どうして、みんなこんなに「のっぽ」になるのだろうか?
オミナエシ、サワギキョウ、に続いて「フジバカマ」も、こんなにノッポです。
私の背丈をずーと超えて2・5メートルはあります。秋になると、アサギマダラがやてくるので、大切に育ててはいますが、背が高すぎます。最近の我が家ときたら、さながら「雑草屋敷」の体です。
どうして、みんなこんなに「のっぽ」になるのだろうか?
オミナエシ、サワギキョウ、に続いて「フジバカマ」も、こんなにノッポです。
私の背丈をずーと超えて2・5メートルはあります。秋になると、アサギマダラがやてくるので、大切に育ててはいますが、背が高すぎます。最近の我が家ときたら、さながら「雑草屋敷」の体です。
ツクツクボウシが鳴きはじめました。残暑というには暑すぎる夏の終わりです。
遊びすぎた夏休みの終りのように、こちら、猛暑の中、宿題の追い込みに悪戦苦闘の毎日です。
先日、オミナエシが「やたらと背が高い」と書きましたが、それに負けない「セイタカノッポのサワギキョウ」が、花を咲かせています。サワギキョウは、普通、1メートルくらいなのですが、どういう訳か我が家のは、2.5メートルくらい伸びて、木々の中から首を突き出すようにして咲いています。
「 山野草のお庭」などと言って、珍しい山野草をたくさん集めていた庭の主がなくなって十年余り、我が家の庭は、もはやワイルドな野草ばかりが幅を利かせる「ワイルド庭園」になりつつあります。
オミナエシ・キキョウ・ワレモコウ・フジバカマ・ノカンゾウ・ノコンギク ・ いずれも揃って上に上にと伸び上がって、秋の兆しを告げる「秋の七草」たちです。
ご存知のように、ニースは、フランス南東部にある世界的に有名な観光都市です。
城跡から見渡す地中海の色は美しく、どこを撮っても絵葉書のような美しさです。
今日は、マティス美術館に行ってきました。
マティス美術館は、ニース北部にある オリーブ畑に囲まれた情緒あふれる美術館です。
マティスの鮮やかな色は、ニースの色だということが分かりました。
(写真があまりに美しいので、娘からの便りの転載です。)
電車で片道3時間ほど移動して、10年に一度開催される「ミュンスター彫刻プロジェクト」を見に行ってきました。作品が、街のあちこちに点在しているので、レンタサイクルを利用して回ってきました。アイスリンクの作品が素晴らしくて、これ1点を見に行けただけでも、価値があったと思えるほどです。
夏休みを利用して、家族でヨーロッパ 旅行 中の娘から、 スマホで、リアルタイムの情報が送られてきます。 二人の小学生の息子と一緒に、家族で ドイツ・フランス・イタリア と、 美術展を回るという贅沢な夏休みの便りです。
なんだか、おもしろそ・・・!
孫たちの写真を見ながら、私もヨーロッパ旅行気分を、少々、味わわせてもらっています。
8月7日は、24節気の第13番目にあたる「立秋」でした。暦の上ではもう「秋」なんですね。
我が家の庭でも、秋の七草の一つ「オミナエシ」が咲きはじめました。
それにしても、ずいぶんせい高のっぽのオミナエシだと思いませんか?
ゆうに2メートルはあります。去年、庭のオミナエシが花を咲かせなかったので、今年こそはと、春に大きい植木鉢に植え替えて、肥料をやって、日当たりのいい場所に置いたのです。そうしたら、まわりの木々に負けないくらい 、どんどん背が高くなっていきました。実は、背が伸びたのは、オミナエシばかりではないのです。近くのワレモコウも、サワギキョウも、背丈ばかり伸びるのですが、花の気配がありません。
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そう言えば オミナエシも高さのわりに花が少ない! もしかして、肥料を間違えたのかも・・!?
茎や葉の伸びる野菜の肥料を撒いた気もするけど、肥料ってそんなに顕著に効くのかしら?
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秋来ぬと目にはさやかにみえねども 風の音にぞおどろかれぬる(古今和歌集)
今日もバカ暑い一日でした。定点観測の報告です。
暑い中を、今日も 一羽の雀が やって来ました。
早速、ヒメシバの穂のほうに向かって、ジャンプ!! ジャンプ!! 穂先の種のようなものを食べています。ジャンプは、メヒシバにだけではありません。近くのエノコロクサ(ネコジャラシ)に向かっても、同じように ジャンプ !! ジャンプ !! 穂先に向かって、身長の10倍以上の高さまで飛びあがります。それも、何回も何回も・・・。そのたびに草の穂が大きく揺れて、小鳥と草がじゃれあっているみたいです。
あわててカメラを取ろうとしたら、生憎、仕事中で手がどろんこ。
ようやくとらえた瞬間は、すでに着地したところでした。
結局、バンくずにも水にも、近寄ってはきませんでした。
秋の展覧会に向けての作品づくりをしているのですが、なかなか思うに任せません。
悪戦苦闘の毎日が続いています。
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開け放したアトリエのガラス窓の前は、空き地になっています。以前は家が建っていたのですが、数年前に家を壊し、その後に砂利を入れてあったのであまり草も生えてきませんでした。ところがこの猛暑の中、どこから飛んできたのか、メヒシバとエノコログサとススキのような植物がはえ始めました。と思っていると、あっという間に、ご覧のような緑の雑草空間ができあがってしまいました。特にしなやかな穂を指のように広げたメヒシバ(女日芝)が勢力的に広がっています。
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「作品づくり」といっても、オブジェの制作はとても時間のかかる作業です。粘土を乾かし、乾かししながら、だんだんに粘土を積み上げて、目標のデッサンに近い形にまで持っていくのには、1週間以上の時間がかかります。いきおい仕事場にいる時間が多くなります。そんな仕事のあい間に、ぼんやりと空き地を見ていると、雑草の中を蜂が頻繁に飛び回っているのが目につきます。小さい虫もたくさん飛んでいますが、時々、黒いアゲハ蝶やアオスジアゲハ蝶もやってきます。最近気が付いたのは、雀がよく舞い降りてくることです。よく観察してみると、夕方の4時半頃、決まって数羽の雀が降りてきて、メヒシバの穂と戯れています。何をしているのか分からないのですが、そのしぐさが可愛くて、つい見とれます。開け放したアトリエは、格好の定点観測地なのです。
で、思いつたのです。「雀たちにパン屑をやったら、寄ってくるんじゃないかな」。きれいな水とパン屑を入れたお皿をならべて置いてみました。小半日、観察してみたのですが、生憎本日は来客なし。
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それにしても、こんな砂利の中にたくましく勢力を伸ばすイネ科の雑草「メヒシバ」とはどんな植物なのでしょう。メヒシバは「雑草の女王」といわれ、世界の十大害草の仲間なんだそうです。メヒシバ「女日芝」書きます。それに対してオヒシバ「男日芝」というのもあるのだそうですが、オヒシバが根元を刈り取られるとお終いなのに対して、メヒシバは、トラクターでズタズタにちぎれても、それぞれの節から根や芽を出してどんどん増える、それどころか広いスペースの中では、茎を横に這わせてテリトリーを広げ、ライバルが現れると今度は茎を縦に伸ばして立ち上がり、相手を抑えこみにかかる、巧みな状況判断ができるしなやかな知能犯なのだそうです。(稲垣栄洋・雑草図鑑)
なるほど、だから雑草の女王なんですね。「草取りをすればするほど増える」となると、何もしないのが、いいってことなんでしょうか・・・ね。
われと来て あそべや親のない雀(一茶)