dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210409k0000m010139000c?fm=d
──やうするに、“お手上げ宣言”はつひこの間解除したばかりでそのテが使へぬゆゑ、とりあへず「マンボウ」と名稱だけ変へたシロモノ、といふことでせう。
いまや人災疫病は、感染から發症までの期間がこれまでより約一日早くなるなど恐ろしい変異を日々續けてゐるのに對し、
ニンゲンは相変はらず「飲食店の時短營業」に「外出自粛」のお願ひと、去年から同じことの繰り返しでまったく新味ナシ。
かういふ藝の無さには、いい加減ウンザリです。
そんな呑気なお願ひで對処出来る段階をとっくに超えた事態に陥ってゐることは明らかなのに、なぜいまだにそこへ拘るのでせう?
……いや、理由などありますまい。
為政者は、國難の終熄より夏の國政選挙のことでアタマがいっぱいでせうから。
そして御用學者をはじめ“専門家”と稱する者たちの、
な發言にも、いい加減ウンザリです。
結局いつも、為す術ナシなのですから。
特に主席御用學者はこの頃、
「私は○○○だと思ふ」
と、私見型な發言が耳につくやうになりました。
それは、「……なのに為政者どもは聞き入れない」と、暗に不満を漏らしてゐるやうにも聞こえます。
前にも云ひましたが、本心ではこんな御用學者など辞めたいのではないでせうか……?
おっと、こんな文句ばかり云ってゐると、「それが自粛疲れだ」と云はれさうですな。
私は浮世で“お願ひ”されてゐるところの、「自粛」になど協力してゐません。
ただ、自力本願で有象無象を避けながら、我が城の物見櫓より樂しく見聞してゐるだけです。