地元でもふだんあまり通らない道を、用事があって歩いてゐたら、思ひがけず藤を見つける。
そこに自生のやうな棕櫚の木があることは知ってゐたが、それに藤が絡み付いてゐたとは、今まで全く知らなかった。
藤は単体で見れば美しい花だと感心するが、
かうして他の植物に絡み付いてゐる様を見ると、生き物としての獰猛な本能を認めずにはいられない。
そして、歴史マニアどもがよく引き合ひに出す、
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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