後藤健二さんの事実が判明してきた!そこで判ったことは!
今日イロイロなことが判ってきました。NHKとTBSニュースをまとめてみました。
去年10月24日から1週間後に連絡取れず!
MHK 後藤さんが知人に「家族に連絡を」 1月21日 21時09分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/t10014861961000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されたとみられるフリージャーナリストの後藤健二さんは「イスラム国」の支配地域に入る直前、現地の知人に「1週間たって連絡がつかなければ家族などに連絡してほしい」と伝えていたことが明らかになりました。
フリージャーナリスト、後藤健二さんのガイドを務め、直前まで連絡を取っていたシリア人のアラッディン・ザエムさんは21日、トルコ南部のシリア国境沿いでNHKの取材に応じました。アラッディンさんによりますと、後藤さんは去年10月24日にトルコ南部の国境の町キリスからシリアに入り、アラッディンさんが紹介した別のガイドとともにシリア北部のアレッポ県から「イスラム国」の支配地域に向かったということです。その際、「1週間たって連絡がなければ、リストにある家族や同業者の電話番号に連絡してほしい」と言って、家族などの連絡先をアラッディンさんに手渡したということです。アラッディンさんは後藤さんが1週間たっても戻ってこないため、約束どおり、家族などに連絡したということです。
後藤さんは「イスラム国」の拠点となっている北部の都市ラッカに入ったあと、拘束されたとみられています。アラッディンさんは「後藤さんは同行した別のガイドに裏切られ、イスラム国に拘束されてしまったのではないか」と話したうえで、「後藤さんは市民や子どもたちなどシリアのことを考えてくれていた。日本政府には、たとえ身代金を払ってでも何とか彼を助けてもらいたい」と涙ぐみながら話していました。
一方、アラッディンさんが後藤さんに紹介した別のガイドで「イスラム国」の支配地域まで案内したシリア人の男性はNHKの電話取材に対し、「私から話すことはない。私が話すとすれば、後藤さんが解放された後の記者会見でだけだ」と述べるにとどまりました。(引用ここまで)
NHK 後藤さん 紛争地の現状伝える活動行う 1月21日 21時09分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/k10014858281000.html
フリージャーナリストの後藤健二さんは、日本ユニセフ協会と協力して、みずから取材した紛争地の子どもたちの厳しい現状を伝える活動を行ってきました。日本ユニセフ協会によりますと、後藤さんは、平成15年から協会の依頼を受けて、アフガニスタンや西アフリカのシエラレオネなどで、学校に通うことができなかったり、兵士にさせられたりしている子どもたちを取材した映像を提供し、日本の学校の授業で使われる教材の制作に携わりました。
これをきっかけに、後藤さんは協会が主催する報告会に頻繁に出席するようになり、去年3月には、内戦が続いて、ユニセフの職員が立ち入れないシリア北部のアレッポで、子どもたちが命の危険にさらされている状況について講演しました。また、3年前には、ヨルダンの難民キャンプに身を寄せるシリアの子どもたちを写した写真に、「彼らにもクリスマスプレゼントがあると信じている」というメッセージを添えて協会に送るなど、紛争地の子どもたちの厳しい現状を伝える活動を行ってきました。
後藤さんを知る日本ユニセフ協会広報室の中井裕真室長は、「理不尽な状況におかれた子どもや人々を最優先に取材する強い信念のあるジャーナリストだ。拘束されたと聞きショックを受けているが、とにかく無事に帰ってきてほしい」と話していました。(引用ここまで)
去年10月25日(『イスラム国』の拠点)ラッカに向かいます!
