桂小文治と桂文治の落語を聴きに、上野広小路亭へ出かける。
小文治の噺は落語の定番「金明竹」、主任(トリ)の文治は「親子酒」。
二人とも先代(十代目)桂文治の門下で、兄弟子が小文治で弟弟子が文治と、先輩後輩で名跡の格が逆転してゐるわけだが、桂小文治とは先代文治の師匠、つまり当代からすれば大師匠の名跡なので、弟弟子とはうまく釣り合ひがとれてゐると言へる。
小文治は品のある端正な藝風、文治は豪 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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