陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

めりー・くりすます・木像を彫りました。

2018年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

この秋、「故郷に還る、微笑み。木喰展」というのを見ました。 

仏像に特別な興味があった訳でもなかったのですが、

その「のみ」の痕や、背面に記された文字の生生しさや、原木の面影を見せる木の断面なんかを見ていたら、

「木を彫る」ことの息使いが伝わってきて、「私も彫ってみたい」と思ったのでした。

で、

木喰さんを真似て、

夜な夜な「のみ」ならず「彫刻刀」を振るって彫った「薬師如来?」ですが、どうでしょう。

 

  

どう見ても神々しい如来には見えません。まだあどけない無垢な少女でしょうか?

いえ、

クリスマスにちなんで「聖母マリア」ということにしておきましょうか。

12月24日はキリストの誕生日ですから・・。

 

 

*

木喰さんの作品は、仏像の形をとっていて、その名称も菩薩や如来や観音と名付けられていますが、

その風貌や佇まいは独自で、私には、彼自身の自画像のようにおもえます。

仏門に帰依し、その一生を修行に生きた人の、苦しみと安らぎと祈りから生まれた自画像、そんな気がしています。

 

つれづれの秋の長夜を仏彫る 


赤い実は小鳥の贈り物

2018年12月16日 | 野草

山法師が葉を落とし、姫沙羅も葉を落とし、こぶしの木も、すっかり裸になったと思ったら、

脇役だった下草の万両が、急に華やぎ始めました。

 

           

    これは水鉢のわきで。

 

 

これは山法師の木の下で。

 

これは、庭の片隅の壺の横で。

 

これは、普段気にも留めない垣根の脇で。

 

 

赤い実は、どれもみんな小鳥が運んできたものです。

正確に言えば、小鳥の食べた 実が小鳥のふんの中に入っていて、

それが自然に発芽して、いつの間にかわが家の住人になっていたということ。

お正月が過ぎる頃には、赤い実はふたたび小鳥たちのお腹に入って、どこか遠くに旅をする,

 

まったく、自然の摂理の見事さには舌を巻きます。

  赤い実のひたすらあかし冬至かな

 


師走・柚子が実りました。

2018年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム

                

展覧会疲れの身に、気が付けばアトリエの外はもう冬景色・・・。

赤や黄や茶に色づいた木々が谷津山を彩っていました。

師走・今年ももう終わりですね。

 

  

しばらくご無沙汰していた庭に、柚子が黄色くいろづいて「ここにいるよ」と呼んでいました。

今年は豊作のようで、ピンポン玉くらいの実がたくさんついています。

うちのは「花ゆず」で、木の高さも私の背くらい。一年おきに採れたり取れないを繰り返し、今年は当たり年!

何もしてやらないのに、黙って素直に実を提供してくれるのは、ほんとにありがたい友人です。

早速 、色着きの良いのを20個ほど採ってきて、ポン酢作り!!

 

写真は、柚子の実20個をレモン絞りでしぼった残り、これららジャムにします。ワインの瓶の中がポン酢です。

 

柚子は、皮を洗っただけでいい香りがします。その香りを生かした採りたての柚子のポン酢です。

友達から回ってきたレシピを紹介します、おいしいことうけあいです。

柚子を絞った酢  100cc

市販の米酢 100cc

醤油200cc (醤油を半量にすると柚子味が引き立ちます)

みりん   (柚子酢・米酢・醤油)  の  10~15% (みりんは火を通して煮きる)

酒  (全体の量)  の15%

これらを混ぜた物に昆布少々を入れて保存する。

 

追記・いろいろ試してみましたが、醤油を減らして柚子味を生かす方が上品に仕上がります。

 

今年は、2018年6月のギャラリー悠での個展をかわぎりに、

ギャラリーえざきでの陶芸工房 朝展・静岡県教育会館ギャラリーでの朝作品展・

東京新国立美術館での日展・静岡県立美術館での静岡県工芸美術展と

5回の展覧会をこなして、先週やっと全ての展覧会をおえました。

成果も多くありましたがしんどい一年でした。

 

さまざまな思い   柚子湯で癒す  冬の夜