陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

暑い夏には涼しい演出・おいしい料理!

2017年07月28日 | 陶芸教室

 毎日、ほんとうに暑い  !   酷暑が続きますねー。

こんな時には、庭に打ち水などして、涼しげな器で 涼しげな食卓を!

ということで、最近の陶芸工房の作品から「涼しげな」器をご紹介しましょう。

 

 

 

 

濃紺の古代呉須でさっとひと筆した中鉢  (Y・T  作)

冬瓜のあんかけ? それとも  茄子の煮びたし?

 

 

ブルーの色化粧を掻き落としにした小皿   (S・K 作)

よく冷えた冷た~い 水ようかんが似合いそう!

 

  

 

 

丸い豆がコロコロ転がって集まったような模様の中皿 ・(k・S  作 )

ピーマン、トマト、パブリカ、キュウリ、トウモロコシ・・、なんでもOK。

 

 

こちらは、お孫さんのイニシャル入りの誕生祝い平皿・(k・S 作)

愛情いっぱい!!   皿立てに立てて、記念に飾っておきたい爽やかな逸品です。

*


今年も咲いたよ、イワタバコの花が!

2017年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 思い切って草取りを始めたら・・、

庭の隅っこの苔むした蹲ふうの水場の端に、へばりつくようにして、

今年も、イワタバコの花が咲いているではありませんか!

 

                                    

                                            谷深き  ふるさと恋うか  いわたばこ

 


ああ、草取りをしなくちゃ!

2017年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 一斉に蝉が鳴き始めました。今までもポツポツとは鳴いていたのですが、一斉に鳴き始めるのは「ある日突然に」という感じです。大気の具合や気温が眠っていた蝉たちを一斉に目覚めさせるのでしょう。これからが、命を懸けた生存の戦いの始まり、朝から賑やかになることでしょう。 

 

   春には桜が咲いて鶯が鳴き、夏には蝉時雨が賑やか・・・、我が家の庭です。

 大部緑が強いでしょう? 何やかやと外出が続いて家を空けている間に、木々はのびのびと生長し、草花はあちこちに勝手に広がって、よく言えば自由奔放、手のつけられないやんちゃ娘のような状態です。まさに自然の摂理に覆われて木も草も生き生き、なのですが、言い方を変えれば、自然の力に人の力が負けてしまった状態ともいえるのです。ワイルドな自然を管理することの難しさをつくづく感じる今日この頃です。(それでも、冬になれば落葉するから、等と楽天的に考えていますが・・・) 。

                       そんな草むらの中に咲いていた黄色い小さな花、オトギリソウ(弟切草) です。

  その昔、植物が秘薬として尊っとばれていた時代に、その秘薬の秘密を漏らしたと、兄が弟を切り殺したという伝説から「弟切草」の名がつけられたとか、花言葉も、「敵意」 「秘密」「恨み」 です。

明日こそ、早起きをして草とりをしよなくちゃと、と思うのですが・・。

*

緑の森の恩恵は、夜、ひんやりとした冷たい空気をふんわりと送ってくれることです。

夏の夜に  流れる冷気  闇の森


悪いけど好きになれないよ、アンドロイド君

2017年07月12日 | 日記・エッセイ・コラム

  ある会の記録係なるものを拝命して、講演会の記録をとることになりました。

  昔はテープに録音しておいて、一字一句を丁寧に文字に起こしたものですが、そんな元気はもうありません。それなら、一層のこと動画で撮ってそのままDVDに落とせば簡単じゃないか、と考えたのです。それが甘かったのです。

 

        今、庭に咲いている白い桔梗。自然の節理のまま、自由奔放・ 咲き乱れるままに。

 

