とんだ『捕らぬ狸の皮算用』、でしたな。
昔の人は上手ひことを言ったものです。
この茶番大運動會がしょせん營利目的──“オリンピックビジネス”──な「興行」以外の何モノでもないことを、やっと認めたわけです。
これで、どのやうなビョーキを持ち込むか分かったものではないガイジンさんたちを締め出せる──と思ひきや、「関係者ならば入國可」と但し書きを付けたところは流石、良いシゴトをしてゐます。
かういふ“抜け道”によって事をなし崩しにするのが、オトナのシゴトの常道であります。
私は今度の茶番大運動會など断固中止を唱える者でありますが、壱萬歩譲ってもし開催されてしまったとしても、ガイジンさんたちがゐない──ハズの──ぶん、街の混雑はいくらかマシになりませうか?
なんであれ、先日の開閉會式演出家の侮辱發言事件など、かうした不始末が近日中に中止の理由として効力を発揮しますやうに……。