久しぶりの展覧会でした。
会場は上野の森公園、赤レンガの東京都美術館
展覧会は日工会展
今回の出品作品、The Vanishing (滅びゆくもの)・ 奨励賞受賞
場所 東京都美術館・ロビー階第4展示室
会期 2022年6月 15 日~6月20日
久しぶりの展覧会でした。
会場は上野の森公園、赤レンガの東京都美術館
展覧会は日工会展
今回の出品作品、The Vanishing (滅びゆくもの)・ 奨励賞受賞
場所 東京都美術館・ロビー階第4展示室
会期 2022年6月 15 日~6月20日
最近焼いた花入れです。
生地は焼き〆ですが鉤のような部分にだけ灰釉を付けました。鉤がモチーフのつもり。
参考にしたのは昭和40年代の日展作家・安原喜明さんの炻器(釉薬をつけないで高温で焼成する・焼き締め)の作品。安原氏の作品は斬新なフォルムに詩的なパターンの象嵌や書き落としを施し素朴に焼しめたものが多いのですが、その雰囲気が出たでしょうか?
花を入れなくても、それなりの存在感のあるものが好き。
おかしな取っ手がテーマの花入れ。
上記と同じく焼き締めの素地にひと筆掻き落としを入れたもの。
庭に咲いていた白いアジサイを1本入れてみました。
下↓
過装飾なぐらいに粘土を張り付けたり削ったりして凹凸をつけてみました。
青い紫陽花を生けてみたら、少し柔らかい雰囲気になりました。
山には、今、色とりどりの紫陽花がきれいです。
日展は、コロナで去年も今年も入選者パーティがありません。仕方なく各自が自由に自分の作品を確認しに行くことになります。コロナ以来の久しぶりの東京、久しぶりの日展です。頑張っていろいろと写真を撮った・・・つもりだったのですが, 何故かデーターにミスがあって写真が添付できません。仕方なし相棒のスマホから送ってもらった、貴重な自分の作品の展示風景です。
思惟するY軸
地下深く下降し 天高く上昇する 1本の軸
軸は丸くなって 伸びあがり やがて
心を宿して たくさんの愛を抱きしめる
静岡県工芸美術展は、12月13日をもって終了いたしました。
ご協力ありがとうございました。
次の展覧会は、来春3月「ギャラリー悠」にて開催の予定です。
第46回目の「静岡県工芸美術展」が、12月8日から静岡県立美術館に於いて始まりました。
陶芸工房「朝・ASHITA」からも、5点の作品が入選いたしましたので、ご紹介します。
nostalgie K. shiota
花月(ワインクーラー) S・sadaishi
有 (ワインクーラー) Y. urata
Stairs in the sky (天空への階段) Y . sanada
風が吹く K . goto
会期は12月13日まで、県立美術館 県民ギャラリーA・Bにて開催中。
100点近くの素晴らしい作品が展示されています、是非お出かけ下さい。
小春日和の穏やかな日々が続いているというのに、またまたコロナが勢力を増してきました。再び自粛ムードが高まっています。
そんな中ですが、アトリエでは12月に開催される展覧会に向けて、作品づくりに燃えています。日常の雑器から離れて、それぞれが自分の感性にあったオブジェの制作です。
高さでいえば、30センチから50センチくらい。重さで言えば、5キロから10キロくらいの土を使って、
思い思いの作品に挑戦中、ここ二か月ばかり悪戦苦闘が続いています。
力作ぞろいの現代陶芸の作品・・・・・、
完成が楽しみです。 乞う ご期待!!
陽ざしが強まって、あたりが春色になってきました。
そんなHARUIROに負けない色とりどりのカップや器が焼けました。
花をめでながら美味しいコーヒーが楽しめそう・・・。
こちらは光の中で踊る乙女たち、マチス?風の鉢でしょうか。
春の空 春の風 春の光 春色の器たち
今年も、第45回目の静岡県工芸美術展が、12月10日から始まりました。
会場は、静岡県立美術館1Fの県民ギャラリーA・S室。
A室は従来通りの美術部門で、壁面には染色や織物が、中央には陶芸作品が並んでいます。
こちらはいずれも大きなサイズで、会員・準会員の作品の他に一般公募のものもあります。
今回うちのアトリエからエントリーしたSさんの作品です。
B室には、今年から新たに導入された「実用作品部門」があります。
こちらは生活雑貨といいましょうか、生活に密着したテーブルウエアー、カップや酒酒杯やアクセサリー
スカーフや竹製品などの作品が展示されています。
いずれも生活に密着した親しみやすい作品です。
うちのアトリエからGさんが陶額を出品しています。
会期は12月15日(日)17時まで。
15日13時から会場にてギャラリートークと研修会。
是非お出かけ下さい。
展覧会は大盛況のうちに終了しました。深謝
夏休みに遊びに来た時に作った「陶板」が焼けたよ!