TBS 後藤さん シリア入り直前映像「必ず生きて戻ります」 21日17:50
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2400045.html
過激派の「イスラム国」に人質に取られている後藤健二さん。「必ず生きて戻る」という言葉をビデオに残していました。
「私の名前は後藤健二。ジャーナリストです。これから(『イスラム国』の拠点)ラッカに向かいます」(シリアに入る直前の後藤健二さん 去年10月25日)
人質となっているジャーナリスト、後藤健二さんの足取りが浮かび上がってきました。後藤さんは、日本を出発したおよそ2日後の10月24日。日本のニュースサイトの代表に戦場取材にかける自らの思いを綴ったコラムの原稿を送っていました。
「どれも日常と非日常の中での暮らしを垣間見ることができます。三つの写真を組み合わせても面白いと思いましたので、お任せいたします」(後藤さんが送ったメール)
コラムに掲載された3枚の写真。子どもが銃を構える姿など、どれも戦場の厳しい現実を伝えるものです。そして、後藤さんはこう綴ります。
「戦闘の最前線で戦う兵士と、成り行きを見守るしかない一般市民との間には、『見えない一線』というものがあります。私は『見えない一線』をまたいで、戦闘の最前線“War zone”へ入って行きました」
その後、再び代表からメールが届くと後藤さんは・・・
「すみません。今確認できる環境におらず」
実は、このとき、後藤さんはシリア入りの意志を固めていたのです。翌25日、後藤さんが知り合いのシリア人ガイドに託したVTRメッセ-ジ。
「『イスラム国』ISISの拠点と言われますけれども、非常に危険なので、何か起こっても、私はシリアの人たちを恨みませんし、何が起こっても責任は私自身にあります」(後藤健二さん)
この映像を撮影したシリア人ガイドは、去年10月下旬、後藤さんから「イスラム国」の支配地域に入る手助けをしてほしいと依頼されましたが、こう答えたといいます。「後藤さんはジャーナリストでシリア人ではないから、『イスラム国』は後藤さんを狙って捕まえるだろう。その先のことは分からないぞと伝えたが、忠告を聞いてもらえなかった」(シリア人ガイド)
身の危険を知りながらイスラム国の支配地域に入って行ったという後藤さん。その理由は何だったのでしょうか?
「後藤さんは『イスラム国』支配下の市民生活を取材したいと言っていた。友人の湯川さんの情報も欲しがっていた。“私は日本人だし日本と『イスラム国』は直接対決しているわけではない”“だから殺されることはない”とはっきり言っていた」(シリア人ガイド)
こうした中、イスラム国などの動向を伝えるホームページに日本に関する写真が次々と投稿されていることが明らかになりました。こちは新宿駅のアルタ前とみられる画像。大型ビジョンには、2人の日本人の人質事件を報じるテレビニュースの画像が映っています。支援者が日本国内にもいることをにおわせているのでしょうか。さらに、このホームページには、安倍総理を使った4コマ漫画まで掲載しています。
「イスラム国への武力行使を認める決議を採択することで、アメリカがこの問題に一致して取り組んでいることを世界に示すよう議会に求める」(アメリカ オバマ大統領)アメリカのオバマ大統領は一般教書演説で、日本の人質事件には言及しなかったものの、“イスラム国との戦いは世界各国の有志国と連携して行われている”“シリアとイラクへの空爆は効果をあげている”との認識を示しました。
72時間以内に2億ドル=およそ240億円を支払わなければ、日本人の人質2人を殺害するとした前代未聞の事件。2人は、今どこで、何を思っているのでしょうか。
「どうか日本の皆さん、シリアの人たちに何も責任を負わせないでください。よろしくお願いします。必ず生きて戻りますけどね」(後藤健二さん シリアに入る直前の映像)(引用ここまで)
政府関係者によると去年11月メールを送ってきた相手と十数回にわたって!
TBS 後藤さんの妻へ身代金要求は「今月」 21日17:03
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2400036.html
「イスラム国」とされる集団に日本人ジャーナリストら2人が拘束されている事件で、ジャーナリストの後藤健二さんの妻に身代金20億円を要求するメールが送られたのは、今月だったことが新たにわかりました。
政府関係者によりますと、ジャーナリスト、後藤健二さんの妻に「後藤さんを拘束している」という内容のメールが送られてきたのは去年11月で、その後、メールを送ってきた相手と十数回にわたってメールのやり取りが行われたということです。その後、今月に入って身代金の要求があったことが新たにわかりました。身代金は「ユーロ」で要求され、日本円にしておよそ20億円だったということです。
十数回のメールのやり取りの中には、後藤さんしか知りえない情報があったということで、捜査当局が引き続き分析を進めています。(引用ここまで)
去年12月に届いていたメールがあったのに!安倍政権は何を!
NHK 後藤さんの妻に身代金要求メール 1月21日 13時19分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/k10014849521000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているとみられるフリージャーナリストの後藤健二さんの妻に、イスラム国の関係者とみられる人物から20億円以上の身代金を要求するメールが去年12月に届いていたことが、政府関係者への取材で分かりました。
政府は、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているとみられる日本人2人について、家族による確認などから湯川遥菜さんと後藤健二さんと判断したことを明らかにしています。このうち、後藤さんについて、外国の通貨で日本円で20億円以上の身代金を要求する内容のメールが妻に届いていたことが、政府関係者への取材で分かりました。後藤さんは「シリアへの入国を計画している」と話し、去年の10月22日に日本を出国しましたが、10月25日ごろから連絡が取れなくなっていて、メールが届いたのは去年12月だったということです。メールは英文で書かれ、「イスラム国」が、これまでにほかの人質事件で使用していたものと共通点があったことなどから、発信元は「イスラム国」の関係者の可能性が高いということです。政府はメールの分析を進めています。(引用ここまで)
この段階で認めるとは!ウラがありそうだ!
