6月に予定されてましたが、残念ながら流れてしまいました。
それが今回催行されることになり、
スタッフを含めて、23名の参加者でした。(8月1日)
天候が危ぶまれましたが、
高山植物を、楽して観察できるとあって、
観光客もたくさん訪れていました。
菅の台でシャトルバスに乗り換え、ロープエーの発着駅のしらび平へ。
駒ヶ岳ロープエーで7分30秒乗り、千畳敷駅(2612m)
950mもいっきに上がるので、耳に何度か異常を感じる。
早お昼を済まして、15時のロープエーで戻れるように
11時10分出発し,参加者の半分強が極楽平へ向かう。
極楽平は(地図の左上丸印)標高2696.9mで、登山道もしっかりしているので、
足元の花を見ながら、楽しく歩いてこれました。
ヨツバシオガマ エゾシオガマ
キバノコマノツメ ゴゼンタチバナ
千畳敷のブログ見ていたら、
ある人が「クモマスミレが至る所に咲いていた 」
と書いてありましたが、貴重なクモマスミレは、
極楽平の場所で、2株しか見当たりませんでした。
オオヒョウタンボク?
ミヤマキンバイ シナノキンバイ
ミヤマキンポウゲ(花びらに艶あり) コバイケイソウ
シナノキンバイとミヤマキンバイと、黄色の花が
揃って見られるので、皆で確認しながら進む。
斜面にミヤマキンポウゲのお花畑
チングルマ アオノツガザクラ
コイワカガミ
ツガザクラ ウサギギク
チシマギキョウ ミヤマコウゾリナ
ミヤマアキノキリンソウとイワツメクサ タカネツメクサ(花弁が割れない)
イワツメクサ (スマホ画像) タカネツメクサ
今回ここまで来ないと見れないという、ヒナウスユキソウ
コマウスユキソウともいう。
もう一つ探すのはクモマスミレ
雨が降っているし、被写体が遠く、やっとの思いでした。
希少なヒナウスユキソウとクモマスミレ見ることが出来ました。
クモマスミレ スマホ画像
クモマスミレ ヨモギハハコ
チシマギキョウ(スマホ画像)
歩き始めてすぐに雨も降りだし、ゆっくり歩いたので
極楽平まで(2696.9m)1時間20分ほどかかりました。
目的達成したので下ります。
ミヤマクロユリ
コガネイチゴ アカバナ
ヒメクワガタ
クロクモソウ クロトウヒレン
ハクサンイチゲ
千畳敷カールの遊歩道 この辺りは最近雪が解けたようで
ショウジョウバカマが咲いてました。
クルマユリ
タカネグンナイフウロ
八丁坂の分岐
登っていけば宝剣岳、乗鞍浄土へ・・・
ここからロープエーの駅方面に歩きます。
ムカゴトラノオ ハクサンチドリ
剣が池 コケモモ
ミヤマホツツジ シナノオトギリソウ
ウメバチソウ チシマギキョウ
ミヤマリンドウ ヤマハハコ
ロープウエーの駅近くまで、高山植物がいっぱい
先生とご一緒でなかったので、誤りがありましたら訂正いたします。
予定より早い14時30分に乗れました。
お決まりの道の駅に立ち寄り、もう一つおまけ付き
駒ヶ根の1.100年の歴史を持つ天台宗 光前寺に立ち寄りました。
ここの境内で、ヒカリゴケと希少なクラガリシダが見れるというのです。
参道の石垣にヒカリゴケが見えます。
くぼみの中に何か所も光っていました。 クラガリシダ
境内の石灯篭にたくさんついてましたが
関係者によると湿気がなく、先が落ちてしまったとか?
庭にレンゲショウマやキレンゲが咲いてました。
シライトソウ
右手奥に三重塔
立派な寺院で驚きました。
千畳敷カールへ向かう途中、主催者の人が、大正時代に木曽駒ケ岳に
学校で登山に行き、大量遭難に会った悲劇の話されていた。
何年か前にその記念碑に手を合わ、献花をした登山を計画したようだが、
私も友人から、先日駒ケ岳の麓に植物を見に行った時に、
その悲劇を小説に書いた、新田次郎の「聖職の碑」紹介され、
図書館で借りて読んだので、機会があれば登ってみたいと思いました。
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