カサブランカ・ あまりにも整い過ぎるよ白い百合
ご存じの真っ白で大きな美しい百合の花です。そのカサブランカが、今、我が家の庭で真っ盛り。4本も揃って重たそうな大きな花を懸命に支えて咲かせています。花も見事ですが香りも強烈で、真夏の太陽に負けない存在感です。
花言葉を調べてみたら、 純粋・無垢・祝福・壮大な美しさ・高貴・威厳 まさに最高の誉め言葉です。
確かに真っ白で優美な花姿と強く甘い香りは、純粋で無垢で壮大で高貴で威厳に満ちています。(・・・・でもこれってちょっと誉めすぎ?)と思うのは私が日本人だから?・・・。聖書には「ソロモンの栄華も百合に如かず」という言葉があるそうで、その聖なる花を、さらに大きくさらに美しく改良したのは花の国・オランダで、オリエンタル・ハイブリッドとしてのカサブランカを誕生させました。
あまりにも花が立派で重たくて、自分では支えきれないのでしょう、首をたれてしまう庭のカサブランカです。
今は切り花にして大壺の中に。部屋いっぱいに大きな白い花を広げて、線香代わりの甘い香を振りまいています。
(ちなみに「カサブランカ」と聞くと、アメリカ映画「カサブランカ」を思い出す人もあるのでは?(北アフリカ・モロッコにある都市カサブランカを舞台にした1940年代の映画、イングリッド・バーグマンとハンフリー・ボガード主演) カサブランカはスペイン語で「白い家」の意味。花の名はそのあたりとも関係していそうな気もしますが・・。)