ひと雨降ったと思ったら、まるで一番のりを競い合っているみたいに、花々が一斉に咲き始めました。
コブシシ(拳)、 一晩で満開です。
蕾が「こぶし」に似ているのでこの名前がついたのだそうですが、拳というより開いた子どもの手のひらみたいです。
イカリソウ(錨草)。 前から見ると錨というより十字架みたいですが、横からだと舟の錨のような形をしています。
毎年おなじみのわが家のヒトリシズカ(一人静)です。去年までの株が消滅してしまい、今年はとんでもないところから株がでてきました。
ショウジョウバカマ(猩々袴)です。 猩々とは猿の一種ですが、花が猿の顔に似ているところからこの名前がついたとか。
セントウソウ(先頭草)。小さな白い花をつける雑草ですが春が来るとけなげにも先を競うように咲きます。だから「先頭草」というのでしょう。
おなじみのバイモユリ(貝母百合) です。
これも今が満開です。
これは、おまけ。何の花か判りますか?
去年失敗したキヌサヤが、今年は 立派に成長しました。収穫が期待できそう・・・・。
寒い冬が終わって春が来ると、このあたりの自然が急に華やぎ始めます。ここに暮らすことの幸せを感じる時です。(写真はクリックすると拡大します)
三月・花の季節です。
「春」をモチーフに 茶碗を焼いてみました。
「花の宴」というところでしょうか。
k.sさんの絵付けです。
大胆に桜の花一輪を器におきました。。
M.Sさんの絵付けです。
二本の土筆の坊やを建水につけてみました。
何だか「早春賦」という感じです。A.T絵付け。
庭に咲いていたにおいスミレです。
M,Tさんのデザインです。
春がくると、最初に芽を噴出すユキヤナギ。
その白くて小さい花です。
K.Sさんの作品。
目に触れるこんな小さな「春」を器にして
お茶をいただくのも素敵だと思いませんか。