ミャンマーでは、今まで見たこともないたくさんのフルーツと出会った。
ドリアン パパイヤ マンゴー マンゴスチン ランブータン バナナ。食卓には、珍しい果物がこともなげに並んでいた。ちょっと前に市場で買ってきたような新鮮で野趣にあふれたものだ。そんな果物の中で、珍しかったのがジャックフルー かなり大きな木の幹から茎のようなものが出て、そこにラクビーボールのような実がいくつもなっている。
最初は気が付かなかったが、よく見ると実のなっている木があちこちにある。高価なものではなくありふれた果実らしい。皮をむくとブドウの房状に下記の写真のような果肉があらわれる。黄色い果肉は、もちもちとしてクリーミーだが、外観に似て大味。この中にまた種が入っている。車の通る道沿いには、日本の田舎でスイカを 売っているように山積みのジャックフルーツが売られている。
写真は中身の果肉 。 あまりの大きさとその実のなり方の面白さに「ジャックフルーツ・ジャックフルーツ」と騒いだので、シスターたちが、面白がってお土産に、黄色い果肉の中にあるクルミくらいの種をくださった。ちょっと芽の出かかったものもある。
「今度ミャンマーに来る時には、日本産のジャックフルーツをもってきてね」と。
今、その種は家の植木鉢の中だが一向に芽のでる気配がない。
(以下ウィキペディアから引用)
常緑の高木。幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は長さ70cm、幅40cm、重さ40-50kgに達することもあり、世界最大の果実といわれる。果実の表面には数mmのいぼ状の突起があり、熟すと全体に黄色になり、強烈な甘い匂いを放つ。果実はクワ科の特徴である集合果で、花序を形成する組織の多くが合着して果実となる。繊維状にほぐれる淡黄色から黄色の果肉や仮種皮を食用にする。種子は2cmほどのやや長円形で、これも食用になる。実生から3年で果実をつけることもあるほど生長が早い。