NHK 拘束は湯川さん・後藤さんと判断 1月21日 11時33分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/k10014847181000.html
菅官房長官は午前の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているとみられる日本人2人について、家族による確認などから、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんと判断したことを明らかにしました。そのうえで、菅官房長官は、日本は中東地域の安定のための人道支援に取り組んでいると強調し、2人の解放に最大限努力していく考えを改めて示しました。この中で菅官房長官は、イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているとみられる日本人2人について、家族による確認などから、湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんと判断したことを明らかにしました。
そして、菅官房長官は「わが国はこれまで中東の平和と中東の人々の民生の向上のために積極的に貢献してきた。今回の安倍総理大臣の中東訪問も主眼は中東地域の安定にわが国として積極的に貢献するもので、わが国の行う支援はまさに中東の人々の民生の向上のための支援だ。わが国の考えや取り組みは安倍総理大臣と中東各国首脳との会談などで表明するとともに、外務省や在外公館のホームページ、ソーシャルメディアを含む、あらゆるメディアを通じて積極的に発信し、人質の解放に向けて最大限努力している」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「日本の取り組みは凶悪な犯人が主張するようなムスリムの人々を殺すためのものでは全くなく、2名の日本人に危害を加えないよう直ちに解放するよう強く要求する。わが国としてはテロに屈することなく、国際社会全体によるテロへの取り組みに貢献していく立場に変わりはない」と述べました。また、菅官房長官は「今回の映像が『イスラム国』によってインターネット上に配信されたとみられることを含め、諸情勢を総合すれば、今回の事件は『イスラム国』関係者による犯行である可能性が高いと現時点で考えている」と述べました。さらに、菅官房長官は、「イスラム国」から日本政府への接触はないとしたうえで、「身代金については事案の性質上、答えることは差し控えたい。『イスラム国』に届くように外交ルートを通じて、日本の考え方と早期解放すべきだということを、ありとあらゆるメディアを通じながらメッセージを出している」と述べました。
一方、菅官房長官は、記者団が「動画が合成ではないかという指摘もあるが真偽はどうか」と質問したのに対し、「きのうからそうした点も含めて、画像の内容について専門家による分析を行っているが、詳細について答えることは差し控えたい」と述べました。(引用ここまで)
「イスラム国」「経済的な戦いではなく精神的な戦いなのだ」という意図は!
安倍政権の中東外交の出方にあり!ここが最大のポイント!
NHK 「イスラム国」事実上犯行を認める 1月21日 5時12分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150121/k10014841051000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられる男が、72時間以内に身代金を支払わなければ拘束している日本人2人を殺害すると脅迫する映像が、インターネット上に公開されたことについて、NHKの取材に答えた「イスラム国」の広報担当の男は事実上犯行を認め、「あなたたちの政府は身代金を払う」と述べました。
インターネット上に公開された映像では、左手にナイフを持って覆面をした男が、湯川遥菜さんと後藤健二さんとみられる2人とともに映り、英語で「日本の総理大臣へ」として、2人を解放するために合わせて2億ドルを支払うよう要求しています。そのうえで「日本政府は『イスラム国』に対抗するために愚かな決断をした。あと72時間だ。さもなければこのナイフが悪夢になる」と脅迫しています。
これについてNHKは、イスラム国の広報担当の男に、20日夜(日本時間の21日未明)、インターネット上のメッセージのやり取りで取材を行いました。この中で広報担当の男は事実上犯行を認め、「金が必要なのではない。『イスラム国』は、この金額より高い金を1日で使っている。経済的な戦いではなく精神的な戦いなのだ」と述べて、資金の獲得だけが目的ではないと主張しました。そのうえで「あなたたちの政府は金を払う」と繰り返し述べ、日本政府が2人の解放と引き換えに身代金を払うという見方を示しました。今回の映像が出されてから、イスラム国の関係者が取材に答えたのは初めてで、断続的な1時間ほどのやり取りの中で、男は72時間の期限があることを認めたものの、映像を出したときから72時間だと主張するにとどまり、具体的にいつが期限なのかは明らかにしませんでした。(引用ここまで)
NHK 後藤さんの知人 連絡つかなくなった 1月20日 20時33分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150120/k10014834981000.html
フリージャーナリストの後藤健二さんの知人で、過去2回、後藤さんを招いたトークイベントを開催したこともある演出家の馬場さくらさんは「去年12月にも後藤さんを呼んで紛争地域での取材経験などを語ってもらうイベントを開催する予定だったが、連絡がつかず出演できなくなってしまった」と話しています。
馬場さんによりますと、後藤さんからの最後の連絡は、去年9月29日に届いた「今夜から中東に取材に行く」という内容のメールで、これまでの話からトルコからシリアに入る予定だったとみられるということで、今回の件について「大変ショックだ。早く救出され、無事に帰ってきてほしい」と話しています。
後藤さんの人柄について、馬場さんは「子どもが大好きな温かい人で、いつも笑顔で人と接していた。一方で、見聞きしたことを伝えなければいけないという強い思いがあり、真のジャーナリストだと感じた」と話しています。
後藤さんは、紛争地帯などでの取材について「これまで何度も身柄を拘束されたことがあるが、争いの最前線を取材するのではなく、弱い立場の子どもなどを取材しているという姿勢で臨めば殺されることはない」と話していたということです。(引用ここまで)
「イスラム国」は日本のニュースをよく観て分析している!
