平成もあと二ヶ月といふ現今、奇妙(おかし)なニュースばかりが伝へらると感じてゐるのは、私だけだらうか。
報道屋はさういふものばかりを選って流してゐるのではないか──と、疑ひたくなるほどに、目を背け、耳を塞ぎたくなる悪報ばかり。
それらにまともに取りあってゐたら、それこそ頭がおかしくなりさうだ。
そんな折り、懐かしい音楽を手に入れた。
私が幼かった頃に黄金期を迎へてゐた、“ザ・ドリフ . . . 本文を読む
横浜市青葉区の横浜市民ギャラリーあざみので、「暗くて明るいカメラーの部屋」展を見る。
何を言ひたいのかがよくわからない案内チラシそのままの、何を見せたいのかがよく見へてこない展覧会。
結局かういふテのものは、制作者の自己満足にすぎない。
そのなかでただ一点、私が足を留めたのは、米國のスペースシャトル“チャレンジャー”と、その最後の乗組員たちを写した作品。
1986年1月28日、スペ . . . 本文を読む