どれもみんな「傑作」だよ!
これはお面の一部分、全体は ↓
こわそうだけどかわいいね!
OTA作
強そうな鳥になちゃって、ゴメンナサイ!
実は、最初に造った背景の樹木が素焼きの時壊れてしまって・・・、
白い板に乗せたので、リアルになっちゃいました。
PIKA作
これは、自画像だったかな・・・・?
家族の肖像の中の一部分・・・、2019年の家族です。
2019年夏の家族
KAEDE作
こちらは、赤い屋根の家と小鳥。メルヘンチックな作品だね!
SOTA作
子供たちの作品、
どれもブリュックさん(フィンランドの陶芸家)にまけていません!
恒例の展覧会が始まります。今年で15回目を迎えます。
陶芸工房 朝 の仲間たちが、現代工芸から伝統工芸まで、新しい作品に挑戦しています。
ぜひ会場にお出かけ下さいますよう、一同お待ちしております。
会期 令和元年6月27(木)~7月2日(火)
会場 静岡市青葉通り毎日江崎ビル2F
ギャラリーえざき
東京都美術館での 恒例の工芸美術展・「日工会展」に行ってきました。
同じ美術館で「クリムト展」が開催中でこちらは長蛇の列、一時間待ちの驚くべき人出です。
都美術館は空いていましたが、大きな美術館での展覧会は、どうしても展示作品の数が多く、
自分の作品と知り合いの作品を見るだけでくたびれてしまいます。
*
ところで、最近の美術館、皆がスマホで撮影とあって「会場での撮影可」という所が増えてきました。
この展覧会場も許可を受ければ「撮影可」でしたので、作品のディテールにこだわってみました。
オブジェの一部です。巧みな色使いと図形の組み合わせに、金と銀の点が効果をひきあげています。
皿の内部です。黒地に銀彩で色付けしたものですが、細線と銀とがミステリアスな世界を作っています。
オブジェのいちぶですが、巧みな曲線と模様とが見事に共鳴 しています。
オブジェの部分ですが、線と面と 色と土とのコントラストがみごとです。
筒状の立体の表面に彫塑された繊細な刻紋です。
*
「ディテール」という言葉をよく耳にしますよね。
文学や絵画や建築などで、作品の部分や細部の表現のことを言い表わすのに使う言葉です。
作品の細部を、改めてディテールとして眺めてみると、全体をさっと眺めたのとは違う驚きに出会います。
陶芸の場合は、表面の色や模様ばかりでなく、立体としての形やひねりや凹凸など実に多様で、
ディテールはイコール作者のこだわり、と言えそうです。
作品に込められたこだわり、それを、芸術というのか、情念と呼ぶのか、エネルギーというのか
表現はいろいろでしょうが、いずれにしても深くて重い作者の想いがディテールの中から伝わってきます。
同じくモノ作りする身としては、そんなものに思わず感動してしまうのす。
冬眠状態から脱却、ようやく 今年の初窯を焚きました。
優しい水色の、青磁風の、鉢や大皿や小鉢が、たくさん誕生しました。
咲いたばかりのクリスマスローズを入れてみました。
ほら、こんな風にクリスマスローズとよくあいます。
この優しい水色は、今年新たに挑戦したここの工房の釉薬です。
庭に咲い花を、自分の器に生けて楽しむのは、この上ない喜びです。
花も器も、その「用の美」を果たした時に輝きます。
*
( おっと、器の本当の美は、料理をいれてのこと・・・ですネ)
今年は、会場が変わり、会期も雨のシーズンとあって、多少の不安あってのスタートでしたが、
たくさんの方々にご来場いただき、盛況のうちに 第14回 陶芸工房 朝 展を終了することができました。
変わることなく応援して下さる皆さまに心から御礼申し上げます。
スタッフ一同、ますますの精進を重ねて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
深謝!