東海地方に豪雨注意報が出て、豊橋では大洪水が起こった。ここのところおかしな天候が続いている。夏休みの最後だというのに、何だか晩秋のようだ。
雨上がりの庭に出てみたら、キンカンの木が、衣で覆われているみたいに白い。
よく見ると、 それは、木のてっぺんまで這い上がった蔦の先に咲いている、白い小さな花の塊だった。
誰かが植えたわけでもないのに、自然に降ってきたみたいだ。
一見して「天の羽衣」みたいだナ、と思った。ひょっとすると「ハゴロモソウ」って言うかもしれない。調べてみたがそんな花はなかった。じゃあ、もしかして天から降りてきた「天使・テンシ草」、そんなのもない。
仙人の、白い髭や白い衣を思っての命名だろうか。
白い小さ花をブーケのように結んで、蔦を掛け花に活けた。
夏休みの子供たちの作品の窯焚きもおわった。二学期が始まる。
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