陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

ASHITA展終了しました。

2021年03月29日 | 展覧会

桜日和の中、天候にも恵まれ、たくさんの方にお出で頂き、展覧会は盛況のうちに終了致しました。

皆さまありがとうございました。そして、スタッフの皆さまご苦労様でした。

 

富士山からきたフジザクラとマンサクとユキヤナギと3羽のツバメ。

今回の企画のタイトルは「春よ来い」。

 

 

             詩と作品「ぼく」  

 

        邪馬台国の女王「卑弥呼」

 

         骨壺「卑弥呼の宇宙」


               会場部分

            中央が日常雑器のコーナー

          コンポジション

 

             ワインクーラー

 

 和やかな会場の一風景。皆さま、ありがとうございました。    深謝

 


陶芸工房朝(ASHITA)展

2021年03月23日 | 展覧会

百花繚乱・いよいよ花の季節です。

長かった緊急事態宣言もとけて、ようやく展覧会の開催です。

 

工房の仲間たちの力作がそろいました。

  会期 2021年3月24日(水)~29日(月)

    11:00~18:00

   会場 静岡市葵区鷹匠2-6-17

         ギャラリー悠      

暖かな春のひととき、皆さまのお出かけをお待ちしております。

 


さくらさく・さくさくら

2021年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

靖国のさくら五輪咲きしと開花宣言

東京で開花宣言なら静岡で咲いていないはずはない・・・、暖かな日差しに誘われて谷津山に散歩に出かけました。昨日の雨で急に色濃くなった雑草の中から蕗の薹が伸びあがっています。ヤマアジサイやウノハナも芽吹きはじめています。

 

咲いていました。さくらです。しかもかなりたくさんの花の開花です。

花の周りをたくさんの小鳥たちがはしゃぎまわるように飛んでいます。家の毎朝の訪問客・メジロやシジュウカラが姿をみせなくなった理由がわかりました。小鳥たちにとっても花は華やぎであり喜びなのでしょう。

コロナ禍をひととせ巡り桜花


時は春・日は朝(あした)・朝(あした)は7時

2021年03月11日 | 日記・エッセイ・コラム

一年の中で私がいちばん好きな季節、春の初めのこの時期の、今この瞬間を彩る光と空気と、植物や鳥や生きものたちの息遣いの聞こえてくる、それもあまり長くはないいっとき、春の初めのこの時間が好きです。

 

朝、庭に出ると、ずっと黙りこくっていたショウジョウバカマが、ぐっと茎をのばして薄紫色の花を三つ付けていました。

 

奥手の草で、なかなか芽を出してこないので姿を消してしまったかと心配していたヒトリシズカが、急に頭を出したと思ったら、もうこんなに伸びて花を咲かせています。

 

枯葉に覆われて見えなかったイカリソウが、葉っぱを搔き分けてみると白い錨のような花を咲かせていました。濃い紫色のものと白いのがあるのですが、紫色の方はまだ芽を出したばかりです。

 

今年は上手く咲くようにと鉢から移して畑の隅に植えておいカタクリ、元気に顔をのぞかせています。小さな花芽が花になるのが楽しみ。

 

これはニリンソウ、群落になりそうな勢いで枯葉の中から芽を出し始めました。勢いよく葉を茂らせ、可憐な白い小さな二輪の花を咲かせるのももう間近でしょう。

 

文字通り春の先頭を飾るセントウソウが、雑草中から豆粒より小さい白い花をのぞかせています。「ハルダヨ」って言ってるみたい。

 

こちらは、うちの庭の「春の二番手」を務めるバイモユリ。毎年クリスマスローズの後に芽を出して三月の初め頃に咲き始めます。この花が咲き始めると心の底から「春」になったなーと思うのです。庭においても花器に活けても映える大好きな花です。

            *    *    *

ときははる、ひはあした、あしたは7じ、かたおかにつゆみちて・あげひばりなのりいで・かたつむりえだにはい・かみそらにしろしめす・よはすべてこともなし。

お経のようにこの詩を口ずさみたくなる「春」です。(実際には世はこともなしなんて言ってられないのだけれど・・・)