横浜開港五十周年を記念し、大正七年(1918年)に横浜市民の寄附金によって開場した公会堂、「横浜市開港記念会館」のホールに、初めて足を踏み入れる。
今夏に横浜各地で開催さるる大催事の全体説明会に、手猿楽師•嵐悳江として、初めて参加するためなり。
手許の資料に目を通しながら、
説明に耳を傾けつつ、
当日の光景を想像しつつ、
万全を期すことに、
気持ちを引き締める。
──師匠の“嵐”姓を名乗り、手猿楽を舞ふのである!
やがて舞台には若い“ダンスマスター”たちが登場し、「赤い靴」をアレンジした曲にのせて、踊り始めた。
若いゆゑによく動く肢体を面白く眺めながら、
いまヨコハマの中枢部にゐる自分を、
面白く眺める。
今夏に横浜各地で開催さるる大催事の全体説明会に、手猿楽師•嵐悳江として、初めて参加するためなり。
手許の資料に目を通しながら、
説明に耳を傾けつつ、
当日の光景を想像しつつ、
万全を期すことに、
気持ちを引き締める。
──師匠の“嵐”姓を名乗り、手猿楽を舞ふのである!
やがて舞台には若い“ダンスマスター”たちが登場し、「赤い靴」をアレンジした曲にのせて、踊り始めた。
若いゆゑによく動く肢体を面白く眺めながら、
いまヨコハマの中枢部にゐる自分を、
面白く眺める。