迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

葉村屋は一枚看板。

2018-07-02 22:27:48 | 浮世見聞記
横浜開港五十周年を記念し、大正七年(1918年)に横浜市民の寄附金によって開場した公会堂、「横浜市開港記念会館」のホールに、初めて足を踏み入れる。


今夏に横浜各地で開催さるる大催事の全体説明会に、手猿楽師•嵐悳江として、初めて参加するためなり。


手許の資料に目を通しながら、

説明に耳を傾けつつ、

当日の光景を想像しつつ、

万全を期すことに、

気持ちを引き締める。


──師匠の“嵐”姓を名乗り、手猿楽を舞ふのである!





やがて舞台には若い“ダンスマスター”たちが登場し、「赤い靴」をアレンジした曲にのせて、踊り始めた。

若いゆゑによく動く肢体を面白く眺めながら、

いまヨコハマの中枢部にゐる自分を、

面白く眺める。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初日初音。 | トップ | 遺産は資源なるか。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。