久しぶりの展覧会でした。
会場は上野の森公園、赤レンガの東京都美術館
展覧会は日工会展
今回の出品作品、The Vanishing (滅びゆくもの)・ 奨励賞受賞
場所 東京都美術館・ロビー階第4展示室
会期 2022年6月 15 日~6月20日
久しぶりの展覧会でした。
会場は上野の森公園、赤レンガの東京都美術館
展覧会は日工会展
今回の出品作品、The Vanishing (滅びゆくもの)・ 奨励賞受賞
場所 東京都美術館・ロビー階第4展示室
会期 2022年6月 15 日~6月20日
空晴れて何やらうれし姫女苑(ヒメジョオン)
今日は朝から轆轤挽き・・・。何となく久しぶりに轆轤を挽きたい気分・・・・。
轆轤を挽きながら窓の外を見ると、雨上がりの緑がキラキラと輝いてひときわ美しい。緑と言っても、ここの緑は自然に生えてきた名もない雑草たちの集まりだからいわば雑草園だ。その雑草園の草たちが、互いに程よいバランスを保ちながら主張しあって作りだしている風景も、どうしてなかなかのもの・・・。そんな中でも今日の主役は姫女苑だ。雨の後に急に伸びた背の先に白い野菊のような花をつけている、それがひときわ目をひき美しい。
ヒメジョオンは、小さいジョオンという意味で「姫女苑」と書く。もともとは北アメリカ出身で、明治時代に園芸用として日本にやってきたもの。それが、何故か後に雑草として生きる道を選んだ。鉄道の路線の開線に伴って全国に広まった。
ヒメジョオンとよく似たものにハルジオンがある。こちらは「春紫苑」と書き、ハルジオンはタネが風で運ばれるため、落ちぶれた家の庭によく生えるので「貧乏草」ともいう。こちらの方が繁殖力が弱い。 (稲垣栄洋・雑草図鑑)
(写真は、アトリエから見える雑草たちの姿です。)
最近焼いた花入れです。
生地は焼き〆ですが鉤のような部分にだけ灰釉を付けました。鉤がモチーフのつもり。
参考にしたのは昭和40年代の日展作家・安原喜明さんの炻器(釉薬をつけないで高温で焼成する・焼き締め)の作品。安原氏の作品は斬新なフォルムに詩的なパターンの象嵌や書き落としを施し素朴に焼しめたものが多いのですが、その雰囲気が出たでしょうか?
花を入れなくても、それなりの存在感のあるものが好き。
おかしな取っ手がテーマの花入れ。
上記と同じく焼き締めの素地にひと筆掻き落としを入れたもの。
庭に咲いていた白いアジサイを1本入れてみました。
下↓
過装飾なぐらいに粘土を張り付けたり削ったりして凹凸をつけてみました。
青い紫陽花を生けてみたら、少し柔らかい雰囲気になりました。
山には、今、色とりどりの紫陽花がきれいです。