迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

南無障礙。

2023-09-12 19:52:00 | 浮世見聞記


池上本門寺下の、子院と覺しき同宗派の寺院の傍を通る。

晩夏の昼下がりに靜かな風情が漂ふその佛の庭に、なんとなく惹かれるものありて、立ち止まる。



江戸時代の貫主が、「信者以外には施しをせず、また受けない」とのお家藝を實行して幕府に睨まれ冷遇された旨が、供養塔の脇にしたためられてゐる。

ホトケのミチを妨げてゐるのは、結局のところ自分自身、と云ふことだ。


京濱國道沿ひのマンション屋上に、何かの尊像を見つける。



なんだらう、とのギモンは愚問じゃ。

ただ無心に、ナムナムナム……。




しかし外に出ると、何かしらの面白いものを見つける。

ヒトだったりモノだったり。











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