迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

3回目の当選決めた小池百合子氏徹底して消した党派色都知事選

2024-07-07 23:10:00 | 浮世見聞記



二十時の投票締切とほぼ同時に、現職都知事の三選目當確の第一報が放たれたのにはオドロキましたが、今回は過去最多の五十六人も出馬して、そのほとんどが駄馬だったわけですから、初めから一人勝ちのわかってゐたやうな、今回の都知事選でしたな。

考へたら、現職は妙な醜聞もなく──もちろん報道屋を抑へてゐるのでせうが──つつながなく都政を運營してゐるわけで、かうした時世下ではヘタな冒険などしないに限ることを解ってゐるのでせう。

選挙民は、かうした妙な波風を立てることなく續けてゐるヒトに、政治を託したいものなのです。

民意とは、さういふものなのです。


藝州出の元市長が二位とは意外、現職の對立候補とされた女政治屋は三位で、落選確實は既定路線。

過去に、生涯付いて廻るアノ“迷言”を吐いたからでもないでせうが、もともと一位になれる器でもないのですよ。



それにしても今回の駄馬たちのなかには、相當數の狂人も紛れ込んでゐたのには、いささか不快でしたな。



政治理念も何も無く、ただ選挙公報と云ふ場を借りて悪ふざけをして目立ちたいだけ、あわよくば報道屋に取り上げられて“時のヒト”になって、そのままTVタレントにでもスライドするつもりだったのでせうか?

低級な奇行なんて、こっちはちっともオモシロくないのヨ。









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