とん沢から岡部に抜ける山越えの山道は
気持ちのよい新緑で快適。
三昼夜続いた窯焚きが、終わった。
今回は、窯前1300度で窯止め。
真っ赤な窯の中に、作品の影がぼんやり
見える。
(窯出しは5月3日とのこと。)
自然は奇妙な造形物を生み出すものですね。
アブミという名は、「馬の鐙」から取ったものだ
そうです。
よく見れば、色も形も美しいのですが・・・・・。
空木の花が咲くと、初夏(五月)なんだなー
と思います。
♪ 卯の花の匂う垣根に ほととぎす
早も来なきて♪ (夏は来ぬ)
ここではまだホトトギスでなく鶯がないていますが
山空木、姫空木、花空木 と これから続いて白
いウツギの花の季節です。
何種類かのスミレの花が咲いていますが、
どれも種がこぼれ落ちて自然に出てきたもの
ばかりです。写真のスミレ、ヒゴスミレだと思
っていたのが、葉っぱが違います。で、マル
バスミレの仲間にしてみましたが、よく判りま
せん。
刈りすぎたせいでしょうか、久しく咲かなかった
わが家の山吹が、二輪だけ咲きました。
野山に自然に咲いているのは一重ですが、これ
は八重。
七重八重 花は咲けども 山吹の
実の一つだに なきぞかなしき
( 八重の山吹には実がならないのだそうです。)
「ここにいるよ」って、小さな花たちが庭の
隅っこで頑張っている姿が,いいです。
Sさんの穴窯の窯づめが始まった。
藁科川の上流、山間の窯場まで作品
を届けに出かけた。
山は春たけなわ、たらの芽もこんなに・・・・。
薪の準備もできて・・・。
窯づめが済むといよいよ火入れが行われる。
穴窯の焼成は5昼夜続く。
焼成が終って窯を冷ますのに1週間あまり、
作品の完成を見るのは、連休の頃でしょうか。
た の し み です!
山路きて なにやらゆかし すみれそう
華やかだったさくらが散って、次なるステー
ジはみどりです。ナルコユリが咲き始めまし
た。白い花が二つ並んで鳴子のように着い
ているのでこの名がつきました。同じような
白い小さな花をつけるのが「ホウチャクソウ」
ですが、こちらは「宝鐸」から名付けられたも
のだそうです。谷津山にもたくさん咲いてい
ます。
ニリンソウが一面に咲いています。
その花びらばかりを食べる、贅沢なのは、
だ~あれ!
どこにでもある花ですが、家で咲いた順です。
猛烈な風と雨を伴う春台風が通り過ぎました。
一転して、今日は青い空に白い雲。山の櫻たち
も咲き始めたばかりのわが家の山櫻も、無事で
した。
写真の山櫻の木、小鳥の糞から出てきて
我が家の庭に定着したもの。
10年余でこんな大木に育ちました。
夕日に映える さくらと木蓮。
(4月1日午後5時15分。昨日と同じ場所)
さくらは、遠くからもよく見えるので、珍しく
人々が山に登りにきます。