感染再擴大劇“第四幕”の第一場は、春の嵐で始まる。
骨數の多い傘のおかげで、突發的な強風にも耐えられたことが、日中のツマラナイ外出の唯一の救ひ。
感染確認者數が順調に増へてゐる一方で、昨日には都内の公園で酒盛りを催す者たちもあり。
曰く、「自粛も我慢も限界」云々。
かういふヒトは、まず普段から自粛も我慢もしてゐない。
為政者代表が發表した新たな疫病對策など、まう何番煎じなのか分からないしろもの、
これでは選挙公約と何ら変はりが無い。
御用學者も、いまや往年の覇氣がすっかり影をひそめ、
本音ではまうこの役を降板したいのだらうなぁ、と感じることがある。
災害時は、「ただちに命を守る行動をと」ることが大事。
いざ事が起きてから命が惜しくなっても後の祭り。
成るべくして成ったマヌケどもの懺悔録は、あれで重要文献である。
相変はらず我が城の窓を叩く風雨をのんびり聞きながら、
先日にご好意でいただひた蜜柑を、有難く味はふ。