   動画記録にはアンドロイド君を使うことにしました。アンドロイド君はデジタルなタブレットです。動画も静止画も自由自在です。人の動きにも敏感に反応します。だから、持っている手が揺れれば、絵も揺れます。できるだけ固定していても、画面を動かすたびに手ぶれが生じます。撮影する側からすれば、左右にパンもしたくなるし、ズームもしたくなるわけです。時には「顔をアップしようかな・・」等とも思うのですが、動かす度に画面がゆらゆら揺れてしまうのですねー。(なんたって初心者ですから)。  しかも、それらの動作の指示は、画面をチョンと指で触ったり、スライドしたりするだけなのです。昔のビデオカメラのようにスイッチを入れたり、被写体の向けてカメラをズームしたり・・という確かな身体の動きがないのです。「指一本をそっと触れるだけ」、その指示に敏感に反応します。ところが、その敏感さは、ちょっと他の場所に触っただけの誤作動でも反応し、画面が反転してしまうハプニングが起こります。そこであわてて「一時停止」、これってどう見ても神経質すぎます。これで長時間の撮影をするには、かなりの忍耐力が必要です。

 

 

 それでも何とか撮影は終えました。で、次は、アンドロイド君からPCに画像を送らなくてはなりません。ところがその段になって、サア大変!   PCから「この画像は再生できません」という指示が帰ってきたコマがあります。あわてて ショップに駆け込んだり、助っ人を頼んだり・・・、あちこれ調べても、その部分だけは、どうしても開きません。どうやら何かの間違いで、誤作動を誘導したのでしょう「  何処かでおかしなところを触ったのかもしれない・・」と  真っ青  になる私に、「開かないものは開かないのです」とアンドロイド君。

   思うに、アナログ世界で生きてきた人間の思考形態は、デジタルな思考形態とその回路が違うのではないかと思うのです。粘土をいじり、四季の移り変わりや自然の草花を愛で、答えのないアート等という曖昧な世界に生きている私は、どう考えてもアナログ人間です。

  ウイキペキア を開いてみたら、「アナログ人間 ・  比喩的に、物事を割り切らずに、曖昧さを残しつつ理解する人のこと」。アンドロイド君とは、相性が良くないのはずです。

  で、「問題は解決したのか?」ですって、「いえ、今まだ悪戦苦闘中なんです」。


夏祭りの始まりの花火です

2017年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は、家のすぐ近くにある「きよみず(清水)さん」の花火でした。

 

家の2階の屋根の上から見た「花火」

 

  清水寺は、谷津山の麓にある今川時代から続く由緒あるお寺です。

その昔、京から駿府にやってきたお姫さまが、「田舎は(駿府)はさみしいから、京の清水寺のような風情のある場所が欲しい」と言って建てさせたお寺だとか。近くの地名にも「音羽町」なんて地名がついていたりして、谷津山を背にしたお寺は、京都の清水寺の風情を思わせなくもありません。

 

 

 7月9日、この日がこの地の夏祭りの始まりです。 

  この日をかわぎりに、各地で夏祭りの花火が始まります。この日、各地から新しい浴衣を新調した若者たちが、祭りに集まってくることから、昔はこの日を「浴衣おろしの日」と言ったそうです。

新しい浴衣を着た若い男女の間に、淡い恋が芽生えたりする出会いの日でもあったのでしょうね。

 


静岡は猛暑・実りの夏だよ!

2017年07月03日 | 日記・エッセイ・コラム

現在室温は32度・外の温度は35度。蒸し暑さと熱気で、文字通りの酷暑です。

そんな中、木苺とミニトマトが、思わぬ収穫です。

 

 

あれ木苺と   道行く人あり    朝のコーヒー

 

 木苺が    黒く熟れたよ  人を待つ

 

 

アトリエを  出るたび一つ    ミニトマト

 

雨の味   光の味か   ミニトマト

 

(俳句など心得はなけれども、木苺とトマトのあまりにおいしかりけるに・・・)


アンドロイド君の登場

2017年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

どちらかといえばパソコン音痴で、携帯もスマホよりガラ系の方がいい、

と言うタイプの人間なのですが、訳あってアンドロイドを使うことになりました。

新参者ですが、どうぞよろしく。

 

上は愛用しているPC・VALUESTAR 下は 新登場のANDROID

 

 毛細血管のような細い道を、これまた虫のような細かい文字で流れてくる情報に、四苦八苦しながらの挑戦です。「 PCを操っているのか操られているのか・・・」などと、若者文化を冷たく眺めていたはずが、いざとなると時代に乗り遅れまいとする自分を発見して、苦笑いです。

アンドロイド君を手なずけていい記事書けるように頑張りますね!