変更することに意欲を示すなど、今の政治状況は憲法が権力を縛る「立憲主義」の考えとかけ離れているとして、憲法学や哲学などさまざまな分野の学者たちが、憲法と政治の在り方を考える会を発足させました。
この「立憲デモクラシーの会」は、憲法学や哲学などさまざまな分野の学者50人が参加するもので、18日、都内で発足式が開かれました。この中で、共同代表で憲法学が専門の奥平康弘東京大学名誉教授が「今の政治状況は、去年の“憲法96条改正論議”で一般にも浸透した、憲法が権力を縛る“立憲主義”の考え方からかけ離れている」と指摘しました。続いて政治学が専門の杉田敦法政大学教授が設立趣旨を読み上げ、「安倍総理大臣は集団的自衛権の行使容認に向け憲法解釈を変更しようとしているが、今必要なことは憲法に基づく政治を取り戻すことだ」と訴えました。メンバーの1人で哲学が専門の西谷修立教大学教授は、「成熟した議論もなく政治家の勝手な解釈などで憲法を実質的に変えてしまうことに危機感を覚えて参加した」と話していました。(引用ここまで)
集団的自衛権を考える 立憲主義の否定と怠惰、憲法学者·小林節教授 2013年10月8日
赤旗 解釈改憲阻止へ学者結集/「立憲デモクラシーの会」 国会内で会見
『週刊プレイボーイ』がコラム/「保守系」と「赤旗」 不思議なコラボ? 2014年3月12日