陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

Merry Xmas

2012年12月25日 | インポート

  富士山に近い山の家の、クリスマスディナー

にお邪魔しました。

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手作りのクリスマスディナーです。

     *      *      *

 車で30分程の「根場野鳥の森公園」では、富

士山から吹く冷たい風で、木製のオブジェが樹

氷のオブジェにさま変わり、クリスマスを演出し

ていました。

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 この夜、富士山の家の庭にも雪が降り、子ど

もたちにとってはこの上なく素敵なホワイトクリ

スマスになりました。


冬至と柚子湯

2012年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は昼の時間が最も短い「冬至」です。

 「冬至に柚子湯」ってどんな意味があるの?

 ちょっと調べてみました。

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 (この季節わが家の柚子も、ほらこんなに・・・) 

人間の営みが、太陽の運行を中心に決められ

ていた古代、一年で最も早く太陽が沈むこの日

は、多分「ケ」の日だったのでしょう。身を清める

ための「禊」の儀式が行われました。柚子は香り

も強く邪気を払うのに格好の果実と考えらました。

端午の節句の菖蒲も同じ役目に使われました。

     *     *     *

 昔の人の知恵なんでしょうね。寒さに向かうこの季節、

風邪を引かないように、今夜は柚子を沢山入れた柚子

湯にはいろうネ!


まゆみ・檀

2012年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 木々が葉を落とし、いよいよ冬の到来です。

 殺風景な庭にひときわ目立つ赤い実です。

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   ひきよせて

   みればあかぬは 紅に

   ぬれるるゆみの

   もみじなりけれ    古今六帖

まゆみは、古の歌にも詠われる美しい木の実

で、枝が弓(真弓)に使われたのだそうです。

    *        *       *

 総選挙が終りました。政権は交替しましたが

余り期待が持てないと感じてしまう昨今の日本

の状況です。

 不安定なのは自然界も同じなのですが、それ

でも季節の移ろいは正直で、今年も柚子が実り、

万両の赤い実がキラキラ輝き、赤い椿の蕾がふ

くらんでいます。 もうじき、冬至です。

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信濃路の旅

2012年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 陶芸教室のMさんが、信州小布施に家を建

て転居してから1年半が経ちました。なかなか

実現できないでいた小布施訪問を、ようやく実

現することができました。

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 信州は折からの大雪で、あたり一面水墨画

のような美しさです。観光シーズンには銀座並

の混雑になるという小布施も、雪で人もまばら、

中島千波美術館などは、広々としたギャラリー

が貸切という贅沢さでした。

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 (小布施の岩松院の山門、ここに北斎の描いた

 天井画の龍がいます。)

 「スニーカーで歴史の街を歩く」というのが、

小布施の街のコピーですが、町のあちこちに

美術館や古い建物や素敵なお店が点在して

いて小半日は十分に散策が楽しめる街づ

くりになっています。

 小布施というと、すぐに「栗羊羹」と思うほど

有名な羊羹ですが、その栗羊羹も、単におい

しいといでなく、「お洒落で高級な小布

施」を演出するンドの役割をになっている

のだと気づきます。だから、値段も都会並み

なんでしょうね。

    *        *       *

 小布施の町を楽しみ、新雪の信州の山々を

仰ぎながら、ひなびた湯田中温泉につかる、

楽し信濃路の旅でした。

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