気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

陸中グルメ&震災語り部ツアー(2)

2016-11-08 22:34:57 | 観光旅行

盛駅から三陸駅まで乗車  

      

        手前で見た、4階までが津波の被害にあった建物
   

    

                       乗車時間が短かったので、写真撮影したホタテ弁当
  

                      恋し浜(こいしはま)駅
  三陸駅で下車してバスに乗り替え、浄土ヶ浜を目指す。
     途中片付けのボランティアにお邪魔した大槌町、ひょっこりひょうたん島の蓬莱島を過ぎ、
  岩手国体の際、ニュースになった、天皇皇后両陛下がお泊りになった
  三陸花ホテルはまぎくの紹介をガイドさんがされました。
  浄土ヶ浜でレストハウスに行きトンネルを抜けたところで、ハマギクとコハマギクを見ました。
   
  

      私は岩泉の友人が会いに来てくださるので
      観光船には乗らず、レストハウスでおしゃべりしました。

           

        その後バスで田老に移動し、「学ぶ防災」というパンフレットを見ながら
   ボランティアガイドさんが、案内してくれました。
   学生時代に田老に小学生対象にボランティアに来た時も(50年以上前の話)
   高い堤防にびっくりしましたが、3.11の際には難なく乗り越え、
  (最大で16mの津波だというので)181名の犠牲者が出た。
   田老地区は、明治時代から2度大津波に合い、津波に対する意識は高く
   大地震の後には津波が来る。
   津波が来たら少しでも高いところへ逃げる。
   つなみてんでんこ” 自分の命は自分で守る
   

       第一防潮堤に上る (S9年~32年)                住居を立てることは禁止された場所に
  X形に防潮堤が作られたが、この堤防が残る。               グランドが・・・
                                     
    

     わかめ等の作業する建物                     田老観光ホテル
    プレハブの前」には、さらに高い防潮堤を建設中          4階まで津波の被害にあったが
                                    従業員は裏山の高台に避難し
                                    社長が津波が乗り越える様子をビデオで撮影していた。
                                    震災遺構とされ、ボランティアが館内を案内して
                                    そのビデオを海を前にした部屋で見せながら説明
    

      ただ防潮堤を高くすると、海の様子がわからず、
   それに守られているから安心という気のゆるみが生じないのだろうか?

  

     左奥の建物が製氷する工場
     案内した彼は、配達する区域が、壊滅状態になった地区だったが、
     その日はこの堤防の外側をまわっていて、たまたま津波より早く
     仕事が終わっていて、難を逃れたとしんみりと語っていました。
     記憶を風化させず、ありのままを伝えることの大切さ、
     ハード面だけでなく、ソフト面の教育や意識を高める必要性を感じました。
     その日は宮古どまりでした。
     宮古も東日本大震災と、岩泉が大きな被害にあった、台風10号の災害にも合い
     自然の牙は加減してくれません。
   

      海鮮しゃぶしゃぶとウニご飯食べ放題               最後の日 海岸線沿いを北上し
   勘違いしてました。ウニ食べ放題でなかった          北山崎から久慈の琥珀博物館を見て
                                    仙台から帰途に。

        


     

           今回このツアーの募集があったときは、岩泉の龍泉洞が最後の見学地と
           なっていたので、即座に参加決めました。
           ところが台風10号(8月30日)の豪雨の被害は甚大でした。
           死者や住宅被害、道路の寸断等
           東日本大震災時の被害の約10倍と、岩泉の広報に書かれてました。
           熊本、鳥取と続けて大きな地震があり、今回被災地で見たり、
           感じたりしたことを、多くの人に伝えるとともに、
           自分の身に置き換えて、落ち着いて行動できるよう努めましょう。           

 


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