アサギマダラ
アサギマダラは,マダラチョウ科に属する前翅長40~60mmの可憐なチョウである.春の北上,秋の南下を繰り返す「渡り」をするチョウとしても知られている.夏には標高1000m付近の高地帯をさまようことが最近の調査でわかってきたが,北上から「さまよい」,そして南下の行動を解発する刺激要因がまだわかっていない.2000年に台湾台北市北部の陽明山でマークされた2個体が,鹿児島県と滋賀県でそれぞれ再捕獲され,この蝶の移動範囲が日本周辺の国外にも及ぶことが明らかになった.しかし,その移動の範囲の全貌はまだ明確でなく,謎の蝶と言える.他のマダラチョウと同様に擬態現象の主役であり,食草中のアルカロイドの防御物質への転用のメカニズムが生化学分野で注目されている.オスは吸蜜植物からピロリヂディンアルカロイドを摂取しないと成熟できず,ヒヨドリバナ属などの花に強く誘引される.各地の調査結果では,性比に著しい偏りがあり,行動学における配偶戦略の材料としても興味深い.
ご質問いただいたアサギマダラについての説明です。その後、庭のヒヨドリ草(フジバカマ)に十頭ほどのアサギマダラが飛来しましたが、マーキングして放そうと思っているうちにいなくなりました。気流に乗って、遠い南に飛び立ったのでしょう。
アサギマダラたちが、無事に暖かな南の島に行き着きますように。
目覚めると窓の外に青い空。ひさしぶりに朝の庭を点検。まず目に飛び込んできたのは、美しい紫色の花房もたわわなトリカブト。トリカブトは、毒草だから庭になんか植えないのだろうが、秋の庭に紫色が欲しくて数年前に植えた。それが今年はひときわ立派な花をつけた。
*トリカブトは、鳥兜と書き鳳凰の頭に似ていることからの命名。根に猛毒があり、アイヌはこれを毒矢に利用した。
前庭には、ツワブキ。鮮やかな黄色の花を咲かせている。ここ数日の雨で、急に開花したのだろう。ニョキニョキともたげた茎にたくさんの黄色い花。ホトトギスとヒオオギの黒い実が添えになって、いかにも秋の風情。
以前、「萩」に行った時、萩城の石垣に見事なツワブキの群落を見つけて感嘆したのを思い出した。その時、ツワブキはいかにも日本庭園に合うの花だ、と思ったものだ。
*ツワブキは、「葉に艶のある蕗」ということからの命名と聞くが、キク科の植物。花はキクによく似ている。
朝の庭を散歩していやなのは、蜘蛛の巣。大きなジョロウグモが庭のあちこちに糸をはっていて、歩いているときまって引っかかる。蜘蛛にとっては、迷惑な巨大な怪獣がかかったようなものなんだろうな、と思いながらも、してやられた! という気分。
*写真は、クリックすると拡大します。
これ、金木犀の花です。ラジオで、「金木犀酒」の作り方を紹介していました。
金木犀の花・カップ3杯
氷砂糖 50g
ホワイトリカー 600ml
花を洗って乾かしてから、上記のものをいっしょにいれる。一ヶ月たったら花を出し、さらにそれを2ヶ月ほど寝かしておくと、金木犀の香りのするお酒になる、とのこと。
ほんとかしら? と思ったのですが、実験してみることにしました。
まず、満開の花を集めました。でも、カップ3杯の花を集めるのは一苦労。木の下の方が一面に坊主になってしまいました。さらに、摘み取った花を洗うと、花には小さな虫がついていることを発見、虫と茎を取り除いて、お皿のようになりました。
乗りかかったので作ってみることにします。飲み頃はお正月。結果をお楽しみに。
金木犀の花・カップ3杯
氷砂糖 50g
ホワイトリカー 600ml
花を洗って乾かしてから、上記のものをいっしょにいれる。一ヶ月たったら花を出し、さらにそれを2ヶ月ほど寝かしておくと、金木犀の香りのするお酒になる、とのこと。
ほんとかしら? と思ったのですが、実験してみることにしました。
まず、満開の花を集めました。でも、カップ3杯の花を集めるのは一苦労。木の下の方が一面に坊主になってしまいました。さらに、摘み取った花を洗うと、花には小さな虫がついていることを発見、虫と茎を取り除いて、お皿のようになりました。
乗りかかったので作ってみることにします。飲み頃はお正月。結果をお楽しみに。
窓を開けると、プーンといい香り。金木犀の季節だ。
わが家の金木犀は、娘の小学校卒業記念に学校から貰ったもので、植えた時には1メートルくらいのひょろひょろの苗だった。数年間は元気のない木だったのだが、横にあった大きなモチの木を切ったら、ぐんぐん大きくなって、今では屋根にまでとどくほどになった。
金木犀は次女の誕生木(娘の誕生日は9月27日)。病院からの帰り道、あたり一面に金木犀が香っていた。それで「香」の字をもらった。最近の命名からすればいかにも単純すぎるが、金木犀が香る頃になると、「今年は金木犀が早いね」とか、「今年はいつまでも暑いから遅いね」というように、定点観測木になった。ちなみに今年の開花日は10月1日。
**************
クリスマスキャンドルをバージョンアップしました。以前と比べると「木綿」と「絹」ほどの違いです。
NEXTEGEで、「あかりつくり」の講座を企画、参加者をつのってくれるそうです。おいしい昼食がつく予定。ぜひお出かけ下さい。
わが家の金木犀は、娘の小学校卒業記念に学校から貰ったもので、植えた時には1メートルくらいのひょろひょろの苗だった。数年間は元気のない木だったのだが、横にあった大きなモチの木を切ったら、ぐんぐん大きくなって、今では屋根にまでとどくほどになった。
金木犀は次女の誕生木(娘の誕生日は9月27日)。病院からの帰り道、あたり一面に金木犀が香っていた。それで「香」の字をもらった。最近の命名からすればいかにも単純すぎるが、金木犀が香る頃になると、「今年は金木犀が早いね」とか、「今年はいつまでも暑いから遅いね」というように、定点観測木になった。ちなみに今年の開花日は10月1日。
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クリスマスキャンドルをバージョンアップしました。以前と比べると「木綿」と「絹」ほどの違いです。
NEXTEGEで、「あかりつくり」の講座を企画、参加者をつのってくれるそうです。おいしい昼食がつく予定。ぜひお出かけ下さい。