NHK 「イスラム国」“邦人殺害”と脅迫 身代金要求 1月20日 19時33分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150120/k10014825031000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられるナイフを持って覆面をした男が、72時間以内に身代金を支払わなければ拘束している日本人2人を殺害すると脅迫する映像が、インターネット上に公開されました。
この映像には、去年拘束された湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんとみられる2人がオレンジ色の服を着てひざまずかされている様子が映っています。
そして、2人の間に黒い服で覆面をかぶった男が立ち左手にナイフを持って英語で話しています。
この中で男は、「日本の総理大臣へ。日本はイスラム国から8500キロ以上も離れたところにあるが、イスラム国に対する十字軍にすすんで参加した。われわれの女性と子どもを殺害し、イスラム教徒の家を破壊するために1億ドルを支援した。だから、この日本人の男の解放には1億ドルかかる。それから、日本は、イスラム国の拡大を防ごうと、さらに1億ドルを支援した。よって、この別の男の解放にはさらに1億ドルかかる」と述べ、2人を解放するためには合わせて2億ドルを支払うよう要求しています。
さらに、「日本国民へ。日本政府はイスラム国に対抗するために愚かな決断をした。2人の命を救うため、政府に2億ドルを払う賢い決断をさせるために圧力をかける時間はあと72時間だ。さもなければ、このナイフが悪夢になる」と脅迫しています。
この映像の信ぴょう性については、まだ分かっていませんが、冒頭にNHKの国際放送「NHKワールドTV」が日本時間今月18日の未明に放送したニュースの映像が引用されていることから、18日以降に編集されたものとみられます。
シリアを管轄するヨルダンの日本大使館は「動画が配信されたことは承知している。邦人とみられる2人の殺害が予告されているが、その真偽については、現在、確認中だ。仮にこれが事実であれば、人命を盾にとって脅迫するのは許し難く、強い憤りを覚える。日本国政府としては、関係各国とも協力しつつ、早期解放に向けて、最大限の努力を尽くす所存だ」と話しています。(引用ここまで)
「イスラム国」とのチャンネルは結構あるぞ!
NHK 後藤さん知人「連絡は10月が最後」 1月20日 16時48分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150120/k10014827121000.html
後藤健二さんと交流があるフリージャーナリストの常岡浩介さんによりますと、後藤さんとは10月を最後に連絡が取れなくなり、シリアで後藤さんのガイドを務めた人物に電話をしたところ、ガイドは「その話はできません」と話し、口止めされているようだったということです。
また、常岡さんが去年、イスラム国に入った際、現地の司令官に、拘束された湯川遥菜さんについて尋ねたところ、「人質は1つのところにまとめられている」と説明されたということです。
また、後藤さんの著作を扱っている出版社の編集者によりますと、去年9月に、後藤さんに会った際は、「しばらく海外に取材には行かない」と話していたということです。しかし、その後、去年10月10日にメールが来て、後藤さんがシリアに入国したことを知ったということです。この出版社の編集者は、「後藤さんは紛争地域の子どもたちを熱心に取材するジャーナリストで、これまでもアフガニスタンやシエラレオネの子どもについて執筆してもらっていた。今回は、シリアの子どもたちの現状についての執筆を依頼していたが、拘束されたと聞いて驚いている」と話していました。(引用ここまで)