今日のお目当てはフジタイゲキ
"タイゲキ″どんな植物??
タイゲキは漢字だと大戟と書き、
トウダイグサ科でフジタイゲキは
静岡県の数えられる箇所にしか、生育していない、
貴重な植物であるらしい。
今回はプロ集団(草木、シダや樹木、地質に造詣の深い方々)と
ご一緒で、大変ありがたかったのですが
生徒さんはオロオロでした。
島田・金谷インター下りたのは9時35分。
新幹線の車窓や国道から見える「茶の字山」
茶文字の間に農道があり、
楽して車で上り、瞬く間に粟が岳頂上(532m)
信仰の山で阿波々神社の境内になっている。
我々はこの頂上に行く途中の、茶草場に生えている
フジタイゲキに合いに行く。
茶草場という言葉も初めて
この里では(東山地区)世界農業遺産に指定され、
茶畑とその周りに茶草場が設けられ、
環境保全のために、茶草場で刈り取った草を、
茶畑の間に敷く農法を実践している。
良質なお茶の生産とともに、草地の中で様々な生き物が生育している。
確実に観察できるように、東山いっぷく処で、
詳しく場所を教えていただく。
車中で、フジタイゲキの生育している場所等を確認して
お楽しみの対面は後程。
阿波々神社
古代の祭祀跡
山頂付近は原生林で、県の天然記念物に指定されている。
シャクナゲが多く、最盛期にはさぞかし目を引くことでしょう。
今回は植栽であろうと思われる西洋シャクナゲの花が見られた。
ヤブミョウガ
神社の境内を歩いていくと、針葉樹の大木に白い花が。
5メーターほどの頭上にセッコク・・・・
バックが青空ならもっと映えたのに
お目当てのフジタイゲキ
下りてきた足元にギンリョウソウとツチグリ
もう一つのご褒美 サンショウクイ
ヒリヒリとつがいで啼いていました。
巣でもあったのでしょうか?
教えていただいたお店に立ち寄り、御礼かたがたお買い物
もう一つ近くにあるササユリの咲いているところへ移動
1番茶を刈った後でしょうか?
丸坊主にするのですね。
向かい側に茶の字山
文字はお茶の木ではなく、ヒノキが1000本で作られている。
ここから小笠山へ移動
ヒトツバ
ミツデウラボシ
ウワーと歓声が上がりました。
シタキソウ キョウチクトウ科 蔓植物
舌切草を省略したと書いてある記述もある。
ジャスミンのような強い香り
ウラジロ
足神様 (足を出してるお地蔵さま) 小国神社
頂上目指して歩く。
ツルアリドオシ イチヤクソウ
ナツハゼ スノキ属 ブルーベリーの仲間
タイミンタチバナ 多く見られました。
歩いて池の方へ移動
ネジキ
モチツツジ 少し花が残っていた アマヅル
ヤブミョウガ ヤマアジサイ
バリバリノキ イワタバコ
ヒメバライチゴ
サンショウオか? クロガネモチの雌木
シダ類の多いこと。詳しい方がいらしたが、最初からあきらめモード
車に乗ろうと思いましたら満開のキダチニンドウ
小國神社から見えたのもスイカズラではなく、これだったようだ。
静岡から西の方にみられる。
花が細い花びらでくるっと巻き上がる。
青空は望めませんでしたが、実りある楽しい1日でした。
茶葉をぬるま湯で柔らかくして、フードプロセッサーで
細かくして、ホットケーキのもとを使って焼きました。
中にぬれ甘納豆を入れましたが、量が少なかったか。
先日同行させていただきましたYさんからメールをいただきました。
どうも粟が岳の神社の境内で見た草花が、新種とされているツカモトハコベ
画像もお借りしました。
ナデシコ科 ツカモトハコベ
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