陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

陶芸教室

2009年06月19日 | 陶芸教室

 

 久々に、陶芸教室紹介です。

 お友達が来て、茶碗に絵付けをしました。

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庭の花々を写生して、ゴスとベンガラを使って・・・・・・、

手馴れたもので、丘虎の尾もこんな風に。

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素敵な一点もののマイカップになりそうです。

焼き上がりをお楽しみに。


能楽

2009年06月09日 | インポート

 東京・千駄ヶ谷にある国立能楽堂で、能を見てきました。

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 代々木の国立競技場に近いこのあたりは緑も色濃く、豊かな自然が能楽堂へのゆったりした気分を演出してくれます。

 この日の演目は、「賀茂」「杜若」「天鼓」の3本。

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 舞台ま近かの正面席からの鑑賞なんて初めてのこと、 素敵な発見が多々ありました。

 中でも一番驚いたのは「音」の効果でした。

 笛方・小鼓方・大鼓方・太鼓方・囃子方のからみあいの合い間に入る「イヤア」「オー」「ハー」という合いの手の音色の見事さ。その響きの美しさ。

そんなものに惚れ惚れするもは、やっぱり日本人だからでしょうかねー。

 演目では「杜若」(かきつばた)がよかったです。在原の業平の伊勢物語に因んだもので、か・き・つ・ば・た・の音を頭に詠んだ有名な歌、

衣 つつなれにし ましあらば はるるきぬる びをしぞ思う 

にちなんだ妖艶なもの。

  

 この舞台を見ながら、 

 思わず 「 これって日本のオペラじゃない? 」 と思いました。オーケストラは囃子方、プリマを演じるのはシテ役者、舞台を引き立てる謡方たち・・・・・・。

 そして、この豪華絢爛たる舞台を堪能しているのは時の大名や武将たち。誰もが教養として「源氏物語」や「伊勢物語」や「万葉集」や「古今集」を諳んじていて、「今日のシテの舞がよい」とか「あの唐衣は斬新だ」とか「鼓方の合いの手が見事だワイ」なんて、舞台を楽しんでいる・・・・・・。

 能は、世界的に見てもとても優れた芸術に違いない。だって、イギリスでシェイクスピア劇がうまれるのも、イタリアでオペラが生まれるのも、まだ後のことなんですもの。

 

 


六月の風景

2009年06月03日 | インポート

 

 六月は、暑くもなく寒くもなく、一面の緑の中で気ままに仕事に励めるよい季節だ。ここのところ、陶芸の作風を変えたいと、試行錯誤の毎日、初心に返って作品も手びねりに変えてみた。新しい風を入れられるといいのだけど・・・・。

 

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 六月の声を聞いたと思ったら、紫陽花が一斉に咲き始めた。

 いろいろな花が、梅雨に映えて咲き競うのも間近か。

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 あまり手入れをしないここの庭は、年々ワイルド化していて、木も花も勝手気ままに伸びていく感じ・・・・。

 先日紹介したホタルブクロもオカトラノオもご覧のごとく。

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 これから「ムシ」の季節。

 自然との闘いが始まる。自然は美しいばかりではない。