いつもわがままを聞いてくださっているネイチャーのIさんにお願いして
根尾谷のウスズミサクラと舟伏山のイワザクラ関市寺尾の千本サクラと
大変贅沢な旅となりました
今年の春の花の開花予想は大変難しく催行時期が二転三転し
17日夜出発の夜行日帰りとなりました
10日前に実行した時は桜の蕾もかたく花の舟伏山は雪もかなり残り
花をほとんど見ることが出来なかったようです
(例年ですとこのスケジュールでばっちりなのですが)
今回は根尾谷の桜は14日に満開を迎えほかの花も大変期待できそうでした
天気も心配しましたが直前の確認で夕方までは日も出るという
せっかく遠くから訪ねてくれるのだからとの心遣いでしょうか?
360キロ移動で本巣市の樽見駅に18日3時20分到着
車の中で2時間ほど仮眠し5時30分淡墨桜公園の駐車場へ移動
すでに駐車場には20台近く入っており我々は朝食後身支度整え
5分ほど歩いて公園へ
なんとこんな早朝からサクラの周りで三脚にカメラを設置した人が数十人
まだ周りの土産物屋さんは目が覚めていないようだ
根尾谷のウスズミサクラは国指定の天然記念物に指定され日本三大サクラのひとつ
(山梨実相寺の神代サクラと三春の滝さくら) 樹齢1500年の江戸彼岸桜の老木
説明によると蕾がピンク 満開時は白 散り際が淡い墨色
日が出ていないせいかそれとも満開を迎えなんとなく薄いグレーのような色合いでした
しばし楽しんでお一人を残して(ここでスケッチと写真を撮るのが目的)
我々7人は舟伏山の次の桜を目指して移動
舟伏山は頂上は1040メーター標高差約700メーター東ルートから上って西ルートへ降りるコース
歩く距離は5.5キロ 前回は5時間半で歩いたようだが例のごとく我々は観察したり
写真を撮ったりで7時半出発で15時に下山予定
能郷白山 マルバスミレ
スミレサイシン(訂正)→ タチツボスミレ エイザンスミレ
フイリシハイスミレ コタチツボスミレ
スミレサイシン(この画像でした)
コスミレ ツボスミレ(ニョイスミレ) 等々たくさん見たのでスミレの本と見比べてもかえって区別が不確かとなりました
アブラチャン(訂正)→シロモジ
ヒトリシズカ ニリンンソウ
スハマソウ(先週雪国で見たのはオオミスミソウ 葉の形が違う)
フデリンドウ エンレイソウ
ニシキゴロモ ヤマルリソウ
14個の目で会いたい会いたいと思って探していましたらなんと岩場に濃いピンクを発見
8合目付近の岩場にイワサクラの群生に出合い一同感激
足場が悪いところなので注意しながら近づいて思う存分シャッターを押す
イワザクラ (サクラソウ科)
石灰岩の割れ目にしか生えず本州では岐阜と紀伊半島四国と九州にしか分布しない
この地ではイワザクラ条例なるものがあり保護されている
満開の最高の時だったが我々以外人影見えず
バイケイソウ 頂上付近に雪残る
キクザキイチゲ 予定通り山頂でお昼となりました
目の前に能郷白山(1617m)荒島岳(1524m)
小舟伏山目指して12時30分出発
後は出発点まで足元注意して下るだけ
簡単そうだが花見ながら林の中を3時間余りまだかまだかと進みました
テンナンショウ ?ネコノメソウ
ヒダボタン (ホクリクネコノメの変種) ミカワ(?)コチャルメルソウ
ミヤマカタバミ フタバアオイ
渓流が見えれば西ルートの下山口ももう間もなく
フサザクラ(揺れてしまいました) あいの森駐車場
今回スミレの大家 植物に詳しい平塚から参加してくださったSさん Oさんにたくさんご指導いただきました
でも生徒が習うたびに前のが抜け出て間違いだらけで
スズシロソウの群生(アブラナ科ハタザオ属) 車中から見て止めてもらいました
[珍しいのよ]と言われたわけがなるほど近畿以西の本州から琉球に分布となってました
その後もう一つの桜見物となりました
美濃の桜33選に入っている 寺尾の千本桜
2キロに渡って4列に並びそれは見事 1000本どころか3000本もありそうな・・・・
おまけに武芸川の道の駅の閉店間際に滑り込む
お金を落としたいがめぼしいものなし
22時30分帰宅本当に長旅コンダクター兼ドライバーのIさんに感謝申し上げます
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